こんにちは!個別指導WAMです(^^)/
本日は【英語の命令文の作り方や使い方】について、お話したいと思います!
国語の文法を勉強しようと思うと覚える量が多くて混乱しますよね。
その中でも、「動詞の活用」は種類が多くややこしい内容になっています。
この記事では動詞の活用についてご紹介しますので、ぜひ国語の学習の参考にしてください。
Contents
動詞の活用とは
まずは動詞について説明します。
動詞とは、動作や状態を表す語で、言い切りの形がウ段の音で終わります。
例として「動く、食べる、咲く」などの単語が動詞です。
動詞には、「活用がある」という特徴があります。
活用とは、簡単に説明すると「動く」「動かない」「動こう」のように動詞の形が変化することです。
動詞の活用形の種類
次に、動詞の活用形の種類についてご紹介します!
動詞の活用形とは、動詞が活用してできた形のことです。
また、動詞を活用させたとき、変化しない部分を語幹、変化する部分を活用語尾といいます。
動詞の活用形には「未然形」「連用形」「終止形」「連体形」「仮定形」「命令形」の6種類があります。
未然形
未然とは「まだそうではない」という意味を表す言葉です。
そのため、未然形は動詞の後ろに続く言葉が「ない」「う」「よう」になります。
例:走らない、走ろう
連用形
連用形は動詞の後ろに続く言葉が「ます」「た(だ)」「て(で)」になります。
例:走ります、走った
終止形
終止形は文を言い切る形で、活用形の中の基本となります。
例:走る
連体形
連体形は動詞の後ろに続く言葉が「とき」「こと」などの体言になります。
例:走るとき
仮定形
仮定形は動詞の後ろに続く言葉が「ば」になります。
例:走れば
命令形
命令形は命令して文を言い切る形になります。
例:走れ
動詞の活用の種類
次に動詞の活用についてご紹介しましょう。
動詞の活用は「五段活用」「 上一段活用」「 下一段活用」「 カ行変格活用」「サ行変格活用」の5つに分類することができます。
五段活用
上記の「聞く」の五段活用の赤文字を見てください。
未然形では「か」のア段の音、「こ」のオ段の音
連用形では「き」のイ段の音
終止形では「く」のウ段の音
連体形では「く」のウ段の音
仮定形では「け」のエ段の音
命令形では「け」のエ段の音
五段活用は、このように「ア・イ・ウ・エ・オ」の五十音図を5つの段で活用します。
また、五段活用の連用形は次の発音の変化をします。これを音便と言います。
・イ音便
「イ」に変化する。
例:聞いた
・促音便
「ッ」に変化する。
例:行った
・撥音便
「ン」に変化する。
例:学んだ
上一段活用
上記の「起きる」の上一段活用の赤文字を見てください。
未然形では「き」のイ段の音
連用形では「き」のイ段の音
終止形では「き」のイ段の音
連体形では「き」のイ段の音
仮定形では「き」のイ段の音
命令形では「き」のイ段の音
上一段活用はこのように、活用の最初の音が、すべて「イ」の段で始まります。
下一段活用
上記の「捨てる」の下一段活用の赤文字を見てください。
未然形では「て」のエ段の音
連用形では「て」のエ段の音
終止形では「て」のエ段の音
連体形では「て」のエ段の音
仮定形では「て」のエ段の音
命令形では「て」のエ段の音
下一段活用はこのように、活用の最初の音が、すべて「エ」の段で始まります。
カ行変格活用
「来る」の特殊な変化のことをカ行変格活用といいます。
上記のように「こ・き・くる・くる・くれ・こい」とカ行で変則的な活用をします。
サ行変格活用
「する」「~する」の特殊な変化のことをサ行変格活用といいます。
上記のように「さ/せ/し・し・する・する・すれ・しろ/せよ」とサ行で変則的な活用をします。
動詞の活用の種類の見分け方
動詞の活用の見分け方は語尾に「~ない」をつけることです!
例として「話す」「落ちる」「受ける」に「ない」をつけていきます。
「話す」→「話さない」→語尾がア段の音になる動詞は五段活用のみ。
「落ちる」→「落ちない」→未然形で語尾がイ段の音になる動詞は上一段活用のみ。
「受ける」→「受けない」→未然形で語尾がエ段の音になる動詞は下一段活用のみ。
カ行変格活用は「来る」一語のみ、サ行変格活用は「する」「〜する」だけなので、暗記しておいてください。
「活用形」と「活用の種類」の注意点
「活用形」と「活用の種類」は言葉はとても似ています。
しかし、「活用形」は単語が活用するときの形、「活用の種類」は単語の活用の仕方、と意味が全く異なります。
そのため、活用形を答えなさいという問題の問いに「下一段活用」や「上一段活用」と活用の種類を答えないように注意しましょう。
まとめ
動詞の活用についての解説はいかがでしたか?
少しでもご理解頂けたなら幸いです。
この記事では簡単に解説しているため、「記事を読んだけどイマイチ分からない」「もっと動詞の活用について深く学びたい」と思った方は、ぜひ一度個別指導WAMへご相談下さい!