こんにちは!個別指導WAMです(^^)/
英文法の中でも、とても重要な品詞である『動詞』について、皆さんはしっかり理解できていますか?
英語の文章では、1文に1つ以上の動詞を入れる必要があります。
今回のコラムで、その動詞の種類や使い方などの基本的な内容をおさらいしましょう!
Contents
動詞とは?
動詞とは「動き」を表す単語のことで、大きく分けて『be動詞』と『一般動詞』の2種類あります。
be動詞
be動詞とは、『be、am、are、is』のことで、「~である、~にいる」という意味の動作を表します。
be動詞についてはコチラで詳しく説明しています!
一般動詞
一般動詞とは、『be動詞以外の動詞』のことで「talk」「play」「sing」などの動作を表します。
一般動詞についてはコチラで詳しく説明しています!
動詞の基本の使い方
動詞の置く位置は、基本的に日本語の語順とは異なり、『主語の次』に置きます。
また、ひとつの主語に対してひとつの動詞しか使えません。
さらに、〈主語〉と〈時制〉によって動詞の形が変わることにも注意が必要です。
現在形・過去形・未来形の基本的な形を見てみましょう。
現在形
現在形の場合、動詞は『原形』となります。
主語により動詞の形が異なるため、それぞれ例文で確認していきましょう。
《be動詞》
①I am a Christian.(私はクリスチャンです。)
②You are cute.(あなたはかわいいです。)
③Tom is in the library.(トムは図書館にいます。)
《一般動詞》
④I love music.(私は音楽が大好きです。)
⑤You watch TV every day.(あなたは毎日テレビを見ます。)
⑥Sara runs fast.(サラは速く走ります。)
過去形
過去形の場合、動詞も『過去形』となります。
主語や動詞の種類により動詞の形が異なるため、それぞれ例文で確認していきましょう。
《be動詞》
①I was a Christian.(私はクリスチャンでした。)
②You were cute.(あなたはかわいかった。)
③Tom was in the library.(トムは図書館にいました。)
《一般動詞》
④I loved music.(私は音楽が大好きでした。)
⑤You watched TV every day.(あなたは毎日テレビを見ました。)
⑥Sara ran fast.(サラは速く走りました。)
未来形
未来形の場合、動詞の原形の前に『will』をつけます。
主語に関係なくwillの後ろは「動詞の原形」で、be動詞の場合、willの後ろは「be」となります。
それぞれ例文で確認していきましょう。
《be動詞》
①I will be there tomorrow.(私は明日そこにいます。)
②You will be fine.(あなたはきっと大丈夫です。)
③Ken will be in the museum next weekend.(ケンは来週末に博物館にいます。)
《一般動詞》
④I will go to the city hall tomorrow.(私は明日市役所に行きます。)
⑤You will win the award next year.(あなたは来年賞を受賞するでしょう。)
⑥Julie will buy a new PC next month.(ジュリーは来月新しいPCを購入する予定です。)
主語や時制によって動詞の形が変化する『活用法』については、コチラで詳しく説明知っています!
さらに細かく動詞の種類を見てみよう
動作動詞と状態動詞
動詞は、「動作動詞」と「状態動詞」の2つに分類されます。
それぞれはその名のとおり、「speak(話す)」や「carry(運ぶ)」などの行為や動作を表す動詞と、「know(知っている)」「need(必要としている)」などの物事の状態を表す動詞となります。
状態動詞は、その単語だけで「進行している状態」を表しているため、『進行形』にできないという特徴があります。
しかし、動詞の中には動作動詞と状態動詞の2つの性質を持つものがあります。
《think》
「think」は、『考える』という一回の動作を表す動作動詞と、『思っている』という状態を表す状態動詞の2つの性質を持っています。動作動詞として使用する場合は、進行形にすることも可能です。
(例文)
①Michelle is thinking about him.(ミシェルは彼のことを考えています。=動作動詞)
②Michelle thinks I’m from Japan. (ミシェルは私が日本出身だと思っています。=状態動詞)
《live》
「live」は、『住む』という一回の動作を表す動作動詞と、『住んでいる』という状態を表す状態動詞の2つの性質を持っています。動作動詞として使用する場合は、「think」の時と同じく進行形にすることが可能です。
(例文)
①I’m living in London.(私は(一時的に)ロンドンに住んでいます。=動作動詞)
②I live in London.(私は(永続的に)ロンドンに住んでいます。=状態動詞)
自動詞と他動詞
動詞は、「自動詞」と「他動詞」の2つに分類されます。
「自動詞」は、目的語を必要としない動詞(目的語がなくても文章として成り立つ)で「meet(会う)」や「sleep(眠る)」などが当てはまります。
一方、「他動詞」は目的語を必要とする動詞(目的語がないと文章の意味が成り立たない)で「teach(~を教える)」や「show(~を見せる)」などが当てはまります。
また、自動詞と他動詞の2つの性質を持つ動詞もあります。
《stop》
自動詞としては「止まる」という意味を持ち、他動詞としては「~を止める」という意味を持ちます。
(例文)
①I stopped to see the stray cat.(私は野良猫を見るために立ち止まりました。)
②I stopped eating to watch TV.(私はテレビを見るために食べるのをやめました。)
《play》
自動詞としては「遊ぶ」という意味を持ち、他動詞としては「~をする」という意味を持ちます。
(例文)
③She is playing with my child.(彼女は私の子供と遊んでいます。)
④She plays the piano after dinner.(彼女は夕食後にピアノを弾きます。)
使役動詞
動詞には、「let」「make」「have」などの「(目的語)に~させる」という『使役動詞』という分類があります。
《let》
「let + 目的語 + 動詞の原形」と使用した場合、「~をさせてやる」というニュアンスになります。
(例文)
Please let me know if you pass the exam.(試験に合格したら知らせてください。)
《make》
「make + 目的語 + 動詞の原形」と使用した場合、「(強制的に)~させる」というニュアンスになります。
(例文)
My mother made me go the police station.(母は私を警察署に行かせました。)
《have》
「have + 目的語 + 動詞の原形」と使用した場合、「~してもらう」というニュアンスになります。
(例文)
He had an ophthalmologist look into his eyes.(彼は眼科医に彼の目を見てもらいました。)
知覚動詞
動詞には、「see」「taste」「hear」などの感覚(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)を表す『知覚動詞』という分類があります。
(例文《hear》)
・「hear + 目的語 + 動詞の原形」で「〈目的語〉が~するのを聞いた」という意味になります。
①I heard the baby crying somewhere.(赤ちゃんがどこかで泣いているのが聞こえました。)
・「hear + 目的語 + 動詞の現在分詞」で「〈目的語〉が~しているのを聞いた」という意味になります。
②I heard someone playing the piano in front of the station.(駅前で誰かがピアノを弾いているのが聞こえました。)
・「hear + 目的語 + 動詞の過去分詞」で「〈目的語〉が~されたのを聞いた」という意味になります。
③I heard that Sherry had an accident.(シェリーが事故にあったと聞きました。)
句動詞
動詞には、「動詞 + 前置詞(副詞)」で一つの動詞として使える『句動詞』という分類があります。
《動詞 + 前置詞》
①I’m looking for a new dress.(私は新しいドレスを探しています。)
→【looking for】~を探す
②I filled out the required items on this paper.(私はこの紙に必要事項を記入しました。)
→【fill out】~を記入する
《動詞 + 副詞》
③Children grow up quickly.(子供たちはすぐに大人になります。)
→【grow up】成長する、大人になる
④I picked up my sister at the station.(私は駅まで妹を迎えに行きました。)
→【pick up】迎えに行く、~を拾う、受け取る
《動詞 + 副詞 + 前置詞》
⑤Who do you look up to?(あなたは誰を尊敬していますか?)
→【look up to】~を尊敬する
⑥She was very much looking forward to BBQ.(彼女はバーベキューをとても楽しみにしていました。)
→【look forward to】~を楽しみに待つ
基本の動詞を覚えよう
中学校で習う基本的な動詞は覚えるだけでなく、実際に使いこなせるようになっておきましょう。
いくつかの単語を例文と共にご紹介します!
ぜひ、参考にしてみてください。
《arrive》
I arrived in Los Angeles at 7 pm.(午後7時にロサンゼルスに到着しました。)
《know》
Mike knows how to use a PC.(マイクはパソコンの使い方を知っています。)
《make》
She made a big mistake yesterday.(彼女は昨日大きなミスを犯しました。)
《look》
Look beyond the door.(ドアの向こうを見てください。)
《stop》
He stopped reading books.(彼は本を読むのをやめた。)
《get》
Thomas got a new watch.(トーマスは新しい時計を手に入れました。)
《use》
Kathy often uses a typewriter.(キャシーはよくタイプライターを使います。)
《have》
They have a party every month.(彼らは毎月パーティーを開きます。)
《say》
Someone is saying something.(誰かが何かを言っています。)
《feel》
Jesse feels very good now.(ジェシーは今とても気分がいいです。)
まとめ
いかがでしたか?
今回は動詞の基本的な内容を解説しましたが、英語には他にも細かいルールなどがたくさんあります。
ひとつずつルールを覚えて、たくさん演習をこなし、しっかりと知識を身につけていきましょう!
「参考書などを読んでも内容が理解できない」「もっと詳しく動詞について学習したい」という方は、是非お気軽に個別指導WAMへご相談ください!
生徒に合わせた学習方法をご提案させていただきます!