こんにちは!個別指導WAMです(^^)
「中学生になったのに子どもが全然勉強しない」と悩んでいる保護者の方が多いのではないでしょうか。
小学生の頃と比べると勉強する科目が増え、さらに内容も難しくなり、勉強に対して苦手意識を持つお子さんも多いと思います。
今回は、中学生が勉強をしない理由や、サポートの方法を紹介したいと思います。
Contents
中学生の子どもが勉強しない理由
そもそも、なぜ中学生のお子さんは勉強しなくなるのでしょうか。その理由を大きく分けて7つ紹介していきます。勉強をしない理由を知って、改善策を探すことが大切です。
勉強したくない
まず勉強しない理由として挙げられるのは「勉強したくない」ではないでしょうか。勉強に苦手意識があって、「勉強が好きではない、むしろ嫌い」、「勉強が楽しくない」、「できるなら勉強したくない」と考えているお子さんも多いと思います。友達と遊ぶことやテレビ、ゲーム、部活動など、お子さんにとって勉強以外に楽しいことはたくさんあります。
勉強する習慣が身についていない
小学生の時、お子さんは家でたくさん勉強していましたか?
小学生の頃は勉強の内容がそこまで難しくなく、授業を聞いていればなんとなく内容も理解でき、テストもそれなりの点数が取れていたというお子さんが多いと思います。そのため、家で勉強する習慣がついていないので、いざ中学生になって勉強しようと思っても、勉強する気になれないということです。
勉強方法が分からない
中学生になるまでに勉強する習慣がついていないと、勉強意欲があっても「どうやって勉強するのか分からない」と、実際に行動に移せないお子さんもいます。勉強方法が分からないのに、勉強することはできませんよね。
授業が理解できず意欲がわかない
中学生になると勉強する科目数が増え、難易度もあがります。小学生の時は、なんとなく理解できていた授業も、中学生になった途端に理解できなくなるお子さんも多いと思います。授業についていけなくなると「勉強してもわからない」「勉強しても意味がない」などと後ろ向きに考えてしまいます。小学生の頃から勉強習慣がついていたお子さんでも勉強しなくなるというケースもあります。
学校生活で疲れている
中学生になると、今までの環境とはガラっと変わります。学校が変わり、先生や同級生、クラスメイトなどの新しい人間関係、新しい通学方法や通学時間など、新しい環境では気を張ってしまうため非常に疲れやすくなります。また、中学生の特徴と言えば部活動が始まることです。部活に所属するお子さんは、新しい環境での疲労に加えて毎日の練習があり、心身ともに疲れ切った状態になってしまいます。
勉強以外の誘惑に負ける
勉強以外の誘惑に負けてしまう人も多いでしょう。友達同士でテレビや漫画、ゲームなどの話題で盛り上がると、そちらに関心が向いてしまいます。気になるから見てみる、話についていくために見てみるなど、勉強よりも優先してしまいますよね。さらに中学生からスマートフォンを持たせるという保護者の方が多いのではないでしょうか。勉強しようと思っても、ついついスマートフォンに手が伸びてしまいがちになります。
反抗期
中学生頃の年齢で反抗期に入っているお子さんもいると思います。反抗期では保護者や周りの大人に対して反抗心が強くなり、反抗的な態度だけでなく、保護者を無視したり避けたりなど、とにかく抵抗してしまいます。
そんな時に「勉強しなさい」など保護者の意見を押し付けるのはNGです。
中学生の子どもにやる気を出せさせるために
中学生のお子さんが勉強をしなくなる理由を知ったところで、やる気を出してもらうための方法を6つ紹介します。
勉強に興味を持たせる
まずは、勉強に興味を持ってもらう必要があります。【勉強=楽しくない】というイメージをなくすところから始めましょう!
そのために教科書や問題集などの本格的な勉強から手を出さず、お子さんの興味がありそうなことから順番にさせることが大切です。例えばテレビでクイズ番組を見ている時、地理や歴史人物、計算問題、漢字など様々な問題が出題されています。クイズ番組を見ることがきっかけで、地理や歴史に興味がわいたり、音楽番組を見て歌の歌詞に使われている言葉の意味や漢字の読み・書き、英語の意味などに興味を持つことだってあるかもしれません。
興味を持つことで知りたいと思うようになり、知るためには自分で調べるという自主的な行動に繋がり、新しい知識を得られてうれしい、と繋げていくことが大切です。
勉強に興味を持たせるためのきっかけを作ってあげることが非常に重要となります!
目標や計画を決める
「定期テストで何点を目指す」や「上位何位以内を目指す」など、具体的な目標を決めましょう。
目標があることで、何をどんな風に勉強しないといけないのか、学習の計画を立てやすくなります。そしてその目標を達成することで、さらに上のラインを目指そうと努力し続けることに繋がります。
環境を整える
集中して勉強するためには、勉強環境がとても重要です。
勉強中に暑い寒い、匂い、周りの音などが気になることで集中力が切れやすくなります。リビングで勉強する時は、空調は適切な温度に設定して、テレビの音量や話し声に気を付けてなるべく静かに勉強できる環境を作ってあげることが大切です。
自分の部屋で勉強する時は、スマートフォンやゲーム、漫画などの勉強の誘惑になるものは机から離しておきましょう。部屋にあると触ってしまう場合は、リビングなどの誰かの監視の目があるところに保管することもおすすめです!
こまめな休憩・適切な仮眠をとる
何時間も通しで勉強はできません。人の集中力は15分・45分・90分を目安に切れ、人が集中していられる限界時間は90分と言われています。そのため、こまめな休憩と適切な仮眠を取ることをおすすめします。
休憩時間には、軽い運動やストレッチをして血流をよくすると眠気覚ましになります。また適切な仮眠を取ることで、眠気を覚ましスッキリした状態になり、効率も良くなります。
効果的な仮眠の取り入れ方はこちらのページをご確認下さい!
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https://www.k-wam.jp/?post_type=wamken&p=41217&preview=true
リフレッシュする
勉強に疲れたら、ジュースを飲んだりお菓子を食べながらおしゃべりをしたり、気分転換に少し散歩に出かけたり、好きな音楽やラジオを聴いたりしてリフレッシュしましょう。無理をして勉強を続けるのは効率的ではありません。
勉強方法を教える
勉強方法が分からないというお子さんには、やり方を教えてあげると良いでしょう。家で勉強を教えることができれば、塾代を節約することができ、お子さんの成長の様子を把握することができます。
しかし、学校で習った解き方と別の方法を教えてお子さんが混乱してしまったり、学年があがると教えられない科目も出てきてしまいます。塾や家庭教師などのプロの力が必要だと判断した場合は、すぐに利用することをおすすめします。
中学生の子どもへの接し方
お子さんが勉強に集中するためには保護者の方のサポートも必要です。中学生のお子さんへの接し方を4つ紹介します!
「勉強しなさい」はNG!
「勉強しなさい」という言葉をお子さんにかけていませんか?
お子さんがなかなか勉強をしないと不安になり、つい「勉強しなさい」と言ってしまうことがあると思います。しかし、この「勉強しなさい」という言葉は、自分の行動を制限されたと感じてしまい、お子さんの反抗心が増し、悪影響になります。「勉強しなさい」と強制的な言い方をするのではなく、「勉強しなくていいの?」と優しく声をかけたり、一緒に計画を立てたり、あくまでもサポートするという姿勢を見せる方が効果的です!
ポジティブなことばをかける
勉強を今までやってこなかったお子さんが勉強をするようになったら、「もっと頑張りなさい」というような言葉ではなく、「これだけできたね」、「頑張ったね」などポジティブな言葉をかけてあげましょう。
そうすることで自信がつき、さらに親から認めてもらえたという安心感を得ることができます。テストの結果だけを見て判断せずに、「ここまで解けたね」「この問題はできるようになったね」と、できたポイントに注目し、次も頑張ろうという気持ちに繋げてあげましょう。
生活リズムを整えてあげる
中学生は、まだ自分の生活リズムを整えることはできません。
学校や部活動、習い事などで毎日とても忙しい時間を過ごしています。その中で自然に勉強時間を確保できるように、保護者の方がお子さんの生活リズムを整えてあげましょう。「勉強しなさい」と声をかけるのではなく、「何時から勉強しようか?」などお子さんに自分で決めさせるように誘導してあげると勉強を始めやすくなります。
一緒に勉強する
お子さんが勉強をしている時に、テレビを見て笑っていたり、スマートフォンを見ながらくつろいでいたりしませんか?
お子さんにとって1人で孤独に勉強するのはとても辛いことです。隣で静かに本を読んだり、資格の勉強するなど、一緒に勉強してあげるとお子さんも頑張れるのです。
一緒に勉強して休憩時間には一緒にリフレッシュして、お子さんをしっかりサポートしてあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?
中学生のお子さんを持つ保護者の方の参考になりましたでしょうか?
自宅での勉強に限界を感じプロの力が必要と判断した場合は、すぐに塾や家庭教師などのプロに相談しましょう!また、早い段階から勉強習慣を身につけるために、小学生の内から塾などを利用することもおすすめです!
個別指導WAM・オンライン家庭教師WAMでは、お子様一人ひとりに合った勉強方法を一緒に探し、勉強全般のサポートをさせていただきます。ぜひ一度気軽にお問い合わせください。