こんにちは!個別指導WAMです(^^)/
「そろそろ進路を決めないといけないのに決まらない」「そもそも自分が何をしたいのかわからない」
高校生の方でこんな風に悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
今回はそんな方のために、高校卒業後の進路や決め方についてお話したいと思います。
Contents
高校卒業後の進路は?
これを読んでいるあなたは、進学なのか就職なのかは決まっていますか?
まだ決まっていない人、そもそも卒業後の進路にどんなものがあるのかわからない人はまずはここを読んでみてください。それぞれの進路のメリット・デメリットを紹介します。
大学
高校卒業後の進路として一番多いのが、大学への進学です。
幅広い一般教養と学術的な研究の両方を学ぶことができます。大学によっては他学部の専門科目も履修することができるので、将来について考えるための視野を広げることができるでしょう。
大学進学の最大のメリットとしてあげられるのは、就職に有利となる「大卒」という肩書を手にいれられることです。
高卒でも就職することはできますが、どうしても選択肢は狭まってしまいます。
「より良い就職先を探すために大学に進学をする」という考えも悪いことではありません。
しかし、大学には数百万円という学費が必要です。
また、卒業の為の単位などすべて自分で管理しなくてはいけません。
つまり、自由がきくからと遊んでいてばかりでは卒業できないということです。
そういったデメリットをしっかりと理解して、大学に進学する場合は、4年間自分が興味を持って学べる学部・学科を選ぶようにしましょう。
専門学校
大学に次いで多い進路は、専門学校です。
ある程度、就職したい業界が決まっている人は大学以外に専門学校も選択肢にいれることができます。専門学校で学ぶ内容はそのまま就職で必要なスキルとなるので、当然就職には有利となります。
通常の大学よりも専門的な授業を受けることができるので、早くから目指したい業種に触れることができます。
デメリットを上げるなら、途中で目指したい業界が変わった時に応用が利かないことです。
専門学校で学んだ内容は、その専門分野でしか活かすことができません。
「なんとなく興味があるし行ってみようかな」という中途半端な気持ちで選ぶ進路ではないことを理解しておいてください。
短期大学
短期大学とは、大学と専門学校の特性をあわせ持った進路となります。
看護師や歯科衛生士などに代表される専門的な勉強のほか、一般教養も学ぶことができます。
基本は2年間、医療系の場合は3年間、学校に通うことになります。
大学に比べて実習が多くハードなスケジュールになりますが、卒業する時には専門的なスキルが習得できているので、学んだ分野への就職は有利となります。
ハードスケジュール以外のデメリットは、「短大卒」が最終学歴となり「4年制大学卒業者」が条件の企業には就職はできないことです。
就職
進学以外の選択肢として就職があります。
当然学費などの出費はなく、毎月給与をもらうことができますので、進学に比べ早く自立することができます。
デメリットとして「大卒」を条件とする企業には就職できないので就職先の選択肢が狭まること、大卒に比べて生涯年収が低いことが挙げられます。
進路を決めるためにできること
将来の夢が明確に決まっている人を除いて、高校生の皆さんが進路について悩むというのは至極当然のことです。
大学・学部・学科も増え続けており、選択肢は膨大な数に上ります。
その中から、自分の将来のことを考えながら一つを選ぶというのは大人でも簡単にはできません。
だから、周りから「まだ決まらないの?」と言われても焦る必要はありません。
悩んでいる人は、それだけ真剣に自分の将来に向き合っているということです。
もちろん、早々に決まっている人が自分の将来について考えていないというわけではありません。
他人は他人、自分は自分、ということです。
進路について悩んでいる人に向けて、進路を決める手助けになりそうな方法をいくつかご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
視野を広げる
「自分が何を勉強したいのかわからない」「将来何をしたいかわからない」という人は、まだ勉強したいもの、なりたいものに出会っていないのかもしれません。
大学の学部や学科がたくさんあるということは、それだけたくさんの専門分野があるということです。
とりあえず名前を聞いたことのある大学、近くの大学の学部などを調べてみましょう。
そうしていくうちに、興味のあるもの、将来就職してみたい業種に出会えるかもしれません。
また、たくさんの本や漫画を読んだり、身近な大人に話を聞いてみるのもいいでしょう。
外国の方が、「漫画が好きで、日本語を勉強して日本に就職したいと思った」と話しているのをテレビなどでよく聞きますね。どこに学びたいものがあるかわかりません。
とにかく、いろんなものに触れ、視野を広げてみましょう。
興味のある分野や、なりたい職業を見つけることができれば、進学なのか、進学なら大学なのか専門学校なのか、すぐに就職できる職業なのかなど絞っていくことができます。
自己分析をする
視野を広げると同時に自分について、しっかりと分析してみましょう。
・得意や趣味は?
あなたには得意な科目や趣味はありますか?そういったものがあれば、進路を決める手助けになります。将来のために学びたい!という強い気持ちである必要はありません。例えば歴史が好きな人には史学科、ものづくりが趣味な人には工学科、起業に興味がある人には経営学科など、興味から学部・学科を絞ることができます。
なにから始めたらいいかわからない人は、自分の「好き」を知ることからはじめてみましょう。
・性格は?
あなたはどんな性格ですか?自分で分析したり、友達に聞いてみるのもいいでしょう。「人の役に立つことが嬉しい」という性格であれば看護師などの医療系が向いているかもしれません。「コミュニケーション能力が高い」のであれば接客業や営業などでしょうか。
このように、自分の性格を分析すればどのような分野・職種に進むのが向いているのかが見えてくるかもしれません。
・学力
進学に決めた時に、一番知っておく必要があるのは学力です。模試などを受けて自分の偏差値を必ず把握しておきましょう。偏差値を把握しておけば、どの大学が合格圏内かがわかるので、大学を絞ることができます。
・通学範囲
これも、進学と決めた時に候補を絞るための目安となります。自宅から通学するのか、一人暮らしでも県内希望なのか、県外でもいいのか。通学範囲が決まれば、学校を絞ることができます。
「東京に出たい!」など、住みたい場所から大学を決めるのも一つの方法かもしれませんね。
大学・学部・学科で調べる
学びたい分野・興味がある分野がある人、見つかった人は、それを学べる大学・学部・学科を調べてみましょう。
手当たり次第調べてもいいですし、自分の学力や通学範囲と照らし合わせて行けそうな大学だけを調べても構いません。
どんなことを学べるのか、どんな先生がいるのか、その大学の特色はどのようなものなのか。
知るべきことはたくさんあります。
ネットで調べたりパンフレットを取り寄せることはもちろんですが、可能な限りオープンキャンパスに参加するようにしましょう。
紙面で見るのと、実際に空気を肌で感じるのでは大きな違いがあります。
入学できても、思っていたような大学でなかったら4年間勉強するためのモチベーションを保つことができません。
実際に訪れてみて、自分がそこに通う姿を想像してみましょう。
職業・業界を調べる
なりたい職業、就職したい企業がある人は、そのためにどのような進路を選べばよいのか調べてみましょう。
専門的な資格がいるのであれば、その資格を取れる学校に進学しなければいけません。
希望する企業が、大卒を条件としているなら大学に進学しなければいけません。
将来から逆算することで、自然と進路を決めることができますね。
進路を決めるうえでやってはいけないこと
進路を決めるうえで、やってはいけないことを3つお話します。
自分の意志で決めない
一番やってはいけないことは、「誰かに流されて決める」ことです。
そこに自分の興味があれば別ですが「親に言われたから」「友達が行くから」という理由だけで進路を決めてはいけません。
誰かの意見に流されて決めるということは、楽な方法かもしれません。
けれど、その誰かはあなたの人生に責任を持ってくれるわけではないことを覚えておきましょう。
興味がない進路を選ぶ
「興味はないけど、就職に有利そう」とか「興味はないけど、よく聞く大学だから」といった理由で進路を決めるてはいけません。
最終的にうまくいくこともあるかもしれませんが、興味がないことを学ぶことや、職業にすることは途中で嫌になってしまう可能性があります。
そうなれば、また将来のことをイチから考え直さなければならなくなります。
人の意見だけで決める
これは進む道を自分で決めた後の話になりますが、大学や就職先を自分では一切調べず、人の意見だけで決めてはいけません。
人の意見は、あくまでもその人の感じたことで、あなたに当てはまるとは限りません。
必ずオープンキャンパスや説明会など、実際に自分で調べてから最終決定するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
進路選びの参考になったでしょうか。
進路について悩むことは当然のことです。
焦らずしっかり自分の意志を持って進路を選ぶようにしましょう。
進学を決めた方で、「目指す大学に向け学力を伸ばしたい」「入試科目の勉強法がわからない」といった方は、是非一度個別指導WAMへご相談ください。
ひとりひとりにあったカリキュラムを組み、合格に向けしっかりサポートさせていだだきます。