こんにちは!個別指導WAMです(^^)
今回は、【暗算が早くなるコツとは?2桁の計算も簡単にできるトレーニング法】についてご紹介します。
「暗算が早くできるようになりたい」と思ったことはありませんか?
暗算とは、計算機やスマホなどを使わずに、頭の中だけで行う計算方法です。
手間がかからず道具も不要なため、簡単に計算することができます。
この記事では、暗算が早くなるコツやトレーニング法についてご紹介します。
Contents
暗算ができた方がいいメリット
暗算ができると、計算機や筆算を使わずに頭の中だけで計算することができます。そのため計算のスピードが早くなり、問題を速く解くことができます。さらに計算力が身に付くため、理系科目に強くなります。テストでも時間を効率的に使うことができ、定期試験や受験において有利になるのもメリットの一つです。
また、暗算は日常生活でも役に立ちます。買い物など、スマホを使うよりも早く金額計算ができるため、暗算が必要になる場面は多いでしょう。
このように、暗算ができることは、学校の勉強や受験だけでなく、社会人になってからも利点になります。
暗算が早くなるトレーニング法は?
一桁の計算を完璧にする
暗算が早くできるようになるためには、足し算・引き算・掛け算・割り算のいずれも、まず1桁の計算を完璧にこなせるようになる必要があります。初めは百マス計算などで、基礎的な計算問題を確実に解くことができるようにトレーニングしましょう。すぐに答えが出てくるようになれば完璧です。掛け算は九九を覚えることも必須です。どの数字が出されてもスラスラと言えるようにしておきましょう。
問題を繰り返し解く
問題を繰り返し解くことで、数字に慣れることも大切です。繰り返し練習して頭の中で数字を扱うことに慣れておくと、次第に頭の中で計算できるようになります。数をこなし、スムーズに暗算ができるように訓練しましょう。
日常生活で計算の練習をする
また、お店でお金を払う時、お店の人が計算する前にお釣りの計算をしてみるなど、普段の生活の中で練習してみるのも効果的です。日常生活には数字がたくさんあります。バスに乗っている時や駐車場で車を停めている時などは、車のナンバーで足し算練習をするのもオススメです。
暗算を簡単にできるコツを知る
暗算のトレーニングに欠かせない最も重要な方法は、暗算のコツを知ることです。頭の中で全ての計算を処理していると時間がかかります。暗算が早い人の特徴は、暗算のコツ=計算パターンを暗記しているのです。計算しやすくなるコツを知ることで、暗算が簡単にできるようになります。
次で暗算を簡単にするコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
暗算を簡単にするコツを知ろう
1. 左から右へ計算する
まずは左から右へ計算する方法から見ていきましょう。
通常、筆算を使う場合は、右の数字(小さい位の数字)から計算するように学校では習うと思います。しかし、暗算をする場合は、左の数字(大きい位の数字)から計算すると簡単です。
例えば、364×3の場合は、364を以下のように3つに分けます。
百の位:300
十の位:60
一の位:4
大きい数字から順に3を掛けて計算します。
(例)364×3
=300×3+60×3+4×3
=900+180+12
=1092
2. 数字を分解して計算する
次に、数字を計算しやすい数字(あるいは計算パターンを覚えている数字)に分解して計算する方法です。
例えば、45×14の場合は、14を2×7に分解します。
(例)45×14
=(45×2)×7
=90×7
=630
上の例のように、2桁以上の計算で、偶数の場合や一の位が5の数字の場合に、特に有効となる方法です。キリのいい数字になるため、覚えていなくても計算しやすいですが、45×2=90と覚えておくと、すぐに分解できますし、より素早く計算することができます。
3. キリのいい数字に変換する
元の数字を、キリのいい数字に変換して計算する方法もあります。
例えば、48+97の場合は、最初に48→50、97→100として計算します。
そしてその結果から、48と50の差である2、97と100の差である3、つまり合計した5を引きます。
(例)48+97
=50+100-(2+3)
=150-5
=145
4. 25×4=100を利用する
次は、25×4=100を覚えておき、それを利用する方法です。上記の〈2〉の応用にもなります。
例えば、75×32の場合、75を25×3、32を4×8に分解します。
(例)75×32
=25×3×4×8
=(25×4)×3×8
=100×24
=2400
元の計算式から25×4を見つけることができれば、答えが4桁になる計算でも暗算することができるのです。 つまり、数字を見た時に、どのコツが使えるのか、どのように工夫すれば簡単に解くことができるか、すぐに思いつく必要があります。そのためにも、普段からトレーニングしておくことが重要です。
5. 割合の計算は掛け算にする
割合の場合は、掛け算にすると計算が簡単になります。
(例)「250円の2割引」
割合は全体を10とした数字であるため、「2割」を計算するときは少数に変換して2÷10=「0.2」を使います。ここでは「2割引」なので、求める値は250円の「8割」です。実際に計算すると、
250×(1-0.2)
=250×0.8
=25×10×4×0.2
=(25×4)×10×0.2
=100×2
=200
となります。先程の〈4〉で使った25×4=100も応用しました。
暗算ができるようになりたいけど計算が苦手な場合は…
そろばんを習う
計算が苦手で暗算がなかなか上達しないという場合は、そろばんを習うのもよいでしょう。そろばんを習うことで、頭の中で数字を扱うことに慣れることができる、というメリットがあります。そろばんを習っている人は、そろばんがなくても、指でそろばんを弾くイメージを使って計算をします。頭の中でそろばんを思い浮かべて計算するようになるため、電卓を使わなくても自分で素早く計算できるようになる、という利点もあります。
マンツーマン指導で暗算を強化しよう
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個別指導WAMでは、一人ひとりに合った指導を行っているため、暗算に苦手意識がある人も、暗算のスピードを上げたい人も、それぞれの方法で暗算力を鍛えることができます。暗算力を身に付けることで、問題を解くスピードや理系科目へのモチベーションも変わってきます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
暗算のメリットやトレーニング法、暗算を簡単にするコツについてご紹介しました。
暗算は繰り返し練習する必要がありますが、身につけると計算力が上がり、勉強のモチベーションも上がります。
また、私たちは日常生活でも暗算を使う機会が多くあります。簡単に素早く計算できるようになって、様々な場面で活用しましょう。ぜひコツを掴んで暗算力を鍛えてみてください。