こんにちは!個別指導WAMです(^^)
今回は、『中学生は部活に入るべき?メリット・デメリットと事前に確認すべきこと』についてご紹介します。
小学生と中学生の大きな違いの一つに「部活動」があります。
「中学校に進学したらどんな部活があるの?」
「部活に入ったら、勉強する時間はあるの?」
「土日の練習は?」
「費用はかかるの?」
などなど、部活動について様々な不安や疑問があるかと思います。
部活に入ることによるメリットとデメリットをいろんな観点から見ていきましょう!
Contents
中学校の部活にはどのようなものがあるか
部活動の種類は学校によって異なりますが、大きく「運動部」と「文化部」の2つに分けられます。
体育会系の部活
運動部系は体を動かしたりスポーツをする部活動となっているため、健康の促進や心身の発達が期待できます。
学校や競技によって異なりますが、春・夏・秋・冬のシーズンごとや、年に数回行われる大会に向けて日々練習を重ねており、たいていは中学3年生の夏の大会が最後の大会となり、それが終わると部活動は引退となります。
「アクティブに体を動かすことが好き」「好きなスポーツがある」という方におすすめの部活です。
サッカー部/野球部/バスケ部/テニス部/陸上部/バレー部/水泳部/卓球部など
文化系の部活
文化部系は吹奏楽部や書道部のような芸術系だけでなく、囲碁・将棋部、パソコン部、新聞部など様々な種類があります。
部活動によって異なりますが、コンクールや大会などもあり、入賞を目指して日々練習に励んでいます。
引退時期はそれぞれ異なりますが、中学3年生の秋のコンクールを終えて引退する場合が多くなっています。
自分の趣味や好きなことに没頭できるため、「運動が苦手」「一人でいることが好き」「時間にゆとりを持ちたい」という方におすすめの部活動です。
吹奏楽部/囲碁・将棋部/パソコン部/美術部/書道部/演劇部/茶道部/化学部など
中学生が部活に入るメリット
友人をつくりやすい
部活に入ると同級生だけでなく、先輩や後輩、他校の生徒などさまざまなつながりができます。
また、3年間同じ目標に向かって、日々切磋琢磨しあう仲間ができるのは大きな財産となります。
精神を鍛えるられる
運動部・文化部問わず、試合やコンクール、発表会などで力を発揮できるよう日々の練習があります。
それにより、目標に向かって継続して努力する大切さを学び、精神力を鍛えることができます。
社会で生きるための大事なことが学べる
部活動を通して、人としてのマナーやモラル、習慣、協調性などを学ぶことができます。
自分のクラスだけで過ごしていると、先輩や後輩と関わる機会はほとんどありません。部活に入っていれば先輩後輩だけでなく、他校生などの外部の人とコミュニケーションをとる機会も増えるため、社会人として生活するために必要な力を学生のうちに身につけることができます。
また、目標を達成するために努力すること、それによって得られた成功体験が自分にとって大きな自信を与えてくれます。さらに、挫折や失敗を体験することで、その悔しさを糧にさらに成長しようとする向上心や精神力を養うことができます。
これらの人生経験を積むことは、社会に出て仕事をする際の支えとなります。
部活に入るデメリット
勉強との両立が大変になる
多くの部活は放課後に活動するため、帰宅部に比べて帰る時間が遅く時間に余裕がなくなってしまいます。
特に運動部は学校の授業が始まる前の朝練があったり、放課後の部活動で体力を消耗するため、帰宅してから勉強する暇なく寝てしまう可能性もあります。
人間関係で悩む可能性がある
部員や顧問、他校生などたくさんの人とコミュニケーションを取ることができるメリットがある一方、それにより苦手な人と関わらなければいけない場合もあります。
いろんな学年、たくさんの部員と共に活動していくため、人との関わりは避けられず人間関係で悩む可能性もあります。
費用がかかる
部活によっては、費用が掛かる場合もあります。
運動部だと競技により費用は異なりますが、ユニフォーム代やスパイクなどの用具代、文化部の吹奏楽部は楽器などを自費で購入しなければいけないこともあります。
名門校や活動に力を入れている部活によっては、遠征費や合宿費などが多くかかるため、入部前に事前の確認が必要になります。
体育会系の部活ではケガをする恐れがある
接触プレイがあるような激しいスポーツの場合は、怪我をする危険性もあります。
小さな怪我であれば問題ないですが、骨折や場合によってはそのスポーツを続けられなくなるような怪我をする可能性もゼロではありません。
総合的に考えて後悔のない選択を
先述したように、部活動をすることはメリットもあればデメリットもあります。
また人それぞれ向き不向きもあるため、「部活に入った方がいい」「入らない方がいい」といった正解はありません。
大事なのは、一生に一度の中学生活を終えた時に部活に入らなかったことに対して「後悔しないか」ということです。
部活を選ぶときに考慮しておくといいポイント
色々悩んだ結果、部活に入る決断をしたけど、何部に入ろうか迷っているなら、以下の項目を考慮して入部する部活を選択すると良いでしょう。
顧問の先生やコーチはどんな人なのか
部活動では生徒との関わりだけでなく、顧問の先生やコーチとの付き合い方も考えていく必要があります。
厳しさや技量などが自分の求めているものとかみ合わない場合は、不満だけが募りしんどい思いをするかもしれません。
練習日時と時間
入部を検討している部活動の練習日時や時間も確認しておきましょう。
週に何回の練習があって、何曜日に休みなのか、また練習がある場合の拘束時間は何時までなのか、など具体的な時間まで確認することが大切です。
また、他の習い事をしている場合はそれとの兼ね合いや、勉強をする時間はあるのかなど、チェックしておく必要があります。
これまでの実績や規模感
学校によっては特定の部活だけ名門といったケースも稀にあるため、これまでの実績や部員数の多さなどを確認しておき、あらかじめその部活動のレベルを把握しておきましょう。
自分の求めるレベル感と相違があると、後々しんどくなる可能性が高くなります。
ルールはどうなっているか
その部活特有のルールはどうなっているのかチェックしておきましょう。
例えば、「髪を短くしなければならない」「1年生は雑用が多い」「朝練必須」などの特別ルールを設けていることも少なくありません。
納得して入部するためにも、事前チェックは欠かせません。
入部している人はどのような人たちか
部活動が楽しいものになるのかどうかは、他の部員と良い人間関係を築けるかどうかといっても過言ではありません。
文化部系では吹奏楽部や演劇部、合唱部など、運動部系では集団スポーツに所属する場合などは、特に意識しておく必要があります。
まとめ
いかがでしたか?
部活動をするのは、メリット・デメリットの両方があります。
一生の友や社会人として必要なスキルを得られたり、人として成長できるチャンスがあります。
しかし、高校や大学進学を見据えた時に十分な勉強時間を確保できるかどうかをしっかり見極めなければいけません。
部活に入ることを検討している方は積極的に見学や体験をし、仮入部などを通して内容を吟味し最良の部活動を選択しましょう。