こんにちは!個別指導WAMです(^^)/
今回は【中学英語の疑問文】についてお話します。
疑問文とは何かを質問する時に使う文章ですが、皆さん使いこなせていますか?
実は、疑問文にはいくつかの種類があり、それぞれにルールがあります。
「ルールって何?」
「いっぱいあって難しそう…」
「この質問の場合はなんて答えればいいの?」
そんな悩みをお持ちの方は、ぜひ今回のコラムを読んでみてください!
疑問文の種類やそれぞれのルールなどを、例文を用いて解説していきます!
Contents
英語の疑問文の種類
《一般疑問文とは》
Yes/No疑問文ともいわれる一般疑問文は、「はい/いいえ」で答えることのできる質問をするときに使う疑問文の総称です。
日本語訳では「~ですか?/~していますか?/~できますか?」などと表現します。
《付加疑問文とは》
相手に同意を求める際に使う疑問文を付加疑問文と言います。
日本語訳では「~ですよね?」と念押しするような表現となります。
《否定疑問文とは》
一般疑問文や付加疑問文は「肯定疑問文」と呼ばれており、「~ですか?」と質問するのに対して、否定疑問文は「~ではないのですか?」と否定形を用いて表現します。
驚きや意外に思う気持ちを表現する際に使うことができます。
《疑問詞とは》
疑問詞とは「What、Who、Which、When、Where、Why、Whose、How」のことを指しており、「7W+1H」とも言います。
これらを文頭に置き、「だれが」「どこに」「どのように」などについての質問をすることができます。
一般疑問文の作り方
一般疑問文には動詞によって大きく3つに分けることができます。
be動詞、一般動詞、助動詞それぞれの疑問文の作り方を確認していきましょう。
be動詞(am,are,is/was,were)の疑問文
be動詞の疑問文を作るときは、be動詞を文頭に置いて、文末にクエスチョンマーク「?」を付けます。
(例文)
普通の文(肯定文):You are sleepy.(あなたは眠いです。)
疑問文:Are you sleepy?(あなたは眠いですか?)
答え方:Yes, I am. / No I’m not.(はい、眠いです。/ いいえ、眠くないです。)
①Am I noisy? → Yes, you are. / No, you’re not.
②Is this your pen? → Yes, it is. / No, it isn’t.
③Was Ken a teacher? → Yes, he was. / No, he wasn’t.
④Were you students 5 years ago? → Yes, we were. / No, we weren’t.
一般動詞(do,does,did)の疑問文
一般動詞の疑問文を作るときは、文頭に「do/does/did」を置いて、文末に「?」を付けます。
「do/does/did」は主語や時制によって使い分けが必要で、動詞は原形となります。
(例文)
普通の文(肯定文):You play soccer.(あなたはサッカーをします。)
疑問文:Do you play soccer?(あなたはサッカーをしますか?)
答え方:Yes, I do. / No I don’t.(はい、します。/ いいえ、しません。)
⑤Does your mom cook dinner every day? → Yes, she does. / No, she doesn’t.
⑥Did you study English yesterday? → Yes, I did. / No, I didn’t.
助動詞の疑問文
助動詞の疑問文を作るときは、文頭に助動詞を置いて、文末に「?」を付けます。
また、動詞は原形となります。
(例文)
普通の文(肯定文):You can run fast.(あなたは速く走ることができます。)
疑問文:Can you run fast?(あなたは速く走ることができますか?)
答え方:Yes, I can. / No I can’t.(はい、できます。/ いいえ、できません。)
⑦May I take a break? → Yes, you can.(Sure.) / No, you can’t.
(Mayを使う疑問文は「Can」で答える方が意味が自然となります。)
⑧Should I do my homework right now? → Yes, you should. / No, you shouldn’t.
⑨Will they go to the park tomorrow? → Yes, they will. / No, they won’t.
付加疑問文の作り方
付加疑問文
続いて、付加疑問文の作り方を確認しましょう。
付加疑問文は、前半の文章が肯定文であればコンマ「,」の後ろに疑問形の否定文、前半の文章が否定文であればコンマ「,」の後ろに疑問形の肯定文を付けて作ります。
(例文)肯定文+否定文
①Sam can play piano, can’t he? → Yes, he can. / No, he can’t.
(サムはピアノを弾けますよね?→ はい、弾けます。/ いいえ、弾けません。)
②You were a doctor, weren’t you? → Yes, I was. / No, I wasn’t.
(あなたは医者でしたよね?→ はい、そうでした。/ いいえ、違いました。)
(例文)否定文+肯定文
③Sam can’t play piano, can he? → Yes, he can. / No, he can’t.
(サムはピアノを弾けないですよね?→ いいえ、弾けます。/ はい、弾けません。)
④You weren’t a doctor, were you? → Yes, I was. / No, I wasn’t.
(あなたは医者ではありませんでしたよね?→ いいえ、そうでした。/ はい、違いました。)
付加疑問文では、答えるときに注意が必要です。
例文の①と③、②と④をそれぞれ見比べてみましょう。
①と③ではピアノを弾ける場合の答え方はどちらも「Yes」になっており、弾けない場合は「No」になっています。
②と④も同様に、医者の場合は「Yes」、そうでない場合は「No」となります。
英語の場合は「いいえ(否定)、弾けます(肯定)。」というような「否定+肯定」「肯定+否定」の回答の組み合わせはありません。
日本語とは逆になるため気をつけましょう。
否定疑問文の作り方
否定疑問文
では、否定疑問文の場合はどうなるのか見ていきましょう。
文章の形は肯定疑問文と同じですが、文頭に置く動詞を「否定形」にすることで、否定疑問文となります。
(例文)
①Don’t you eat this cake? → Yes, I do. / No, I don’t.
(このケーキを食べないのですか?→ いいえ、食べます。/ はい、食べません。)
②Didn’t Kelly go to bed early yesterday? → Yes, she did. / No, she didn’t.
(ケリーは昨日、早く寝なかったのですか?→ いいえ、寝ました。/ はい、寝ませんでした。)
付加疑問文の時と同様に、回答の内容において「否定+肯定」「肯定+否定」の組み合わせはないため、日本語とは逆になります。
少しややこしいですが、しっかり押さえておきたいポイントです!
疑問詞を用いた疑問文の作り方
疑問詞:Whatの疑問文
「何を」について質問する際は「What」を使って表現します。
(例文)
①What are you doing now? → I’m reading a book.
(あなたは今、何をしていますか?→ 私は本を読んでいます。)
疑問詞:Whereの疑問文
「どこに」について質問する際は「Where」を使って表現します。
(例文)
②Where did you go last weekend? → We went to Disneyland.
(先週末はどこに行きましたか?→ 私たちはディズニーランドへ行きました。)
疑問詞:Whenの疑問文
「いつ」について質問する際は「When」を使って表現します。
(例文)
③When do Tom and Sara have lunch? → They have lunch at 1 pm.
(トムとサラはいつ昼食を取りますか?→ 彼らは午後1時に昼食を取ります。)
疑問詞:Whoの疑問文
「誰」について質問する際は「Who」を使って表現します。
(例文)
④Who is talking to Jasmine in the cafeteria? → Sam is.
(カフェテリアでジャスミンと話しているのは誰ですか?→ サムです。)
疑問詞:Whoseの疑問文
「誰の」について質問する際は「Whose」を使って表現します。
(例文)
⑤Whose computer is that? → That is mine.
(あれは誰のパソコンですか?→ あれは私のものです。)
疑問詞:Whichの疑問文
「どちらを」について質問する際は「Which」を使って表現します。
(例文)
⑥Which does Yuko like chocolate or cookies? → She likes chocolate.
(ユウコはチョコレートとクッキーのどちらが好きですか?→ 彼女はチョコレートが好きです。)
疑問詞:Whyの疑問文
「なぜ」について質問する際は「Why」を使って表現します。
(例文)
⑦Why did you miss school yesterday? → Because I had a cold.
(あなたはなぜ昨日学校を欠席したのですか?→ なぜなら私は風邪を引いていたからです。)
疑問詞:Howの疑問文
「どのように」について質問する際は「How」を使って表現します。
(例文)
⑧How does she go to the office? → She goes by bicycle.
(彼女はどうやってオフィスへ行きますか?→ 彼女は自転車で行きます。)
まとめ
以上が、疑問文についての基本的なルールとなりますがいかがでしたか?
「自分一人ではどうしても分からない」「もっと理解を深めたい」
そんな方は、個別指導WAMへご相談ください!お待ちしております!