こんにちは!個別指導WAMです(^^)/
英語の動詞には、「be動詞」「一般動詞」の2種類があります。
みなさんはこの2つの違いが分かりますか?
動詞は英文を構成するうえで重要な役割を担っており、その「動詞」のほとんどが「一般動詞」となります。
一般動詞を理解することで、重要文法単元などの知識をより効率よく身につけることができます。
今回は、そんな「一般動詞」について解説していきます!
Contents
一般動詞とは
be動詞以外の動詞が「一般動詞」
一般動詞とは、be動詞以外の動詞すべてを指します。
数の少ないbe動詞を覚えてしまえば、それ以外が一般動詞であると思って問題ありません。
また、一般動詞は「主語が行う動作」や「主語の状態」を表します。さらに、時制によって動詞の形が変わります。
代表的な一般動詞の一覧
代表的な一般動詞を紹介します。
・動作を表す一般動詞
eat(食べる)/look(見る)/study(勉強する)/play(遊ぶ・演奏する・スポーツをする)/read(読む)/make(作る)/sing(歌う)
・状態を表す一般動詞
like(好む)/know(知っている)/live(住んでいる/生きている)/think(思う)/believe(信じる)/have(持っている/飼っている)/want(欲しい)/love(愛する)
一般動詞の覚え方のポイント
主語が三人称単数の場合
主語が三人称単数(I、you、we以外)の時は一般動詞の語尾に「s」を付けます。
《基本の形》
多くの一般動詞は、原形の語尾にそのまま「s」を付ける基本の形となります。
《基本以外の形》
基本の形以外では、語尾に「es」を付けるパターンがいくつかあります。
①動詞の末尾が【子音 + o】の場合
②動詞の末尾が【s、x、sh、ch、z】などの場合
③動詞の末尾が【子音 + y】の場合→yをiに変えて語尾にes
また、特殊な変化をする動詞に「have」があります。
時制が過去の場合
規則動詞
一般動詞は時制によって、動詞の形が「原形、過去形、過去分詞」と3種類に活用します。
三人称単数の時に付ける「s/es」のように、原形に「d/ed」を付けて過去形や過去分詞をつくる動詞を規則動詞と言います。
規則動詞の活用にもいくつかルールがあります。
①たいていの動詞は末尾に「ed」
②動詞の末尾が「e」の場合→「d」
③動詞の末尾が「1短母音 + 1子音」の場合→子音を重ねて「ed」
④動詞の末尾が「母音 + y」→ yをそのままに「ed」
⑤動詞の末尾が「子音 + y」→ yをiに変えて「ed」
不規則動詞
規則動詞とは異なり、原形を違う形に変化させて過去形や過去分詞をつくる動詞を不規則動詞と言います。
不規則動詞にもいくつかのパターンがあります。
①原形、過去形、過去分詞すべて同じ形の動詞
②原形のみ形が違う動詞
③過去形のみ形が違う動詞
④過去分詞のみ形が違う動詞
⑤原形、過去形、過去分詞すべて違う形の動詞
一般動詞の基本用法と例文
一般動詞の肯定文
一般動詞を用いた文の基本の形は下記のとおりとなります。
《主語 + 一般動詞(s/es)+ 〇〇.》
(例文)
①I want something to drink. (私はなにか飲むものが欲しいです。)
②Smith lives in New York. (スミスはニューヨークに住んでいます。)
③She has a big dream. (彼女には大きな夢があります。)
一般動詞の肯定文:過去形
過去形の場合も、文の組み立て方は現在形の時と同じですが、一般動詞の形が異なります。
《主語 + 一般動詞の過去形+ 〇〇.》
(例文)
④They played tennis last weekend. (彼らは先週末テニスをしました。)
⑤John used chopsticks for the first time at lunch. (ジョンは昼食時に初めて箸を使いました。)
⑥I went to the library yesterday. (私は昨日、図書館へ行きました。)
一般動詞の否定文の例文
一般動詞の否定文
一般動詞の前に「do not」を付けることで否定文を作ることができます。否定文の場合、動詞は原形となるので注意しましょう。
《主語 + do not + 一般動詞の原形 + 〇〇.》
do notは「don’t」と、短縮形で使用することが多いです。
(例文)
①I don’t know how to get to the museum. (私は美術館への行き方が分かりません。)
②You don’t like tomatoes. (あなたはトマトが好きではありません。)
一般動詞の否定文:三人称単数形
主語が三人称単数の場合は動詞に「s/es」がつく、と説明しましたね。
同じようなイメージで、否定文を作る時に一般動詞の前につける「do」に「es」をつけます。
《主語 + does not + 一般動詞の原形 + 〇〇.》
does notの短縮形は「doesn’t」となります。
(例文)
③Charlie doesn’t speak Japanese. (チャーリーは日本語を話しません。)
④She doesn’t have an expensive ring. (彼女は高価な指輪を持っていません。)
一般動詞の否定文:過去形
過去形を表す場合は、一般動詞の前につける「do」を過去形の「did」に変えます。
《主語 + did not + 一般動詞の原形 + 〇〇.》
did notの短縮形は「didn’t」となります。
(例文)
⑤I didn’t see Jane two days ago. (私は2日前、ジェーンに会いませんでした。)
⑥She didn’t sleep last night. (彼女は昨夜、一睡もしませんでした。)
一般動詞の疑問文の例文
一般動詞の疑問文
否定文でも使用した「do」を用いて、疑問文を作ることができます。
現在形の時制や主語が三人称単数でない場合は文頭に「do」、文末にクエスチョンマーク「?」を付けます。
また、疑問文の場合も一般動詞は原形となります。
《Do + 主語 + 一般動詞の原形 + 〇〇? → Yes, 主語 + do. / No, 主語 + do not.(don’t)》
(例文)
①Do you drive a car? → Yes, I do. / No, I don’t.
(あなたは車を運転しますか?→はい、運転します。/ いいえ、運転しません。)
一般動詞の疑問文:三人称単数形
主語が三人称単数の場合は、否定文の時と同様に「does」を用いて疑問文を作ります。
《Does + 主語 + 一般動詞の原形 + 〇〇? → Yes, 主語 + does. / No, 主語 + does not.(doesn’t)》
疑問文の回答では、主語が代名詞に変わることが多いです。
(例文)
②Does Tom run every day? → Yes, he does. / No, he doesn’t.
(トムは毎日走っていますか? → はい、走っています。/ いいえ、走ってません。)
③Does your sister cook dinner? → Yes, she does. / No, she doesn’t.
(あなたの妹は夕食を作りますか?→ はい、作ります。/ いいえ、作りません。)
一般動詞の疑問文:過去形
過去形の場合は、否定文の過去形と同じように「did」を用いて疑問文を作ります。
《Did + 主語 + 一般動詞の原形 + 〇〇? → Yes, 主語 + did. / No, 主語 + did not.(didn’t)》
(例文)
④Did you get up early this morning? → Yes, I did. / No, I didn’t.
(あなたは今朝、早起きしましたか? → はい、早起きしました。/ いいえ、早起きしませんでした。)
⑤Did Tony tell his girlfriend this news? → Yes, he did. / No, he didn’t.
(トニーはガールフレンドにこのニュースを伝えましたか? → はい、伝えました。/ いいえ、伝えませんでした。)
一般動詞の注意点とポイント
× I am play volleyball.
〇 I play volleyball.
このふたつの文章の違いは分かりますか?
基本的に一般動詞はbe動詞と一緒に使ってはいけません。
初心者に多い間違いとなるため注意しましょう。
また、主語をよく見て動詞を変化させる必要があります。
三人称単数であるかないかによって「s/es」をつけたり、「do/does」を使い分けなければいけません。
「s/es」を付ける場合も、一般動詞によって異なるためルールを覚えておきましょう。
それぞれの一般動詞をセット(現在形・単数形・過去形)で覚えると良いでしょう。
頻出の単語については、表にまとめてみるのもおすすめです。
まとめ
以上が一般動詞についての基本的な説明となりますが、ルールは理解できましたか?
一般動詞の数はとても多く、活用方法も様々です。時制や文法によっても、一般動詞の使い方が変わってきます。
「この動詞の過去形・過去分詞は何だろうか?」
「この文法の場合は、一般動詞はどう変化するのか?」
このような疑問をお持ちの方、なんとなくイメージできたけどもっと理解を深めたいという方は、
ひとりで悩まずにぜひ一度個別指導WAMへご相談ください。
お悩み解決のお手伝いをさせていただきます!