こんにちは!個別指導WAMです(^^)/
皆さんも、大学へ入学するために多額のお金がかかるということはご存知かと思います。
志望する大学が決まれば、金銭面の確認もするでしょう。
ですが、それよりも前の受験するために必要な金額はご存知ですか?
大学受験は第1志望1回だけの受験ではなく、違う形式での受験や第2志望の受験など複数回受けることがほとんどです。
今回はそんな時にどれくらいのお金がかかるのかイメージできるように大学の受験料についてご説明します。
Contents
大学受験にはどのような費用がかかる?
大学受験に必要な費用
大学受験に必要な費用は以下の通りです。
●受験料
大学や受験方法によって異なります。
国公立大の場合は、共通テストと二次試験の受験料が必要です。
私立大学の場合は、志望大学のほか学部などによっても異なってきます。
●送料・手数料
私立大学を受験する場合、願書を取り寄せる為に1校あたり1,000円前後かかる場合が多くなっています。
共通テストや国公立大学の願書は基本的に無料となります。
●調査書・証明写真などの出願時に必要な書類の費用
調査票とは、在学していた高校に発行してもらう高校3年間の学業成績や生活態度が記載された書類です。
受験を希望する大学分の枚数が必要です。
無料か有料は高校によって異なり、有料の場合は1通500円前後が多くなっています。
●遠方の場合は交通費や宿泊費
地方にも受験会場がある場合はいいですが、大学のある県や遠方で受験をしなければならない場合、往復の交通費や宿泊費がかかります。
大学受験料はどのぐらい?
それでは、具体的な受験料を見てみましょう。
●大学共通テスト
3教科以上受験:1万8,000円
2教科以下受験:1万2,000円
※成績通知を受け取る場合は+800円かかります。
●国公立大学二次試験:1万7,000円
※夜間やフレックスなど、コースによっては10,000円の場合もあります。
●私立大学:3万~3万5,000円程度
※医歯学部などで、6万程度かかることもあります。
国公立大学か私立大学か、またどの学部かによって大きく異なることがわかります。
また同じ大学の違う学部を併願するのかしないのか、何回受験をするのか、など様々な要素でも変わってきます。
詳しくは、志望する大学のホームページや募集要項を確認しましょう。
振込方法については、郵便局や銀行のATM、コンビニ、クレジットカード決済、ネットバンキングなどがあります。
受験料を期日内に振り込みできなかった場合は、受験を辞退したとみなされますので必ず余裕をもって入金するようにしてください。
大学受験料の平均は?
大学受験料の平均は、25万~35万程度だと言われています。
これには交通費などは含まれないので、受験会場が遠方の場合はさらに数万円プラスされることになります。
受験料の項目の通り、1校にこれだけはかかりません。
ではなぜこのような平均額になるのでしょうか。
それは大学受験は志望校1校に絞って受験する、ということが基本的にないからです。
もちろん自信があって1校しか受験しない人もいると思います。
しかし、そういう人は少数派でしょう。
大学の受験料は、
志望する大学が国公立なのか私立なのか
併願で両方とも受ける場合はその志望校数や、同じ学部でも何回受験するのか
地元で受験できるのかそうでないのか
など条件によって異なるため、かかる金額の変動幅は大きくなっています。
やっぱり受験を辞退したい!大学受験料の返金請求は可能?
受験料を返金してもらえるかどうかは、出願書類を提出しているかどうかで決まります。
出願しなかった、あるいは出願したが受理されなかった場合は返金してもらうことが可能となります。
仮に受験を辞退したとしても、出願書類を提出し、さらにそれが受理されている場合は返金してもらうことはできないので注意しましょう。
その他、各大学が認める特別な理由があった場合なども返金対象となりますので、詳しくは各大学ごとの返還請求の詳細を確認しましょう。
大学受験料を節約するコツ4つ
共通テスト利用方式で受験する
国公立大学で必須の「大学入試共通テスト」ですが、最近では私立大学でも取り入れているところが増えています。
大学入試共通テストを取り入れた試験形式は、「共通テスト利用方式」と呼ばれています。
共通テストのみや、学部独自試験と併用となっています。
私立大学を受験する場合、この共通テストのみという方法を利用し受験すれば、この一回だけで合否が決まるのでその後の負担がなくなるほか、地元で受験することができるので交通費の節約にもなります。
また、「共通テスト利用方式」で受験する場合、一般選抜の個別学力試験よりも受験料が安く設定されている大学もあります。
割引制度を利用する
私立大学では、受験料割引制度が導入されている場合があります。
割引内容はさまざまですが、例えば、同じ大学の同じ学部を異なる入試日程や入試方法で複数回受験したり、違う学部や学科を併願して受験したりする場合などに、割引が適応されるケースがあります。
受験校を絞る
これは一番シンプルな節約方法ですが、すべての大学に落ちてしまう場合もあり、当然リスクが伴います。
自分の高校での成績状況や生活態度、また偏差値など自己分析をしっかりとしたうえで、早めに志望校を決め、受験に向け集中して勉強することが必要です。
遠方まで受験しに行かなかればならない場合は日程を集約させる
志望校によっては、受験の際に遠方に行かなければいけません。
受験校が複数あるかつ受験する地域も近い場合は、受験日を集約するようにしましょう。
そうすることで、交通費を節約することができます。
また地方受験といって、大学キャンパス以外に試験会場を設けている大学もありますので、大学選びの際に選択肢にいれるとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
想像よりもお金がかかるな、と思った方が多かったのではないでしょうか。
節約の項目でも触れましたが、受験料を一番削減する方法は受験校を絞ることです。
そのためには、志望校に余裕をもって挑むための学力が必要になります。
個別指導WAMでは生徒ひとりひとりに合わせたカリキュラムを組み指導を行います。
大学への進学を希望されている方、受験勉強に対し不安がある方はぜひ一度個別指導WAMにご相談ください!