こんにちは!個別指導WAMです(^^)/
「明日テストだけど何をすればいいのだろう」「緊張して落ち着かない」など、テスト前日の過ごし方や勉強について悩んでいませんか?定期試験は日頃の積み重ねが求められるため、前日は不安になる人も多いでしょう。
これまでしっかり勉強してきた人も、まだまだ勉強が足りないという人も、これからテストまでにしてほしいことがあります。
今回は、テスト前日の過ごし方や勉強法についてご紹介します。
Contents
テスト前日は過ごし方が大事
テスト前日は過ごし方が重要です。まずは冷静になり、自分に何が足りないかを見直しましょう。テストの範囲を確認し、しっかり勉強できている部分と、勉強が足りていない部分を把握します。
足りていない部分について何をすればよいか考え、勉強の計画を立てましょう。効率よく勉強することが大切です。
テスト範囲を勉強し終えた後は、やり残しがないかを最終確認してください。抜けや漏れがあった場合は、前日にしっかりと対策しておきましょう。
前日は落ち着かず、勉強に集中できない場合があるかもしれません。できていないことを考えると、より不安になり、勉強も手につきません。
しかし、テストがうまくいくことを考えると、モチベーションが上がり、勉強に集中できます。テストで思っていたよりも解ける感覚や、いい点数が取れることをイメージしてみましょう。勉強した自分を信じ、リラックスすることも重要です。
また、前日は夜遅くまで勉強をしてはいけません。テスト当日に眠くなったり、体調を崩してしまったりしては本末転倒です。しっかり睡眠時間をとるようにしましょう。
テスト前日はしっかり睡眠をとろう
就寝中は、レム睡眠とノンレム睡眠の2種類の睡眠が、約90分ごとに交互に繰り返されます。レム睡眠は脳が起きている状態です。この時に記憶を整理し、定着させており、夢を見るのもそのためと言われています。
寝る直前に覚えたことは忘れにくくなるという調査結果もあります。暗記をした後はしっかりと睡眠をとることで、記憶が定着するのです。
また、前日にしっかり睡眠をとると、当日に睡眠不足になることもありません。テスト中に集中力が下がってケアレスミスをするといったことが減るでしょう。
テストで実力を発揮するためにも、睡眠は非常に重要です。
テスト前日の理想の睡眠時間
テスト前日は、11時までに寝るようにしましょう。少し早めに就寝し、早起きして勉強するのもよいです。
当日の朝は、テストが始まる3時間前には起きることをお勧めします。
理想の睡眠時間については個人差があるものの、年齢によって目安があります。
米国国立睡眠財団(NSF)により、6~13歳は9~11時間、14~17歳は8~10時間の睡眠が推奨されています。限界最短睡眠時間は、6~13歳は7~8時間、14~17歳は7時間となっています。中高生は、最低でも7時間の睡眠が必要なのです。
テスト前日・当日の勉強法
範囲を決めて集中的に勉強する
テスト前日から当日にかけて、全範囲を復習することは避けましょう。時間が不足していますし、焦った状態で多くのことを覚えるのは難しいでしょう。
また、毎日繰り返し勉強することで記憶は定着するため、直前に詰め込んでもテストの際に覚えていられる可能性は低いと言えます。
そのため、前日からは範囲を絞って確実に覚えるようにするのがお勧めです。勉強していない範囲があっても、なるべく新しい範囲を覚えようとせず、今までに勉強したことを繰り返し復習しましょう。
間違えた問題を復習する
復習する際は、間違えた問題、解けなかった問題を優先して解き直しましょう。苦手な分野を反復して勉強することで、テストの点数アップが望めます。
特に数学や理科の計算問題は、計算ミスを減らすことや、基礎の理解が重要です。解説を読んで理解できる程度の問題に取り組みましょう。
余裕があれば、テスト範囲の全体を見渡し、不安な部分も復習しておくとよいでしょう。
教科書の読み直し
テスト前日・当日は、教科書の範囲を読み直すのもお勧めです。
声に出して読み返すことで、情報を客観的に取り入れ直すことができます。また、目や耳など複数の感覚を使うため、黙読するよりも記憶に残りやすい効果があります。
全体の流れを理解し、用語などを暗記できているかどうか、確認しながら読むことを心掛けましょう。分からない単語や用語を調べることも重要です。
暗記系を復習する
暗記系を復習するのも効果的です。各科目ごとの主な暗記系は、次のようになるでしょう。
・英語:単語・熟語・慣用句、文法、例文
・数学:公式、公式の使い方
・国語:漢字、文学作品の作品名・作者名、古文の語句・慣用句・文法、漢文の句形
・理科:用語、化学式、公式
・社会:用語、年号
暗記系は、声に出したり、ノートに書いたりして覚えるのがお勧めです。
特に英単語はつづりの確認も含めて、手で書いてみることが重要です。
数学の公式は、知っているだけでは使えません。どの問題でどのように使うのか、使い方を押さえましょう。
国語や理科、社会も、漢字で書けるかどうか確認することが大切です。教科書に加え、資料集なども確認しておきましょう。
社会は、年表で世界全体の歴史の流れを把握しておくと、同時代で国を跨いだ問題が出ても解答することができます。
重要な項目や覚えられていないものは、直前に見直せるよう、ノートにまとめておくとよいでしょう。前日の寝る前に復習すると、睡眠中に記憶が定着するため、効率よく暗記することができます。
テスト当日は、一から問題を解く時間はないため、上手く時間を使うことが重要です。
テストの間の休憩時間は、次のテストの科目について、暗記系を確認しましょう。昼休みなどの長い休憩時間は、ノートなどを見て、重要ポイントや不安な部分を確認しておくのがお勧めです。
テスト当日もいつも通りを意識する!
テスト当日の過ごし方は、いつも通りを意識することが重要です。普段と違うこと、慣れていないことをすると、緊張感が高まってしまいます。
朝の起床は、いつもと同じ時間か、早くても1時間程度の早起きにしましょう。あまり早く起きると、テスト中に眠くなる可能性があります。
朝食をしっかりとることも大切です。朝食を抜くと、午前中のパフォーマンスが大幅に低下します。脳が働かず、集中力も持続しません。せっかく前日に勉強したとしても、暗記したことを思い出せない状況に陥りかねません。
テスト中は特にエネルギーを消費するため、朝食は必ずとりましょう。
また、休憩時間に、終わったテストについて友達と話すのは避けましょう。気になってしまい、テストに集中できなくなるかもしれません。
次のテスト範囲のノートを見返すなどして、次の科目に気持ちを切り替えることが大切です。教室の外に出て、気分転換するのもよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
テスト前日の過ごし方や勉強法についてご紹介しました。
気持ちが焦り、たくさん詰め込もうとした結果、何も覚えられないという人もいるかもしれません。テスト前日は、これまで勉強してきたことを復習するようにしましょう。前日になって焦らないように、日頃からコツコツ勉強しておくことも重要です。
体調管理にも気をつけ、自信をもって当日を迎えましょう。最後まで諦めないことが肝心です。ぜひこの記事を参考にしてみてください。応援しています。