こんにちは!個別指導WAMです(^^)
高校受験はどのくらいの勉強時間が必要か、他の中学生はどのくらい勉強しているのか、ご存知でしょうか。
今回は、平均勉強時間や、高校受験に向けて学年ごとに必要となる勉強時間の目安、勉強時間を増やす方法などをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
Contents
高校受験に向けた勉強時間はどれぐらい?
高校受験に必要な勉強時間は、自分の学力や目指す高校の偏差値、勉強を始める時期などによって変わってくるため、人それぞれです。しっかりと自己分析を行い、自分に必要な勉強時間を確保するようにしましょう。目指す高校の偏差値が高い人や勉強を始める時期が遅かった人は、これから紹介する1日平均勉強時間よりも長い時間が必要になります。
もちろん、勉強時間だけではなく、勉強の質や方法も大事になります。
学校の授業時間は、生徒が集中できる時間に合わせて設定されています。中学校の授業は一般的に50分であるため、中学生が一度の学習で集中できる時間は50分程度ということになります。日頃の勉強も、50分を目安に、時間で区切りをつけることを考慮して計画を立てるとよいでしょう。
中学生の勉強時間の平均は?
中学生の平均勉強時間
一般的に、中学生はどのくらいの時間を勉強に使っているのでしょうか。
内閣府の「青少年の生活と意識に関する基本調査」によると、学校以外における中学生の1日の勉強時間について、1年生は「1時間くらい」、2年生と3年生は「2時間くらい」を選択した生徒の割合が最も多くなっています。この統計データを基にした学年ごとの平均勉強時間は、次のようになります。
・中学1年生:約1時間8分
・中学2年生:約1時間5分
・中学3年生:約1時間36分
高校受験を間近に控えている中学3年生は、他の学年に比べてやや長い時間勉強していることが分かります。
テスト前の平均勉強時間
テストは早めの対策が重要です。
目安として、2週間前からテストを意識した勉強をすることがポイントとなります。
特に最後の1週間をテスト勉強に集中させるため、まずは学校に提出する課題をテスト1週間前までに終わらせておく必要があります。
個人の学力や学習ペースにもよりますが、1週間前までは1日に平均1時間の勉強時間を設け、1週間前からは平均3時間程度勉強するようにしましょう。
学年ごとの必要な勉強時間の目安
中学1年生
学年ごとに必要な勉強時間は異なります。
中学1年生は、平日1時間、休日は3時間を目安に学習しましょう。
中学1・2年生は、宿題や復習を中心とした学習が基本となります。
特に1年生のうちは、学習習慣をしっかりと身に付けることが、今後の成績や高校受験につながります。
少ない時間でも毎日勉強するようにしましょう。
中学2年生
中学2年生も1年生に引き続き、宿題や復習が基本の学習となります。
平日は2時間、休日は4時間を目安に勉強しましょう。
テスト前は部活が休みになることが多くなります。
そのため、テスト前の平日の勉強時間は3時間を目標にするとよいでしょう。効率よく学習することが大切です。
中学3年生(春)
中学3年生の夏休みまでは、定期テストや実力テストが複数あるため、テスト勉強を中心に学習しましょう。
勉強時間について、平日は2時間から3時間程度、休日は5時間が目安となります。
この時期は、勉強と部活動の両立がポイントです。疲れから、あまり勉強できない日があるかもしれません。
そのような日は短時間でもよいため、毎日勉強することを心掛けましょう。 本格的な受験シーズンに入って追い込まれないためにも、積み重ねが重要です。
中学3年生(夏)
中学3年生は、多くの生徒が夏休み前に部活動を引退するため、これまでよりさらに勉強時間を増やすことができます。
夏休みは、しっかりと計画を立て、1日8時間を目標に勉強しましょう。
2年生までの内容で苦手科目や分野がある場合は、この時期に克服しておく必要があります。
自分では克服が難しい場合や、家では集中できないといった場合は、塾の夏期講習を利用することも効果的です。
学習に適した環境を整えているため、モチベーションを維持して受験勉強に取り組むことができます。場所を変えて勉強することで、気分転換にもなります。
夏休みの過ごし方が受験に大きな影響を与えます。まずは学習環境から、受験勉強の姿勢へと切り替えましょう。
中学3年生(秋)
夏休みが終わると、塾に通う生徒も増え、周囲は本格的に受験を意識した雰囲気になります。
塾と家での学習を合わせて、平日は4時間、休日は6時間から8時間程度を目安に勉強しましょう。
この時期に行う学校の授業は、受験での頻出分野が多いため、授業の復習と受験勉強の両立がポイントとなります。
中学3年生(冬)
冬休みの勉強時間の目安は、1日8時間程度です。
この時期は、苦手な部分を中心に、基礎問題を繰り返し学習することが重要です。模擬試験を受けて実力を把握するとよいでしょう。
また、塾の冬期講習を活用し、実践力を高めることもお勧めです。 冬休みが明けてからは、受験に向けてラストスパートをかける時期です。
平日は5時間、休日は8時間程度が勉強時間の目安です。 受験する高校の過去問演習を繰り返し行いましょう。体調管理に注意することも重要です。
高校受験の勉強時間を効率よく増やす方法
高校受験のために勉強時間を増やすには、まず学習スケジュールを立てることが重要です。
何時から何時まで何をするか、箇条書きするとよいでしょう。一つずつ終わるごとにチェックしていくと、達成感を得ることができ、やる気も出てきます。最初から張り切って多く書かないことがポイントです。徐々に増やすようにすることで、継続することができます。
脳が一度に集中できる時間は限られているため、適度に休憩を挟むことも大切です。自分の集中できる時間に合わせて、1時間の勉強に5分休憩を入れるなど、休憩時間も学習スケジュールに含めるようにしましょう。
移動中など、隙間時間を活用するのも効率的です。 ただし、注意すべき点は、睡眠時間を削らないことです。睡眠は中学生の発達に欠かせません。この年代の人に必要な睡眠時間は、最低でも8時間です。睡眠が不足すると心身に不調が起こる恐れがあり、学習の効率も悪くなります。 睡眠によって記憶は定着するため、学習内容を脳に定着させるためにも、十分な睡眠を心掛けましょう。
受験勉強は、短時間でも効率よく勉強することが重要です。得意科目と苦手科目を交互に学習するなど、脳が退屈しないような工夫をするのもよいでしょう。 勉強の量だけでなく質も重視して、問題集は複数解くよりも、まずは1冊を完成させるようにしましょう。自分の苦手分野を把握し、解けない原因を分析することが大切です。
「なかなか勉強時間が増やせない」「この勉強の仕方で本当に大丈夫なのか」と現状に不安がある場合は、塾の自習室など、集中できる場所を活用しましょう。より質が高く効率のよい受験勉強を行うためには、学習環境を整えることも重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。 中学生は学校行事や部活動で忙しく、思うように勉強時間が取れないこともあるでしょう。
高校受験には内申も重要となるため、これらの活動もおろそかにはできません。 しかし、高校受験に必要な勉強時間は、学年が上がるごとに増えていきます。
勉強時間を確保するためには、自分に合った勉強法を見つけることが大切です。 さらに、受験勉強は量を増やすだけでなく、質を高める必要があります。
自分一人では難しいことですが、個別指導塾の講師であれば、生徒一人一人に合った勉強方法を一緒に考えてくれます。高校受験を目指す方は、個別指導塾を検討してみてはいかがでしょうか。