和歌山大学の入試科目や受験対策のポイント
和歌山大学は、和歌山県にある国立の大学です。2023年には経済学部、観光学部、システム工学部の学びを融合した教育課程〈社会インフォマティクス学環〉を開設しました。
本記事では、和歌山大学合格を目指す方向けに、和歌山大学の基本情報や学部・学科ごとに必要な入試科目をご紹介しています。また、入試の傾向と対策についても解説していますので、受験勉強の参考にしてください。
受験勉強で大切なことは、限られた時間で効率よく学習することです。和歌山大学の入試難度はそれほど高くはありませんが、総合問題が多く独自の対策が必要です。
「独学では不安…」という方は、是非一度、個別指導WAMへご相談ください。大学受験のプロが一人ひとりの学力と学部・学科別の傾向を分析し、合格に向けた最適なプランをご提案します。
本記事では、和歌山大学合格を目指す方向けに、和歌山大学の基本情報や学部・学科ごとに必要な入試科目をご紹介しています。また、入試の傾向と対策についても解説していますので、受験勉強の参考にしてください。
和歌山大学の概要
和歌山大学の基本情報
公式HP
https://www.wakayama-u.ac.jp/住所
〒640-8510 和歌山県和歌山市栄谷930創立年
1949年目的及び使命
国立大学法人和歌山大学が設置する和歌山大学は、学術文化の中心として広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を研究、教授し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とし、社会に寄与する有為な人材を育成することを使命とする。(和歌山大学学則第1条)和歌山大学の学部一覧・偏差値
学部 | 学科 | 偏差値 |
---|---|---|
教育学部 | 学校教育教員養成課程 | 47.5 |
経済学部 | 法経済学科 | 50.0 |
システム工学部 | システム工学科 | 50.0~52.5 |
観光学部 | 観光学科 | - |
インフォマティクス学環 | - | 50.0 |
【2024年度】和歌山大学の学部別入試科目
一般選抜・個別学力検査(前期日程)
学部 | 科目・配点 |
---|---|
教育学部 |
◆文科系 国語総合:200点、面接:300点 ◆理科系 数学(ⅠAⅡB):200点、面接:300点 ◆実技系(音楽・美術・保健体育 実技検査:400点、面接:300点 |
経済学部 | 総合問題A:500点、総合問題B:400点 |
システム工学部 | 数学(ⅠAⅡBⅢ):200点、外国語(英語):200点 |
観光学部 | 総合問題:400点 |
インフォマティクス学環 | 数学(ⅠAⅡB):200(300)点、外国語(英語):200(300)点 ※いずれか高得点の教科の得点を1.5倍(300点満点)し、配点合計が500点満点となるように換算 |
和歌山大学の科目別入試傾向と対策
入試傾向と対策(前期日程)
国語
和歌山大学教育学部(文科系)の国語は、現代文1題・古文1題・漢文1題の計3題で構成されています。試験時間は90分で、設問は記述式が中心となります。現代文は評論、古文は中古から中世、漢文は史伝や思想といったジャンルから出題される傾向があります。問題文、設問ともに標準的であり、基本的な読解力に関わる標準レベルの問題となります。しかし、文章でまとめる設問が中心となるため、試験時間のペース配分が重要です。現代文は何といっても読み慣れること、書き慣れることが重要となります。なるべく多くの文章に触れましょう。他大学の問題を解くのも良いです。古文・漢文は、まず基礎を固めることが大切です。古文では特に助動詞・助詞の用法、漢文では再読文字や返読文字は必須です。数学
和歌山大学教育学部(理科系)の数学は、試験時間90分で大問が4題出題されます。全問記述式で、3題が教育学部とシステム工学部共通問題となります。共通問題の3題は数列、ベクトル、整数の性質、確率などが頻出です。単独問題は、微積分から出題されることが多く、証明問題が出題されることもあるので、筋道の通った解答ができるように対策を行いましょう。基本的な事項が確実に理解できて初めて、思考力や応用力が養われます。まずは教科書傍用問題集の基本レベルの問題を徹底的に演習し、基本事項をきちんと身につけることを目指しましょう。英語
和歌山大学経済学部の英語は、総合問題Aとして出題されます。試験時間90分の大問2題構成、解答方式は、記述式と選択式の併用となります。英文和訳・語句整序・空所補充・内容真偽などが問われます。英文は教科書レベルで、設問も標準的ですが、難解な語句について問われることがあります。記述量は多くないものの、読解量が多いので要領よくこなさないと、90分の試験時間では間に合わないかもしれません。読解力が大きな決め手になるため、長文問題集を本番のつもりでどんどんこなすことが大切です。ただし、1題ごとに単語、熟語、構文などを復習して覚えていくことも重要です。理科
和歌山大学の理科は、システム工学部後期日程の総合問題として出題されます。試験時間は120分で、物理・化学・数学の3分野から2分野の問題を選択して受験します。計算・論述・計算論述の組み合わせの形で出題されるため、数学、物理、化学の基本事項を徹底的に身につけることが大切です。教科書傍用問題集の基本レベルの問題を徹底的に演習しておけば、内容はそれほど難解なものではありません。ただし、問題に与えられた条件や答え方を見落とすことで、解き間違ってしまう問題も多いので、落ち着いて取り組むことが大切です。また、論理的な考え方を問われる問題への対策として、日頃の学習においても解答に至るまでの過程を重視し、丁寧に筋道立てて解答する習慣を身につけましょう。個別指導WAMの和歌山大学受験対策
和歌山大学の受験を志望している方には、個別指導WAMがおすすめです。 個別指導WAMでは、最初に面談を行い、通っている高校や現状の学力、志望する学部・学科など詳しく聞き取りを行います。その後、受験生一人ひとりに合わせたカリキュラム作成し、指導をスタート!指導開始後も、定期的に面談を行うことで、最適な学習ペースで学力を向上させることができます。 「一般選抜」はもちろん「総合型選抜・学校推薦型選抜」にも対応!和歌山大学合格に向け、最後までしっかりとサポートいたします。まとめ
和歌山大学の基本情報や入試の傾向などについて、ご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。受験勉強で大切なことは、限られた時間で効率よく学習することです。和歌山大学の入試難度はそれほど高くはありませんが、総合問題が多く独自の対策が必要です。
「独学では不安…」という方は、是非一度、個別指導WAMへご相談ください。大学受験のプロが一人ひとりの学力と学部・学科別の傾向を分析し、合格に向けた最適なプランをご提案します。