2022.09.12
【倫理コラムー4】モーセ
【モーセ】 得意技:十戒 活躍した時代:古代イスラエル モーセは、ユダヤ教の預言者です。 ユダヤ教とは、キリスト教の元になった、 世界最古の宗教のひとつです。 預言者とは、 未来を予測する「予言者」とは字が違い、 「神の言葉を預かり民に示す人」の意です。 モーセは、 「十戒」という律法(神と民との契約)を、 ユダヤ人に示しました。 その中に、「1週間に1度の安息日は働くな」 というものがあります。 なぜなら、神は天地創造を6日間で行われ、 7日目には休まれたからです。 勉強も同様です。 あまりに根を詰めては逆効果、 せめて1週間に1日くらいは休みましょ
2022.09.09
【倫理コラムー3】アリストテレス
【アリストテレス】 得意技:中庸 活躍した時代:古代ギリシア アリストテレスは、 「万学の祖」と言われています。 哲学のみならず、 倫理学から自然科学に至るまで、 今ある色んな学問のパイオニア、 という意味です。 またアリストテレスは、 「人生の目的は幸福になること」と言いました。 そしてそのために必要な要素のひとつが、 「中庸」という概念であると言いました。 街で恋人と歩いていて 怖い人にからまれて(笑)、 恋人を見捨ててひとりで逃げ出したら 流石に「臆病」です。 しかし、10人の怖い人に1人挑むのは 流石に「無謀」です。 この「中庸」(バランス)が
2022.09.08
【倫理コラムー2】プラトン
【プラトン】 得意技:イデア(理想主義) 活躍した時代:古代ギリシア プラトンはソクラテスの弟子です。 そしてプラトンの弟子がアリストテレスです。 プラトンの必殺技は理想主義です。 つまり、「ここではないどこか」がある、 この世のどこかには 現実世界とは違う理想の世界がある、 と言います。 そしてその理想の世界(イデア界)に 近付くべく、人間は哲学し、 魂を磨かねばならないと言います。 「星の王子さま」にも、同様の文言があります。 すなわち、 「本当に大事なものは目には見えない」。 勉強でもそうです。 目先の点数や偏差値(目に見えるもの)
2022.09.06
【倫理コラムー1】ソクラテス
【ソクラテス】 得意技:問答法 活躍した時代:古代ギリシア ソクラテスは哲学の祖(パイオニア)、 という感じです。 彼の必殺技は「問答法」。 文字通り、問答(他者との対話)を通じて、 彼は哲学を深めていきました。 そしてその問答を通じ思索を深め、 「自分はまだまだ何も知らない」 というひとつの真理(「無知の知」) に辿り着きました。 このように、思考や哲学は、 独り知識を詰め込む「机上の空論」ではなく、 他者との対話を通じはじめて、 まっとうに力強く形成されていきます。 勉強も同じです。 独学オンリーや、 対話なき一方通行の動画・集団指導では 限界があ
2022.09.02
【おすすめ参考書・問題集 漢文】
【おすすめ参考書・問題集 漢文】 漢文は古文よりさらに優先度低いです。 共通テストが必須な国公立大学受験生、 および、ハイレベルの私大の文学部系、 以外は、そもそもほとんど漢文不要です。 ・三羽邦美の漢文教室 ・漢文ヤマのヤマ(三羽邦美) ・早覚え即答法(田中雄二) ・ゴロゴ極める漢文シリーズ ・漢文ゴロゴ ・1冊読むだけで漢文の~(岡本梨奈) ゴロゴでも、岡本先生でも、三羽先生でも、 何か1冊を繰り返しやれば十分かと。 共通テスト受検者は、 ①上記のどれか ↓ ② 「決める!共通テスト」的な、 共通テスト対策本を1冊 ↓ ③共通テストの
2022.08.31
【おすすめ参考書・問題集 古文】
【おすすめ参考書・問題集 古文】 好きならどんどんやって下さい。 そうでないなら、 古文は足を引っ張らない程度に 仕上げれば十分なので、 文系なら英語・社会・現代文、 理系なら数学・理科・英語、 を優先して学習して下さい。 <単語> どれか1冊でよいです。 ・現代文の例文で覚える古文単語250 ・読んで見て覚える重要古文単語315 ・望月光の古文単語333 ・マドンナ古文単語230 ・古文単語ゴロゴ <文法> 三羽先生か望月先生か富井先生か。 ・古典文法マスタードリル(西村雪野) ・古文ヤマのヤマ(三羽邦美) ・望月光の古典教室(文法編) ・富井の古典…
2022.08.24
【おすすめ参考書・問題集 世界史】
【おすすめ参考書・問題集 世界史】 基本的な学習方針は、日本史と同じ。 まずは全体の流れ(因果関係)をつかみ、 そこから重層的に知識を増やしていく。 そもそも論として、 日本史か世界史の選択で迷ったら、 日本史をお勧めする。 日本史は中学卒業までで、 大学受験に必要な日本史の知識の 30%ほどは既にマスター出来ている。 しかし世界史は、 高校からほぼゼロスタート。 <流れ本 基礎系> ・世界史のキホンが2時間で全部頭に入る(馬屋原吉博) ・中心の移り変わりから読む世界史(秋田総一郎) ・世界史の教科書(ムンディ先生) ⇒一般書だが、特に「中心の~」はお…
2022.08.22
【おすすめ参考書・問題集 日本史】
【おすすめ参考書・問題集 日本史】 まずは全体の流れ(因果関係)をつかみ、 そこから少しずつ知識を積み重ねていくこと。 いきなり教科書の通読へのトライは挫折率が高い。 出来れば金谷先生の「なぜと流れ」から入りたいが、 それでもキツいという人は、まずは <流れ本 基礎系>からどれか1冊を。 <流れ本 基礎系> ・とんでもなくわかりやすい日本史(馬屋原吉博) ・最低限の日本史(福田尚弘) ・日本史の教科書(ムンディ先生) ⇒特に中学受験のカリスマ先生である 馬屋原先生の著書はおすすめ。 <流れ本 網羅系> ・なぜと流れがわかる本(金谷俊一郎) ⇒コレを4冊…
2022.08.18
【おすすめ参考書・問題集 現代文】
【おすすめ参考書・問題集 現代文】 <語彙・テーマ知識> ・日東駒専レベル 現代文読解のテーマとキーワード(Gakken) ・中堅国立&マーチレベル 言葉はチカラだ!(河合塾) ・難関国立&早稲田レベル 現代文キーワード読解(Z会) <船口シリーズ> ・日東駒専レベル 最強の現代文 ・中堅国立&マーチレベル 決める!共通テスト 記述トレーニング ・難関国立&早稲田レベル 読と解のストラテジー <河合塾シリーズ> ・日東駒専レベル アクセス基礎編 ・中堅国立&マーチレベル アクセス発展編 上級現代文Ⅰ ・難関国立&早稲田レベル アクセス完成編 上級現代文…
2022.08.15
【おすすめ参考書・問題集 英語<リスニング>】
【おすすめ参考書・問題集 英語】 【リスニング】 リスニングは、 あらためて独自に対策をする、 というよりは、 日々の語彙や読解の学習の中で、 随時身に着けてゆくものです。 ・単語帳や熟語帳は 必ず音声付のものを用い、 随時音声チェックもする ・長文問題集も同様に、 音声付きのもので学習し、 「解きっぱなし」ではなく、 「リスニング」「音読」を 必ず欠かさずこなす 上記のことが日常化していれば、 <日東駒専・MARCH・早慶> そもそもほとんど出題されません。 <共通テスト> ・決める!共通テストリスニング ・