2023.07.07
【世界史】【ストーリー⑤中国】
メソポタミア文明、エジプト文明が 約5000年前。 少し遅れて、約4000年前、 中国でも黄河や長江の流域で 文明が起こったと言われています。 「中国4000年の歴史」 と言われる所以ですね。 いちばん最初の王朝は「殷」。 「甲骨文字」による 記録が残っています。 次は「周」。 暴君として悪名高い殷王を倒しました。 中国の王朝交替を 「易姓革命」と言います。 周は血縁による封建制です。 その後は「春秋・戦国」時代という 下剋上・戦乱の時代に突入します。 この時、「諸子百家」と呼ばれる、 儒家の孔子や法家の韓非子などの 思想家が登場します。 …
2023.07.06
【世界史】【ストーリー④イスラーム】
7世紀、遂にイスラームが誕生します。 イスラームとは、一言で言えば、 「平等」の宗教です。 ちなみにキリスト教は愛、仏教は縁起。 ビザンツ帝国とササン朝が争い、 アラビア半島を迂回するルートが繁栄。 その流れの中で発展した都市メッカに、 イスラームの創始者である ムハンマドは生まれました。 唯一神アッラーの預言者であることを 自覚した彼は、じょじょに信者を増やし アラビア半島を支配、 ついにはササン朝を滅ぼします。 しばらくは選挙で選ばれていたカリフ (ムハンマドの後継者)ですが、 4代アリーが暗殺されたことを契機に、 「ウマイヤ家」が世襲するように。 ここでイスラ…
2023.07.05
【世界史】【ストーリー③古代ローマ】
オリエントでは アケメネス朝ペルシアが専制政。 ギリシアではポリスが民主政。 そしてローマでは 「共和政」が誕生しました。 平民が重装歩兵により戦争に参加、 参政権を得ていく過程は アテネ同様ですが、 ローマではアテネより 貴族の力が強く(元老院など)、 アテネほどの民主政には なりませんでした。 イタリア半島を統一したローマは、 フェニキア人の植民地である カルタゴ(猛将ハンニバル)との ポエニ戦争で勝利、 地中海世界の覇者となります。 その後伝説的英雄カエサルが 独裁を展開するも暗殺されます (第1回3頭政治)。 その後カエサルの養子である オクタ…
2023.07.04
【世界史】【ストーリー②古代ギリシア】
ギリシア文明 =エーゲ文明 =前半がクレタ文明 =後半がミケーネ文明。 ミケーネ文明は 前出の「海の民」により 滅ぼされらたしいとする説も。 ミケーネ文明滅亡後は、 文字資料が残されていない 約400年の「暗黒時代」が続きます。 約2500年前くらいになると、 「ポリス」と呼ばれる 都市国家が増えてきます。 ギリシア語(フェニキア文字がもと)、 オリンピアの祭典などにより、 「ギリシア人」としての 共通意識が醸成されました。 代表的なポリスは、 「アテネ」と「スパルタ」です。 アテネは民主政の発祥の地、 スパルタは軍国主義です。 オリエン…
2023.07.03
【世界史】【ストーリー①古代オリエント】
そもそも「オリエント」とは 「日が昇る処」の意味で、 イラン・イラク・トルコ・イスラエル・ サウジアラビア・エジプトらへんです。 メシポタミア文明・エジプト文明、 ユダヤ教・キリスト教・イスラーム教、 が誕生したまさに「文明発祥の地」。 オリエントの中でも、 イラン・イラク周辺、 ティグリス川・ユーフラテス川周辺を 「メソポタミア」と言います。 シュメール人と呼ばれる人々が、 最古の文字「楔形文字」を発明し、 「メソポタミア文明」が栄えました。 その後「バビロン第一王朝」が成立、 「目には目を、歯には歯を」の 同害報復の「ハンムラビ法典」 が作られました。 &nbs…
2023.05.03
【世界史】【各国史】アフリカ史
【古代】 <ガーナ王国> ・金を豊富に産出 <マリ王国> ・イスラーム教国 <エチオピア> ・キリスト教国 <東海岸> ・イスラーム+現地の文化=スワヒリ 【近世】 (アフリカ分割) <奴隷貿易> ・大量の黒人奴隷が新大陸に運ばれる ・アフリカの共同体は激しく破壊される ・ベルリン会議(ビスマルク) ⇒「先占権」(早い者勝ち) <ファショダ事件> ⇒アフリカ縦断政策(イギリス) ⇒アフリカ横断政策(フランス) ⇒フランスが譲歩 ⇒のち英仏は共同歩調へ <モロッコ> ・ファショダ事件で英仏が和解 ⇒英仏協商 ⇒モロッコにおける…
2023.05.03
【世界史】【各国史】中央アジア史
【北方民族】 (遊牧民⇒騎馬遊牧民) <スキタイ> ・南ロシア ・イラン系 ・中国:殷、周、春秋戦国時代 ↓ <匈奴> ・全盛期:冒頓単于 ・トルコ系の月氏を破る ・秦の始皇帝:万里の長城を建設 ・前漢の劉邦(高祖)に圧勝 ・前漢の武帝:万里の長城を修復と延長 ・南北に分裂 ⇒北匈奴はフン人となる? ⇒ゲルマン人を圧迫し大移動の契機に ↓ <鮮卑・柔然> ・鮮卑は五胡の1つ ・鮮卑の拓跋氏が北魏を建国 (隋・唐も拓跋氏) ・柔然はモンゴル系、北魏に敗北 ↓ <突厥> ・トルコ系 ・シルク=ロードを支配 ・ササン朝ペルシアと同盟 ・突厥文字を考案 (アラム文字に由来) ・中国:隋 …
2023.05.02
【世界史】【各国史】西アジア史③
【近代】 <ティムール帝国> ・建国者:ティムール ・モンゴル復興王国 ・中央アジア最初の大帝国 ・トルコのイスラーム化 ・アンカラの戦い ⇒オスマン帝国を撃破 ・明への遠征途中にティムール死去 ⇒ティムールの子孫がムガル帝国建国 <オスマン帝国> ・迫害されたユダヤ人を受け入れ ・ミレット (宗教別共同体) ・イェニチェリ (スルタン直属軍、キリスト教徒子弟) ・ビザンツ帝国を滅ぼす (コンスタンティノープル攻略) (イスタンブルへ) ・マムルーク朝を滅ぼす (スルタン・カリフ制へ) ・スレイマン1世のとき全盛期 ⇒第1次ウィーン包囲 (神聖ローマ帝国を圧迫) ⇒…
2023.05.02
【世界史】【各国史】西アジア史②
【中世】 <ムハンマド登場> ⇒メッカ(サウジアラビア)生まれ ⇒イスラームを創始 ⇒唯一神アッラーの前での平等 ⇒聖典:コーラン ⇒偶像崇拝を否定 ⇒宗教が政治や生活と密接な関係 ⇒聖遷(メッカ⇒メディナ) <正統カリフ時代> ・ムハンマドの後継者:カリフ ・最初の4代は選挙 ・ウマイヤ朝以降は世襲 ・ビザンツからシリアとエジプトを奪う ・4代カリフのアリーが暗殺される <ウマイヤ朝> ・イスラームの分裂 ①スンナ派(多数派、話し合い) ②シーア派(少数派、血統、主にイラン) ・勢力拡大 ⇒中央アジアからイベリア半島まで) ・アラブ帝国 ⇒アラブ人と…
2023.05.02
【世界史】【各国史】西アジア史①
【古代】 <エジプト> ・42のノモス(都市国家) ・古王朝 ⇒国王:ファラオ ⇒ピラミッド (王の権威の象徴) (クフ王のものが最大) ・中王国 ⇒ヒクソスの侵入・支配 (馬と戦車) ・新王国 ⇒宗教改革 (多神教から一神教=アトン神へ) (ユダヤ教に影響を与える) (次代ツタンカーメンが多神教に戻す) <メソポタミア> ・シュメール人の都市国家 ⇒楔形文字を使用 ・アッカド王朝 ・バビロン第1王朝 ⇒ハンムラビ法典 (「目には目を、歯には歯を」) (復讐法の原則) ⇒ヒッタイトにより滅亡 <小アジア> ・現在のトルコ ・ヒッタイト ⇒世界初の鉄製武…