2024.12.02
考えるとは
「考える」ということは、人間に備わった大切な能力です。では、「考える」とは、一体何をすることなのでしょうか? 辞書には、 考えるとは、頭を働かせること、思いをめぐらせること、工夫すること、等と書かれています。 では、「考える」と、「思う」・「感じる」は、一体何が違うのでしょう? たとえば、何かを食べている時に、ある人は「おいしい」と思う、感じる。一方で、他のある人は「おいしい。何が入っているんだろう?」と考える。この二つには差があります。 「思う、感じる」と「考える」の違いは、「問い」が在ることです。この場合、「何が入っているんだろう?」が「問い」です。 一方で「おいしい」と…
2024.12.01
読書で読解力は向上するのか?
読解力は読書でつくとは限らない! 国語が苦手な子供の保護者の方から、「うちの子は読解力がないので、本を読ませてください。」 という相談をよく受けます。国語ができる子の多くが、幼少期に本に親しんでいたことが多いため、「読書=読解力がつく」というイメージがあるのだと思います。幼少期に読書をしていた子供の多くが、国語でよい成績をとる傾向があるのは事実です。しかし、読書量を増やすことで読解力がつくことは必ずしも言えません。「読書」と言ってもそのやり方は様々で、読解力を伸ばしやすい読書と効果のない読書があるということです。 読解力アップ効果のある読書とは? 読解力アップ効果のある読書とは、…
2024.11.30
短時間で成績を上げるには
学習に対する目的意識を持つこと 学習においてありがちなのは、「宿題だから仕方なくする」といった考え方です。これは、時間の無駄でしかありません。仕方なくする勉強は、やらないのとほとんど変わりません。学習の目的意識を持って取り組んで欲しいと思います。 学習の目的意識とは「今の自分を、よりよい自分に変えていく」ということです。志望校合格等といった具体的な目的もありますが、志望校合格はゴールではありません。長い人生を幸せに生きるために、知識を増やし、学習の仕方を学ぶことがとても重要です。 時間を意識してから取り組むこと 宿題や学習課題に取り組む際、なんとなく取り組むのではな…
2024.11.29
苦手科目を克服するには・・・
誰しも苦手科目はあるかと思います。ではその苦手科目、どのように向きあったらよいのでしょうか? 苦手科目ができるようになるメカニズムはある意味単純で、苦手科目に接する時間を増やすだけなのです。これまで多くの学生を見てきましたが、苦手科目ができない理由の多くは学習時間が不足していることです。学習時間が不足していることで以下の悪循環が起きているのです。 ①学習時間が不足しているから、理解が深まらない。 ↓ ② 理解が深まらないから、問題が解けない。 ↓ ③ 問題が解けないから、テストで高得点が取れない。 ↓ ④テストで高得点が取れないから、学習する気になれない。 &nbs…
2024.11.28
都道府県の歴史
こんにちは、個別指導Wam藤の木校です。 中学2年の初めに社会で習う日本の都道府県名。47もあるので、なかなか覚えられなくて苦しんだ経験がある人も多いのではないでしょうか。近県はともかく他の地方の県はなかなか覚えられないし、テスト前はなんとか覚えていても(覚えられなくても?)テストを過ぎるとすぐ忘れてしまったという人も多いでしょう。都道府県名だけならともかく、県名と県庁所在地名が違うところが21もある(岩手県盛岡市など)のは納得いかない、という人は多いのではないでしょうか。 今回は都道府県名の歴史とともに、富山県の歴史も見てみましょう。 都道府県誕生の歴史は幕末にさ…
2024.11.28
学習は目的意識を持って!
「1日〇時間は勉強しなさい」という表現をよく聞きます。学習時間が多いため、通常であれば成績アップするはずなのですが、現実的には成績が伸びる生徒と全く成績が伸びない生徒に2極化します。それはなぜなのでしょうか? 理由は単純で、学習時間をこなすこと自体が目的となってしまい、その内容や目的が曖昧になっているからです。目的もなくこなす学習時間は無駄でしかありません。生徒によっては、解ける問題を何回も練習するリスクもあります。 では、成績が上がる学習をするにはどうすれば良いのでしょうか? 目標を決め、取り組むべき学習内容を明確にした学習がベストだと考えます。具体的には、 「A…
2024.11.27
「宿題」より「ゲーム」を優先する子に“説教”は効果なし!
子どもが同じ失敗を繰り返す理由 子供を叱ると嫌な気分になります。子育てをしていて経験された方は多いと思います。当塾でも指導中、叱らなければいけない場面はたくさんあります。問題点を指摘し、改善を促さなければいけないと考えるからです。しかし、子供を叱ることで子供も自分も嫌な気分になるので、できれば減らしたいものです。ですが、同じ理由で何度も叱らなければいけない時もあります。 人間はそう簡単に変われるものではありません。誰もが同じ失敗を繰り返してしまったことはあります。子供であればなおさらです。 しかし、そうではない場合もあります。子供自身が納得していないから、叱られても同じことを繰り返す場合です。…
2024.11.26
子どもが勉強しないのは親のせい?
「うちの子がまったく勉強しない…」「成績が悪い…」 このようにお悩みの保護者の方は多いです。ある調査によると、中学生の約4割が「勉強が嫌い」と回答しているそうです。しかし、その原因が親にあるとは限りません。勉強しない子の問題について考え、子どもの勉強に関するサポート方法を紹介します。 ①子どもが勉強をしないのは親のせいとは言えない。 子どもが勉強しないのは、家庭環境・親の姿勢・学校環境等の要因が関係しています。しかし、子どもが勉強をしないのは子どもの問題です。精神年齢が低い小学生以下の時期に関しては、保護者の意思や環境が表れます。しかし、中学生にもなると、自分の意思を持ち、親の意思とは無関係に…
2024.11.25
12月~1月の教室開放と年末年始の休業予定
こんにちは🌞WAM堀川校 教室長の河内です! 本日から各中学校のテストが始まる時期ですね💪昨日の日曜日も、生徒から問題の質問や解説希望を多くいただき、テスト前の追い込みをがんばってるなと感じながら質問対応しておりました。 三年生は内申点が入る最後のテストです!!悔いが残らないように最後までがんばってください✨ そのあとは、入試に向けてがんばろう(^^)/ それでは、12月の教室開放予定更新します✨ ~基本~ (月)~(土) 14:00~21:30 ~変更日~ (自習時間変更)12/21(土)14:40~21…
2024.11.25
どうして勉強しないといけないの?
子どもは時に、大人をハッとさせるような疑問を投げかけてきます。その疑問に答えようとすればするほど、「この答えは子どもに響いているの?」「ちゃんと納得できた?」と不安になってしまいます。いつの時代も大人を悩ませる子どもの疑問、「どうして勉強しないといけないの?」について、考えてみました。 誰もが、「どうして勉強しないといけないの?」と聞いたことはあるかと思います。すると、このような答えが返ってきたのではないでしょうか。 「いい大学に入るため」・「今のうちに勉強しておかないと後で苦労するよ」・「なりたい職業につくため」 確かにその通りです。大人になると、学生時代にしっかりと勉強するこ…