2024.06.20
【作業の丁寧さと速さの関係#4】
こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、 投稿させていただきます。 前回の続きです。 さて、では「仕事の丁寧さと速さ」についての解決策です。 それは「速さを優先する方法」です。つまり「丁寧さは一旦置いておいて、速さだけを追求する」と言う方法です。 これだけ聞くと「丁寧さはぞんざいな扱いをしていいのか」と思われるかもしれませんが、もちろんそうではありません。人間には固有の「スピード感」というものがあります。ある人はそれが「速い」と感じある人にはそれが「遅く」見える。これは物質的な速さと言うより「感覚」です。 …
2024.06.13
【作業の丁寧さと速さの関係#3】
こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、 投稿させていただきます。 前回の続きです。 前回は「丁寧」さとは全て「感覚」である、と言うお話でした。 つまり、「<丁寧さ>と言うのはとても体のいい言い訳で、実は<速く作業する事が出来ない>ということを反省せず正当化しているに過ぎない。」という事。 社会人Aさんは「私は仕事がとても遅いんです。その理由は丁寧さを意識してちゃんとした仕事がしたいんです。だから速く作業を進める事が出来ません。どうすればいいですか?」というモノ。 このAさんは、何の悪気も無く本当に正しい事…
2024.06.06
【作業の丁寧さと速さの関係#2】
こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、 投稿させていただきます。 前回の続きです。 前回は私と生徒のやり取りと、それに対して「仕事の丁寧さと速さ」について色々調べてみたというお話でした。 まず分かったことは「丁寧さ」も「速さ」もその両方が必要であり、どちらか一方に傾倒してはならないという事です。 こんな質問があります。質問者の社会人Aさんは「私は仕事がとても遅いんです。その理由は丁寧さを意識してちゃんとした仕事がしたいんです。だから速く作業を進める事が出来ません。どうすればいいですか?」というモノ。 &n…
2024.05.30
【作業の丁寧さと速さの関係#1】
こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、 投稿させていただきます。 本日は作業効率に関するお話です。今回に関しては「作業」をとても広義な意味で捉えて頂ければと思います。学生の方は「勉強」に、社会人の方は「仕事」に置き換えて頂いても構いません。 先日、ある生徒がこのような相談をしてくれました。「とてもきれいにノートをまとめられるようになってきました。でもやたらと時間がかかってしまうんです。どうしたらいいですか?」 とてもいい質問だと思い、私は答えました。「とてもきれいにまとめられるようになったことは素晴らしい事です。しかし…
2024.05.29
【規矩行い尽くすべからず#終】
こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、 投稿させていただきます。 前回の続きです。 前回は、「緊急事態に巻き込まれて可哀そうな人だな」ではなく、そのような人は「教養が足りない人なんだ」というお話でした。 またここで勘違いされそうなのですが「教養が足りない」から「悪い」ではないのです。教養が足りないのであれば身に付ければいいのです。しかしそれには相応の努力が必要です。 「じゃあその人は努力が足りないのか」と言われましても知りません。極端な物言いは喧嘩を吹っかけているのと同じですから、ほどほどにしてくださいね。  …
2024.05.22
【規矩行い尽くすべからず#6】
こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、 投稿させていただきます。 前回の続きです。 前回は、知識とは「ただ知っている」という事であり、知っているだけでは知恵のある人間とは言えない、と言うお話でした。世界の歴史において「知識人」と言うのは山ほどいました。「歩く図書館」と呼ばれるようなただ「知っている人」と言うのは五万といたのです。 しかし「教養のある人」つまり「悟りの境地に達した人」と言うのは本当にごく少数でした。2500年前、お釈迦様がいらっしゃったように悟りを開くという事は「教養を生み出す」という事です。  …
2024.05.15
【規矩行い尽くすべからず#5】
こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、 投稿させていただきます。 前回の続きです。 前回は「規矩行い尽くすべからず」とは「ルールを守るのは当然だし良い事ですよ。必要な事です。しかし「守りすぎる」もの良くないよね。時と場合がありますよね。」と言うお話でした。 ここで恐らく疑問に思う方がいると思います。「正しさは時と場合による。だったら何を基準に判断すればいいんだ?」という疑問に到達するのではないでしょうか? その思考回路は本当に素晴らしいです。その答えは「知恵」にあります。「教養」と置き換えて頂いても構いま…
2024.05.08
【規矩行い尽くすべからず#4】
こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、 投稿させていただきます。 前回の続きです。 前回は何故「ルールを守らない」事にイライラしてしまうのか、と言うお話でした。 これは結論ですが「私は正しい事をしている」という感覚にあります。 その感覚に対して「なぜあいつはその正しい事をしないんだ」という深層心理です。 「私は正しい」とは何が正しいのかと言うと「ルールを守っている」という点に置いてです。人間とは正しい事が大好きです。なぜなら正しい事をしていると「良い人になった」気がするからです。そしてその正しい事をしていると「それ以上…
2024.05.01
【規矩行い尽くすべからず#3】
こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、 投稿させていただきます。 前回の続きです。 前回は「暗黙のルール」のお話でした。何故人は無意識に暗黙のルールを作り、それに沿って生活をしてしまうのでしょうか。 例えばあるご家庭に「靴下を表にして洗濯籠に入れる」という暗黙のルールがあったとします。これも誰かが公言したり決めた話ではなく、ただ何となくそうしているという状態です。 この暗黙のルールが無かった時を遡ると、もしかしたらお母さんの機嫌が悪かったのかもしれません。またはお母さんを想って、ただ何となく靴下を表にして…
2024.04.24
【規矩行い尽くすべからず#2】
こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、 投稿させていただきます。 前回の続きです。 前回は避難訓練のお話でした。火事のアナウンスがあり生徒は校庭に避難します。 そこで思い出してほしいのですが、外に出る際上履きから外履きに履き替えた記憶はありますか?先生方からも履き替えるように指示された人はいないと思います。 全員が履き替える事も無く、上履きのままで校庭に非難すると思います。 学校の校則に沿った行動をする場合恐らく「通常時は外履きと上履きを履き替える」事が正しいルールのはずです。ではなぜそのルールを破ってもいいのか。 &…