2016.06.20
その65
こんにちは。河西貴志高等部からです。 高校生も中学生に続き定期テストの時期に入りました。 今日は多くの高校でも採用されている黄チャート、その使い方の1つを挙げておきます。河西貴志高等部では大方の生徒が、受験勉強の最初のほうに黄チャートを使用しています。長年いろいろな素材を試してきましたが、これが一番失敗の少ない参考書かなという印象です。 数学の得意な生徒の中には、少しエレガンスに欠けるため、この手の参考書を好まないものもいるかもしれません。高等部講師でも数学が得意なものほどそういいますね。 しかしながら、網羅性と解法がオーソドックスという…
2016.06.12
その64
こんばんは。河西貴志高等部からです。 前回ミッドウェー云々のことを書くと予告したのですが、記載内容が膨大になり過ぎますので、またの機会にします。書いているうちに、ひょっとしたら憤怒やら悵恨の感情が溢れ出て、とても書けそうにないかもしれません。 とにかく、日本型組織の特性が凝縮して現れており、組織論などでもいろいろ研究されていると思います。単純に戦力比をみても、負けるはずのなかった戦争になぜ負けたのか。下手な経営学の本を紐解くよりも、この歴史的な大海戦とその大敗北を視てみることを薦めたいですね。 今日はこれだけです。 &nbs
2016.06.06
その63
河西貴志高等部からです。 第1回目の定期テストは終了しました。 いまは高校総体に向けた部活動で、生徒たちは忙しそうです。 さて、昨日は祝日で更新できなかったのですが、6月5日は何の日かといえば、ミッドウェー沖で日本海軍がアメリカ海軍に大敗北を喫した日です。 いまからおよそ75年前の出来事ですが、歴史の教科書では単なる通史として扱われるだけで、いかに加担し、どういう戦闘をして、そして惨敗したかまで教えてくれることはありません。(2014年のセンター日本史で出題されたのは記憶しています。) ミッドウェーの前に敗北なし、ミッドウェーの後に勝利なし。この作戦結
2016.05.25
その63
河西貴志高等部からです。 今日は久しぶりに新規生募集のお知らせです。 第4期目を迎えた高等部では、この春から新規塾生を募集しています。 県内の進学校生徒を中心に、大学受験を見据えた指導を実施します。講師は経験豊富なベテラン講師やセンター試験9割以上を取得したものを中心とした体制です。 志望校別の勉強方法や参考書案内も含めた丁寧で親切な学習指導をします。 興味のある方は下記フリーダイヤルまたは教室までお問い合わせください。無料体験授業も実施中です。 個別指導Wam河西貴志高等部 0120-20-7733 教室直通番号 073-497-6405
2016.05.21
その62
「幽窓無暦日」 河西貴志高等部からです。公立高校の定期テスト期間が終了し、教室も清閑な状態に戻りました。 生徒たちが帰り、夜半に校舎の裏口で一息ついていると黒い影を目撃。しなやかで細長い胴体と短めの四肢、小さい顔から突き出た鼻。何かと思えばイタチです。 少し北側が山ですが、藤戸台の土地開発などで、このあたりの住宅街に追われてきたのでしょうか。 かなり素早い動きをしますが、なかなか自分好みのフォルムをしています。この動物は性格が極めて凶暴らしく、自分より大きなニワトリやウサギなども捕食するようです。 さて、前回の続きでルソーの「人間不平等起…
2016.05.10
その60
Let us begin therefore, by laying aside facts, for they do not affect the question.(J.J. Rousseau ) 「だからすべての事実から離れることから始めよう。事実では問題の核心にふれることができないからだ。」 今日はルソーの言葉から始めてみました。河西貴志高等部からです。 さて、本日はMTにて中学受験のことが話題になりました。どちらかといえば苦手分野であり、自分自身もごく表層的なレベルでしか考えてこなかったのが事実です。中学受験を意識し始めるのはだいたいが小3の終…
2016.05.02
その59
It is only by the spear that smote you that the wound is healed. 「お前を傷つけたその槍だけがお前の傷を癒すことができる。」(Parsifal R・Wagner) こんばんは。和歌山エリア河西貴志高等部からです。 It is~thatの典型的な強調構文が上記の英文で使われています。あいだに副詞(要素)をはさむ場合は強調構文と思って間違いありません。 いま、高3生の一部や高1生でも学力が高い生徒を対象として、去年同様に英文和訳の指導を施しています。昔ながらのやり方ですが、一時期その効果を疑われることもあっ…
2016.04.29
その58
河西貴志高等部からです。ブログの形式が新しくなりましたので、それに伴い載録する内容も変えていかねばなりません。 さて、殆どの者が新学年になり、新鮮な気持ちで学校テキストに取り組みだしています。例えば、こちらでも高12生の英語の授業などで、新しい教材を使う場合もあります。ただ、勉強の方針はスタート時点の実力によって相当に違ってきます。偏差値60以上ある学力の高い人は、貪婪に知識を吸収していけばいいでしょう。GW期間もおかまいないしに進めていくべきです。 しかし、学力の足りない生徒は、一度高校入試のまとめのような問題集(中学のまとめや強化と対策等)に当たって、基礎事項を
2016.04.23
その57
こんにちは。河西貴志高等部からです。 天候は悪いですが、随分と暖かくなってきました。ほんの2ヶ月ほど前に比べても、格段に目覚めが良くなりました。ただ、不思議というか奇矯な夢を見ることも多くなり、中身は殆ど忘れてしまっているのですが、昨日は帝国陸軍皇道派の首領である真崎甚三郎が出てきたのが印象に残っています。真崎大将はあまり好きではないのですが。 さて、先週に比べると、高校の授業も本格的になってきたようです。高1生でその進度に戸惑いを隠せない生徒もいます。向陽高の1年生で英語の進度が早すぎると漏らしている生徒がいました。 高1生の英語の授業を見ていて気づくのは、みな名詞の掴み方に不慣れかつ鈍感な
2016.04.19
その56
「青年の最も重要な課題は、学習である。」(レーニン) 河西貴志高等部からです。新学期が始まり、そろそろ新高1生も落ち着いてきた頃でしょうか。高校1年生とともに、授業に入りだした新人講師たちの姿もちらほらで、その中には元教え子たちの講師もいます。 中学生や高校生の時に勉強を教えてもらっていた場所で、今度は教える側になるというのは、なんとも不思議な気持ちだとは思います。 高等部であるがゆえに、科目の専門性や緻密な指導力は大事なのですが、ときに「先生」としての態度を示すことも必要でしょう。具体的にはあまりヘラヘラしないことです。 本日は以上です。