2022.11.05
駅前校その68
Let us begin therefore, by laying aside facts, for they do not affect the question.(J.J. Rousseau ) 「だからすべての事実から離れることから始めよう。事実では問題の核心にふれることができないからだ。」 今日はルソーの言葉から始めてみました。和歌山駅前校からです。 さて、駅前校の小学生でも中学受験を考えている生徒がいますが、それを意識し始めるのはだいたいが小3の終わりから小4にかけてであり、いわゆる「児童期」という名で呼ばれている時期だと思います。 &nbs…
2022.11.02
駅前校その67
こんにちは。WAM和歌山駅前校からです。 目の前には推薦入試・AO入試を控えている高3生も多いかと思われます。 さて、今回はAO入試についてお話しさせて頂きます。「AO」とはアドミッション・オフィスの略で、もともとはアドミッション・オフィスという専門の部署が選抜していたことからAO入試と呼ばれていたようです。アメリカ合衆国ではポピュラーな入試でしたが、日本では歴史がまだ浅いです。1990年に慶応義塾大学の湘南藤沢キャンパスが初めて導入しましたが、当初は選抜する側の負担が大きいこともあってなかなか広まりませんでした。AO入試が急速に拡大してきたのは2000年頃からで、現在では一般入…
2022.10.26
駅前校その66
You have to study a great deal to know a little.「少しを知るために、多くを学んでおかないといけない」(シャルル・ド・モンテスキュー) 過ごしやすい時期になりました。和歌山駅前校からです。 さて、今月下旬あたりからから私立大学の学校推薦型選抜(公募推薦入試)が始まります。 11月は武庫川女子大や神戸女学院大学などの有名女子大を皮切りに、京都産業大学、関西外国語大学、大阪経済大学と続き、近畿大学でだいたいフィニッシュです。近畿圏は昔から公募推薦入試が盛んであり、とりわけ近畿大学は多くの受験生を集めることで有名でしょう。 &
2022.10.19
駅前校その65
こんにちは。個別指導WAM和歌山駅前校です。今回も高校英文法のワンポイントです。以前触れたかもしれませんが、読解で大切な相関表現について簡単にみておきましょう。 A:not A but B 「AではなくB」 ⇒butも必ず同じカテゴリーで揃えることがポイントです。この構文のbutは「しかし」ではなくてrather「むしろ」と考えるとよいでしょう。 What is important in Olympic Games is not to win but to join. 「オリンピックで大切なことは、勝つことではなく参加することだ」 B:not only…
2022.09.28
駅前校その64
和歌山駅前校からです。多くの高校が定期考査の期間に入りました。 今日は英文法のワンポイントで、この前授業でもあつかったeven if とeven thoughについてです。少し突っ込んで確認しておきましょう。 ◎譲歩を表すeven if と even though (1) if = even if 「たとえ~であっても」:if節中に主節と対立する内容をあえて仮定した文を置くと、「たとえ~であっても」( = even if )という意味を表すことができます。なお、この意味でのif 節は、重要な情報なので必ず主節の後ろへ置くのが原則であることも知っておきましょう。 &n…
2022.09.03
駅前校その63
9月に入りました。私大の公募推薦を考えている生徒は過去問を紐解いていきましょう。 さて、前回の倒置のパターンの続きになります。補語が文頭に来る場合です。限られた試験時間の中だと、これはなかなか気づかない生徒も多いと思われます。 3、補語が文頭にくる場合 S+V+Cの文で補語(C)を文頭で「C+V+S」の形にして強調する倒置です。知らない人もいるかもしれません。主語が代名詞の場合には「C+S+V」となるので確認しておきましょう。 Such was his anger that he lost control of himsel…
2022.08.03
駅前校その62
こんにちは。個別指導WAM和歌山駅前校です。8月に入りました。この夏も多くの高校生に来てもらうことになりました。生徒たちを見ていてもやはり英文法を早いうちに体得することは大事だと痛感します。 さて、今日も高校英語のワンポイントアドバイスです。長文読解でも大事な倒置について確認しておきましょう。 ◎ 倒置のパターン 倒置が起こる原因には、強調のためや情報構造による配列などがありますが、まずはどういったケースで倒置が起こるか、4つのパターンを例文を見ながら確認していきましょう。 1、副詞(句)を文頭に置く場合 「倒置」は主語(S)と述語動詞(V)の語順が逆…
2022.07.06
駅前校その61
こんにちは。WAM和歌山駅前校からです。今日は和歌山の天候は良いですがとても暑いですね。公立高校はほぼ定期テストは終了しましたが、私立高校の多くは進行中です。 さて、今日も高校英語のワンポイント、少し混乱しやすい複合関係詞について整理しておきましょう。 次の2つの英文を比べてみてください。 1、最後に教室を出る人はだれでも、電気を消しなさい。 Whoever leaves the classroom last should turn off the light. 2、たとえ誰が最後に教室を出て行ったとしても、その人は殺人犯じゃない。 Whoever leaves t…
2022.07.01
駅前校その60
こんにちは。個別指導WAM和歌山駅前校です。 7月に入り、殆どの高校でテストが開始しました。溶けそうなくらい暑い日(It’s melting hot.)が続いていますので熱中症対策はしておきましょう。 さて前回の続きで高校英文法のワンポイントです。等位接続詞を用いた相関表現についてみていきましょう。 相関表現その2 A:not A but B 「AではなくB」 ⇒よく見るかたちですね。but以下も必ず同じカテゴリーで揃えることがポイントです。この構文のbutは「しかし」ではなくてrather「むしろ」と考えてください。 What is importan…
2022.06.24
駅前校その59
こんにちは。個別指導WAM駅前校です。多くの高校でテスト発表がされました。今日も高校英文法についてワンポイント指導です。前回の等位接続詞の続きです。 等位接続詞を用いた相関表現にはいろいろな種類があります。Not onlyと来れば、後ほどbut alsoと出てくるようにある語句と語句とが関連しあうことを相関語句、相関表現といいます。見慣れているものも多く数も知れていますが、長文読解で特に重要となります。どれも重要なのでくまなく理解しておきましょう。 相関表現その1 A:one ~ another B:one ~ the other C : some ~…