2021.05.27
vol.9:子供の価値観を決める?保護者の価値観
現在ある仕事の約半分が機械に奪われる。そんな記事を皆さんも目にされたことがあるはずです。 英のオックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授がAIなどの技術が飛躍的な進歩を遂げたことにより、私たち人間の生活にもたらす影響が大きく変わっています。特に、仕事や雇用に関してコンピューター化が人間の生活にもたらし、職業がコンピューターに奪われてしまう恐れがあるというものです。日本国内の調査でも10年~15年後には49%の労働人口が機械に代わる可能性が高いという結論に至っています。 時代背景が大きく変化し、未成年の子どもを持っている親にとって、過去の自…
2021.05.26
vol.8:内申点
高校入試の第一関門は『内申点』です。香川県教育委員会のHPには、『調査書の学習の記録と学力検査の成績は、同等に扱う。』とあります。そもそも「内申」とは、本人の成績を上級の学校へ内々に申し伝えることを意味しています。中学3年間の総合的な成績を記載した書類のことを「内申書」といい、学校によっては「調査書」と呼ばれることもあります。また、内申書に記載される点数を「内申点」といいます。 さらに内申書と通知書もちがいます。両方とも成績を通知するという点で同じと思われがちですが通知表は、学期ごとに成績を記載した書類であり生徒が自分自身の成績を把握するためのものです。つまり通知表は生徒が自分の…
2021.05.25
vol.7:漢字検定
こんにちは、多肥校の木村です。 教室のとなりにある多肥保育所からは元気に遊ぶ子どもたちの声が聞こえてきます。 そんなに子どもたちの声に日々、私も元気をもらっています。 先日、小学生のお子さんを迎えに来られたお父さんが「うちの子は字が雑で、とにかく漢字が苦手です。」とおっしゃっていました。 漢字は大人になっても使いますよね。 特に地域名など読むことも難しい漢字があります。以前、県外から引っ越してこられた方が「仏生山」(ぶっしょうざん)「栗林」(りつりん)など県内では当たり前の地名にも難読なものが実は多くあります。漢字に苦手意識がある・漢字が覚えられないという人も一定数…
2021.05.24
vol.6:時間の使い方
4月の新規開校からひと月ほどたちましたが、毎日のようにお問い合わせをいただきありがとうございます。私も地域のみなさまと面談を通じてお話しすることが日々楽しみです。 さて、先日小学生のお子さまとお母さんが面談に来られました。 お母さんから「うちの子はルーズで決めた時間を全然守らない。」という相談でした。 詳しく聞いていると、お子さんとお母さんのルールに遊ぶ前に必ず宿題を終わらせる、という約束を交わしているそうですが宿題に取りかかるまでがダラダラしてなかなか始めない。さらに遊ぶ時間が少なくなり、機嫌が悪くなるので遅くまで遊ばせてしまい、悪循環になっていました。 &nbs…
2021.05.23
vol.5:文武両立は必要か?
おはようございます。多肥校木村です。ここ最近の楽しみの一つに大リーガーの大谷翔平の活躍があります。 ベーブルースの再来とまで言われている彼の活躍には本当に驚かされると同時にとっても興奮します。 私自身、学生時代野球に打ち込んでいた事もあり、NPB観戦もメジャーリーグ観戦も楽しみな娯楽の一つであり特に米メジャーリーグに渡った松井、イチローをはじめ彼らの哲学には興味があり本を買ったりTVでも特集は欠かさず見てきました。 野球に限らず、すべての運動競技において秀でたトップアスリートは学業も優秀なことも今ではめずらしくありません。 学業が優秀な分析力があるからスポーツでもト…
2021.05.22
vol.4:心に火をつける
こんにちは多肥校木村です。 今回のテスト期間中、ある生徒が毎日のように自習にきていました。 その子を仮にAさんとしましょう、そのAさんは毎日自習に来ていたので、「毎日自習にきて頑張っているね!えらい!」と声をかけました。 するとAさんはなんだか浮かない顔で「だって、お母さんが毎日自習に行きなさいっていうから、、、」と小さな声で話してくれました。 そこで、Aさんの気持ちをしっかりと傾聴したうえで、私からお母さんが意図として伝えたかったであろうこと、つまり自習室の利用の意図・テストの重要性・この努力はどう繋がるかなどをAさんに伝わるように話していきました。 するとAさんの表情が変わり…
2021.05.21
vol.3: 英語教育の変化
中学生は、定期テストが返されており次々と結果報告があります。 今回のテストは出題範囲(学校によって多少異なります)が比較的せまく、1年生は学年最初のテストだったこともあり、全5教科しっかり点数がとれていました。 2.3年生についてもテスト対策を万全に行ったこと、そしてなによりも生徒自身が非常に頑張ってくれた結果だと思います。 ただ、2・3年生は前学年の単元からの出題も多く、特に英語は前学年の授業自体、生徒・保護者の方から学校の授業としてはやってない、もしくは1,2時間程度だったと聞きました。 英語教科は昨年、小学校において、中学年(3・4年生)で「外国語活動」を、高…
2021.05.20
vol.2:子供はほめて伸ばすか?叱って伸ばすか?
塾の教室長業務、さらに言えば教室長を束ねる統括業務をしていると時として叱らなくてはならない場面があります。 もちろん生徒に対してもそうですが叱り方に正解はあるのか?常に考えさせられます。 私は来年で50歳を迎えます。カビの生えた話ですが私が小中学生の頃はおふざけが過ぎると、教室の隅や廊下に正座はもちろん、恩師のげんこつをもらうこれらの罰は当たり前でした。 保護者の方で当時の印象深い体験があればお聞かせください。昭和の話に花を咲かせましょう(笑) ここまではよく聞く話しかもしれません。もちろん昔とはいえ学校によって状況は違ったと思いますが、罰(廊下に立たされたりげんこ…
2021.05.19
vol.1:記憶の定着について
こんにちは。Wam香川、統括教室長の木村大輔です。 先日、中学生は定期テストが終わり、教科によっては答案が返却されました。 早速生徒がテスト直しをはじめ、講師との会話で今回のテストは『社会が難しかった』という言葉を聞きました。 その生徒は社会教科に苦手意識を持っており、テスト期間中も他の教科に比べ時間をとっていました。自宅学習中もお母さんにも社会なんて『暗記の教科なのに…』と言われたと少し落ち込んでいるように見えました。 確かに暗記の科目というイメージがあり暗記ができればある程度の点数につなげることもできます。ですが社会教科に苦手意識をもっている生徒か…
2021.05.13
自習室の利用で。
こんにちは、Wam多肥校です。 中高生は定期テスト期間にはいりました、多肥校でも多くの生徒が自習室を利用しています。 もちろん小学生たちも今週より県版テストが始まっているため、学校帰りや授業前に早く来て自習室を利用し、テスト範囲や宿題のわからないところを質問しています。 多肥校ではテスト期間の自習室について、普段より早く教室を開け、自習室を開放しています。 塾生はもちろん、友達も自由に利用でき地域の子どもたちに学習の環境提供を行っています。 普段受講している教科以外も、講師が全力でサポートしているので5教科であればどの教科でも自習室にて質問や指導を受け…