2020.10.02
算数好きは「数学研究部」へ
学校の勉強や受験勉強にとどまらず、深く算数や数学と向き合いたい生徒には各学校の「数学研究部」に入部することをお勧めします。主な活動内容は放課後のゼミ形式の研究会、文化祭発表、各種学術大会参加です。有名私立中高の数学研究部ともなれば、数学オリンピックでの入賞も果たすことができます。数学研究部での活動がきっかけとなって、理論数学や応用数学に興味を持って大学進学につながる道も開けて来そうです。
2020.09.27
「Interleaving」学習
インターリービング(interleaving)とは元々IT用語として使用されるものですが、これを勉強方法に応用したものがインターリービング学習です。あるテーマや単元を学ぶ際に、同じパターンや教材を使い続けるのではなく、関連した別の問題や教材を取り入れるという学習方法です。一定のパターン学習は、初期段階の知識習得には適していても、その後の応用問題への対処としては不十分なこともあります。インターリービング学習を取り入れることで、問題の聞かれ方や視点が変わっても対処できる能力が身につく可能性が高まります。
2020.09.21
総合型選抜出願開始
9月15日より今年度の総合型選抜の出願が開始しました。ほぼ同じ時期の9月28日〜10月8日には共通テストの出願も迫っており、併願する受験生にとっては大忙しの秋となっています。今年は新型コロナウィルスの影響もあり、一般入試を敬遠し総合型選抜に受験生が集中するとの見方も出ています。総合型選抜入試では、早ければ11月以降に合格発表が出始めます。
2020.09.21
いつでもどこでも学べる「MOOC」
世界中の大学の講義をオンラインで受講できる仕組みをMOOC(Massive Open Online Course)と呼び、大学教育の刷新的取り組みとして注目されています。海外留学しなくても、インターネット環境さえあれば「いつでも、どこでも」好きなだけ授業を受けることができます。ほとんどの講義が無料配信であり、学位の取得も可能です。自分の学びたい領域がはっきりしていれば、自ら好きな講義を探して学ぶことができる時代となりました。
2020.09.20
GIGA(Global and Innovation Gateway for All)
2019年末に文部科学省が発表したGIGAスクール構想。2023年度までに約4000億円かけて学校内のネットワーク環境や1人1台のIT端末整備を目指します。今回期せずして、新型コロナウイルスの世界的広まりで急速に構想のスピードが速められました。 さらに、GIGAスクール構想が進めば、授業のIT化のみならず、教職員の業務のクラウド化、効率化も期待されます。
2020.09.20
新課程「理数探究基礎」
高等学校で2022年度から採用される「理数探究基礎」。従来の物理・化学・生物といった縦割りの学習を打破し、複合的な視点でサイエンスとしての学びを重視したものとなります。これは世界的なSTEM教育の流れにも沿った刷新で、日本の高等教育からグローバルの潮流に追いつこうという姿勢がうかがわれます。
2020.09.20
英語の桃山「桃山学院中学高等学校」
大阪市阿倍野区に位置し自由と愛の精神を掲げ、ソフトな進学校とも呼ばれる「桃山学院中学高等学校」。 中1からの3年間はクラスの副担任にネイティブ教員を配置する徹底した英語教育。中学では希望者を対象にニュージーランド短期研修、高校では全員参加のロンドン研修、マレーシア研修、さらには希望者向けの1年間長期留学も備えている。週6日の38時限授業も指導の手厚さを象徴している。放課後には弱点強化を徹底したRゼミ、学力上位層を対象としたM1ゼミといった講座も開講している。 英語教育×進学指導に魅力を感じる受験生には特におすすめの学校です。
2020.09.20
アットホームな少人数指導「帝京大中学・高等学校」
東京都八王子市に居を構える「帝京大中学校・高等学校」。中学生のクラスは30名×4クラスの120名。私立としては圧倒的少数クラスで、きめ細やかな指導に定評がある。目玉は中高全学年を対象とした無料の夏期講習。中高合わせてレベル別に200講座もあるというから驚きです。塾に通わずに夏を過ごせる数少ない学校です。緑豊かな環境で手厚い指導に魅力を感じる受験生には打ってつけの学校と言えます。
2020.09.20
一隅を照らす「駒込中学校・高等学校」
最澄の言葉「一隅を照らす」を建学の精神に掲げる「駒込中学校・高等学校」。そのルーツは江戸時代の学問所「勧学講院」にある。 自己表現力やSTEM教育に早くから取り組み、中学入試には「STEM入試」と「自己表現入試」がある。実験やプログラミング教育を実践し、サイエンス教育に高い関心を持つ生徒も多いです。仏教にルーツを持ちつつも、サイエンス教育に関心がある受験生には特におすすめの学校です。
2020.09.20
男子のポテンシャル伸ばす「成城中学・成城高等学校」
東京都新宿区にある文武両道の男子教育を掲げる「成城中・高等学校」。先輩の指導の下実施する臨海学校も健在です。 中1から始まる「数学統計」では、ビッグデータの時代に適応できる情報リテラシー育成を目指しています。また、学校が英検準会場指定されており、生徒全員が英検を受験できることも特徴の一つです。総合的な人間力と先進的なITリテラシーに関心のある受験生には特におすすめです。