2023.04.21
【日本史】【歴代内閣】広田弘毅(外交官)
【広田弘毅】(外交官) ~のちにA級戦犯となり死刑に~ ・斎藤、岡田内閣の外相(協調外交) ・元老の西園寺公望は 近衛文麿を推すも辞退し広田が組閣 ・のちにA級戦犯として死刑に ⇒日独防共協定でドイツと接近させる ⇒軍部大臣現役武官制を復活させる ⇒日中戦争勃発時に外相だった 広田弘毅はよい人です。 石屋の息子から東大法学部を経て 総理にまで上り詰めた努力の人です。 しかし上記のような「事実」から、 最終的には死刑になりました。 政治家の「結果責任」は本当に重い。 なお、奥様は 夫の死刑に抗議し自殺しました。
2023.04.21
【日本史】【歴代内閣】岡田啓介(海軍)
【岡田啓介】(海軍) ~東京でテロ勃発!!~ ・天皇機関説(美濃部達吉) ⇒ vs 天皇主権説(上杉慎吉) ⇒国体明徴声明(天皇制再確認) ・二・二六事件 ⇒陸軍統制派 vs 皇道派 ⇒皇道派青年将校が決起(昭和維新) ⇒北一輝「日本改造法案大綱」の影響 ⇒蔵相・高橋是清が殺害される ⇒内大臣・斎藤実が殺害される 首都東京で、 陸軍皇道派の青年将校たちが テロを起こしました。 決して許されることではなく、 昭和天皇も激怒しました。 しかし彼らは おもに極貧の東北農村の出身者であり、 姉や妹たちが売春宿に売られるような かなり悲惨な体験が、
2023.04.21
【日本史】【歴代内閣】斎藤実(海軍)
【斎藤実】(海軍) ~軍靴の響き~ ・政友会、民政党、 両方から大臣を迎えた挙国一致内閣 ・満州国承認 ⇒日満議定書 ・国際連盟脱退 ⇒全権:松岡洋右 ・帝人事件 ⇒汚職事件で斎藤退陣 前任者の犬養毅が 満州国を承認せず暗殺されたため、 斎藤は速攻で満州国を承認します。 しかし斎藤は のちの二・二六事件で 「君側の奸」(天皇を誑かす悪い側近) として結局暗殺されます…。
2023.04.21
【日本史】【歴代内閣】犬養毅(政友会)
【犬養毅】(政友会) ~首相暗殺でデモクラシーの終焉~ ・金輸出再禁止(蔵相:高橋是清) ⇒管理通貨制度へ ・血盟団事件(井上日召) ⇒前蔵相・井上準之助暗殺 ・満州国建国 ⇒愛新覚羅溥儀(清最後の皇帝) ⇒日本の傀儡政府(操り人形) ・五・一五事件 ⇒犬養暗殺 ⇒「憲政の常道」(政党内閣制)終焉 相次ぐ不況と政府要人の暗殺で 政党政治終焉。 このあと国際社会からも孤立。 全体主義・軍国主義が台頭。 いよいよ太平洋戦争へ、 そして原爆の悲劇へ。
2023.04.21
【日本史】【歴代内閣】若槻礼次郎②(民政党)
【若槻礼次郎②】(民政党) ~満州事変勃発!関東軍暴走!!~ ・前任の浜口が凶弾に倒れたため、 同じ民政党で内閣を組織 ・満州事変 ⇒石原莞爾(「世界最終戦争論」) ⇒柳条湖事件 ⇒全満州を制圧 若槻礼次郎は民政党です。 民政党と言えば幣原の協調外交です。 しかし満州事変。なぜ? これは石原莞爾の完全な独断専行です。 政府は知らなかったし、 発覚後も不拡大方針を採りましたが、 関東軍(石原)は無視しました。 シビリアン・コントロール (文民統制)が全く効いていない。 軍部独走。
2023.04.21
【日本史】【歴代内閣】浜口雄幸(民政党)
【浜口雄幸】(民政党) ~海軍軍縮も最後は凶弾に倒れる~ ・金解禁(蔵相:井上準之助) ⇒世界は世界恐慌の真っただ中 ⇒昭和恐慌に ⇒欠食児童、女子の身売りが相次ぐ ・ロンドン海軍軍縮条約(補助艦制限) ⇒民政党=幣原の協調外交 ⇒米英:日本=10:7 ⇒統帥権干犯問題 ⇒浜口は狙撃され重傷、のち死亡 大正の伊藤、 そして昭和の原・浜口、 のちの五・一五事件の犬養毅、 二・二六事件の高橋是清・斎藤実、 そして昨今の安倍晋三。 暗殺された総理大臣たちです。 総理大臣はまさに 命を賭けた超激務ですね…。 尊敬の念しかありません。
2023.04.21
【日本史】【歴代内閣】田中義一(政友会)
【田中義一】(政友会) ~一転、強硬外交で中国進出~ ・立憲政友会総裁:田中義一 ⇒山県(陸軍・長州閥)直系最後の大物 (山県⇒桂⇒寺内⇒田中) ・金融恐慌収束 ⇒蔵相・高橋是清のモラトリアム ・積極外交(強硬外交) ⇒首相・田中が外相も兼務 ⇒憲政会の幣原の協調外交から転換 ・山東出兵 ⇒蒋介石の北伐に干渉 ⇒満州に権益を持つ日本には不都合 ⇒張作霖爆殺事件(満州某重大事件) ⇒テロ嫌いの天皇の逆鱗に触れ田中退陣 田中は天皇に更迭されました。 次の内閣は、 憲政会が政友本党を飲み込んで拡大した
2023.04.21
【日本史】【歴代内閣】若槻礼次郎①(憲政会)
【若槻礼次郎①】(憲政会) ~幣原の協調外交~ ・大正天皇崩御 ⇒昭和へ ・政友会拡大 ⇒革新倶楽部(犬養毅)を吸収 ⇒総裁は田中義一(陸軍・長州閥) ・協調外交 ⇒憲政会(のち民政党)の外交姿勢 ⇒外相は幣原喜重郎 (岩崎弥太郎・加藤高明と親戚) ⇒政友会(陸軍)にとっては軟弱外交 ・金融恐慌 ⇒蔵相・片岡直温の失言 ⇒取り付け騒ぎ ⇒中小銀行倒産 ⇒財閥巨大化 (三井・三菱・純友・安田・第一) ⇒台湾銀行救済を枢密院が拒否 (幣原の協調外交に不満) ⇒若槻退陣 いよいよキナ臭い時代に突入です。
2023.04.21
【日本史】【歴代内閣】加藤高明①②(憲政会)
【加藤高明①②】(憲政会) ~「憲政の常道」スタート~ ・第1次内閣は護憲2派の連立内閣 ・第2次内閣は憲政会の単独内閣 ・普通選挙法実施 ⇒25歳以上のすべての男子 ⇒選挙民の割合は20.8%に ⇒治安維持法(社会主義者弾圧) ・加藤病死 ⇒同じ憲政会の若槻が組閣 ついに民党の宿願であった 普通選挙が実施されます。 まさに「大正デモクラシー」 絶頂期です。 しかし同時に治安維持法も制定され、 またも「アメとムチ」です。
2023.04.21
【千歳烏山】塾生の皆さんへ vol.411
おはようございます。千歳烏山校です。 あっという間に金曜日ですね 🙄 毎日が本当に早く感じます! 充実している証拠かな(笑) 本日も張り切っていきましょう!^^ 追伸) 入塾時、掲示板は必ずチェックするようにしてください💡