2023.04.20
【日本史】【歴代内閣】原敬(政友会)
【原敬】(政友会) ~中途半端な平民宰相~ ・平民宰相 ⇒本格的政党内閣 ⇒脱藩閥内閣 ・選挙法改正 ⇒直接国税10円が3円に ⇒選挙民は5.5%に ⇒小選挙区制導入 ⇒普通選挙は実現させず ・ヴェルサイユ条約 ⇒WWⅠの講和条約 ⇒日本全権は西園寺公望 ⇒人種差別撤廃を提案も却下される ⇒アメリカは日本を危険視、 「オレンジプラン」策定 ⇒ウィルソンの14カ条「民族自決」 ⇒三・一運動(朝鮮) ⇒五・四運動(中国) ・国際連盟の常任理事国に ⇒新渡戸稲造が事務局長に 爵位のない平民宰相の誕生に
2023.04.20
【日本史】【歴代内閣】寺内正毅(陸軍・長州閥)
【寺内正毅】(陸軍・長州閥) ~シベリア出兵~ ・山県⇒桂⇒寺内 ・金輸出禁止 ・石井=ランシング協定 ⇒アメリカが日本の中国権益を承認 ・西原借款(段祺瑞) ・ロシア革命 ⇒社会主義国ソビエト連邦誕生 ⇒シベリア出兵(革命干渉) ⇒米騒動で寺内内閣退陣 大隈重信と加藤高明は、 元老の山県とソリが合わず退陣、 代わって山県直系(陸軍・長州閥)の 寺内正毅内閣が誕生します。 一方ロシアでは、 第1次世界大戦の最中に革命が起こり、 世界初の社会主義国家である ソビエト連邦が爆誕します。 共産主義の波及
2023.04.20
【日本史】【歴代内閣】大隈重信②(立憲同志会)
【大隈重信②】(立憲同志会) ~WWⅠの火事場泥棒を色々と~ ・立憲同志会 ⇒桂太郎・加藤高明 ・第1次世界大戦勃発 ⇒日英同盟を名目に参戦 ⇒どさくさ紛れにドイツ領を占領 ⇒大戦景気、債務国から債権国へ ⇒船成金出現、化学工業勃興 ⇒中国に「21カ条の要求」を 突きつける(袁世凱) ⇒中国は「国恥記念日」 WWⅠのどさくさに紛れて、 ドイツ領を分捕ったり、 中国に無理難題を突き付けたり、 と日本は結構ムチャクチャをします。 三国干渉で ロシアに恨みを持った日本は 日露戦争に突き進みますが、 その逆で、日本は今度は 中国の恨
2023.04.20
【日本史】【歴代内閣】山本権兵衛①(陸軍・薩摩閥)
【山本権兵衛①】(陸軍・薩摩閥) ~護憲運動のあとの準政党内閣~ ・立憲政友会と提携 ⇒外相・陸相・海相以外は政党員登用 ・悪法「軍部大臣現役武官制」廃止 ・「文官人用令」改正 ・シーメンス事件 ⇒汚職事件で山本内閣退陣 この山本権兵衛という人は、 海軍の重鎮で、 このあともう一度総理になります。 藩閥(薩摩)でありながら、 政党や護憲運動にも理解を示した、 バランス感覚に優れた人物です。
2023.04.20
【日本史】【歴代内閣】桂太郎③(陸軍・長州閥)
【桂太郎③】(陸軍・長州閥) ~第1次護憲運動が起こる~ ・第1次護憲運動 ⇒立憲政友会(尾崎行雄) ⇒立憲国民党(犬養毅) ⇒「憲政擁護」「閥族打破」 ⇒桂太郎は立憲同志会を結成し対抗 ⇒大正政変(桂内閣退陣) ⇒背景に大正デモクラシー ⇒吉野作造の「民本主義」 (天皇主権の範囲内での民主主義) 民衆の民主主義への情動が ついに政府を倒しました。 元老の伊藤・山県が裏で糸を引く 「桂園時代」を終わらせました。 いよいよ時代は大正デモクラシーへ。 第1党が内閣を構成する 「憲政の常道」「2大政党」 の時代がまもなくやって来ます。
2023.04.20
【日本史】【歴代内閣】西園寺公望②(政友会)
【西園寺公望②】(政友会) ~明治から大正へ~ ・乃木希典夫妻が殉死 ⇒夏目漱石、森鷗外がモチーフに ・陸軍2個師団増設問題 ⇒日露戦争の勝利で軍の発言権が増す ⇒西園寺首相は拒否 ⇒陸相・上原勇作が帷幄上奏し辞任 ⇒軍部大臣現役武官制で内閣が倒れる 軍部が大臣を出さなければ 内閣が組織できません。 元々は政党員が 軍部へ口出しすることを 防ぐことが目的だった 軍部大臣現役武官制は、 倒閣の手段に使われるように なってしまいます。
2023.04.20
【日本史】【歴代内閣】桂太郎②(陸軍・長州閥)
【桂太郎②】(陸軍・長州閥) ~朝鮮は日本の植民地に~ ・大逆事件 ⇒幸徳秋水処刑 ・特別高等警察設置 ⇒反政府運動の弾圧強化 ・韓国併合 ⇒日韓議定書 ⇒第1次日韓議定書(財政外交顧問) ⇒第2次日韓議定書(外交権剥奪) ⇒韓国統監府:伊藤博文 ⇒ハーグ密使事件 ⇒第3次日韓協約(内政権剥奪) ⇒伊藤博文暗殺(安重根) ⇒韓国併合条約 ⇒朝鮮総督府:寺内正毅 ・税権回復 ⇒日米通商航海条約(小村寿太郎) ついに朝鮮が日本の植民地になります。 「韓流」などと若者に大人気の韓国、 「ミサイル」などが
2023.04.20
【日本史】【歴代内閣】西園寺公望①(政友会)
【西園寺公望①】(政友会) ~南満州を独占~ ・南満州鉄道株式会社設立 ・満州に関東都督府設置 ⇒行政:関東庁、軍事:関東軍 ・アメリカで日本人排斥運動 ⇒排日移民法 「桂園時代」のスタートです。 このあと、 桂⇒西園寺⇒桂⇒西園寺⇒桂、 と政権のたらい回しが続き、 「第1次護憲運動」という 大正デモクラシーに繋がる 民主運動が起こります。
2023.04.20
【日本史】【歴代内閣】桂太郎①(陸軍・長州閥)
【桂太郎①】(陸軍・長州閥) ~日露戦争勃発、辛勝~ ・日英同盟締結 ⇒「栄光の孤立」イギリス初の同盟 ・日露戦争主戦論 ⇒対露同志会(玄洋社:当山満) ・日露戦争反戦論 ⇒社会主義:幸徳秋水(「平民新聞」) ⇒人道主義:内村鑑三(キリスト教徒) ⇒浪漫主義:与謝野晶子(「明星」) (弟よ 君死に給うことなかれ) ・日露戦争 ⇒ロシア陸軍はナポレオンに勝利した 世界最強の軍隊 ⇒ロシアは戦中に革命勃発(レーニン) ⇒児玉源太郎の活躍で奇跡の勝利 ⇒アジアの民族的自覚を生む ・ポーツマス条約 ⇒セオドア=ローズヴ
2023.04.19
【日本史】【歴代内閣】伊藤博文④(政友会)
【伊藤博文④】(政友会) ~ついに伊藤が政党内閣始動~ ・足尾鉱毒事件(田中正造) ⇒日本初の公害問題 ⇒渡良瀬川の公害を天皇に直訴 ・ロシアへの外交方針論争 ⇒満韓交換論(伊藤博文・井上馨) (ロシアに満州を譲る) (代わりに日本は朝鮮を得る) (別名:日露協商論) ⇒日英同盟論(山県有朋・加藤高明) (イギリスと組んでロシアと戦う) ・伊藤と山県は以降、一線を退き元老へ ⇒伊藤系が西園寺(政友会) ⇒山県系が桂(長州・陸軍閥) 木戸・大久保・西郷の第1章から、 伊藤・大隈の第2章へ、 そして次の内閣より、桂・西園寺の 明