2024.11.10
勉強する体力
成績アップするにはどうしたらいいか。 1つは、分からないを分かるにすることです。 もう1つは、分かるようになったことを復習し、解けるようにすることです。 ですがこれだけでは成績は上がりません。もう1つ不足していることがあるからです。 それは、勉強する体力・集中力です。 勉強する体力・集中力が不足していれば、長時間学習することが出来ないので、長時間学習する体力のある生徒と比べ、分かるようになる内容が少なくなります。 また、復習するにしても、学習する体力・集中力が不足していれば、復習にかける時間が短時間になるので、中途半端な状態になる可能性が高いです。 成績が微増となる…
2024.11.09
成績アップを目指すには(スマートフォンとの付き合い方を見直す)
学生が成績アップするには、スマートフォンとの付き合い方が重要だと思います。 スマートフォントはさまざまな情報を私たちにもたらす反面、貴重な時間を奪っていく存在でもあります。 ある精神科医の著書で、 ・私たちは、1日に2600回以上、スマートフォンに触っていること。 ・約10分に1回、手に取っていること。 ・スマートフォンを近くに置くだけで、学習効果、記憶力、集中力は低下すること。 等が書かれています。スマートフォンには、私たちを夢中にさせる中毒性があることがわかります。 そのため、成績アップを目指そうとすると、スマートフォントとの付き合い方が重要となります。スマート
2024.11.08
目標が人を変える
勉強でもスポーツでも、何かを成し遂げるためには、明確な目標設定が必要です。中学生・高校生でも、早くから志望校が決まっている子は、成績が伸びる傾向にあります。では、「目標を持つ」ことの意義や効果とは・・・。 ①目標の立て方? 目標は、できるだけ遠い未来に置くのが望ましいと考えられています。将来やりたいことや就きたい職業等、まずは「長期的目標」を定めます。すると、それを達成するために「中期的目標」・「短期的目標」が決まります。「将来〇〇になりたいから、この大学に行く。そのためには、この高校に進学しなければならない」というように、逆算して具体的な目標を設定していくのです。そうすることで…
2024.11.07
読解力向上に必要なこと
多くの生徒を指導しておりますが、「読解力のない生徒」はいないと思います。 国語のテスト結果は悪いかもしれませんが、ゲームの攻略本は隅々まで読んでいたり、好きな本の内容などは正確に覚えていたりします。ドラマやアニメを見て登場人物が何を考え、何を感じているかも分かっていると思われます。国語が苦手な生徒というのは、読解力がないというより、 ・文章に向き合おうという意欲が不足している ・目の前の文章を読みたくない というのが本質なのだと思います。 では、正面から文章に向き合う姿勢はどうすればいいのか?重要なことは、目の前の文章から筆者の伝えたいことを読み取ろうとする意識を持つことだと思い…
2024.11.06
10歳の壁
9~10歳の子供は、物事を客観視できるようになります。身体も成長し、運動能力も発達するため、それまでよりもできることが増えます。その反面、成長には個人差も大きく、自分と周囲の友達や兄弟を比較し、「できること」「できないこと」がわかるようになる時期でもあります。「10歳の壁」は、「生活面」「学習面」「体力面」の3つに表れます。 ①生活面では 子どもたちは、親や先生等の大人の評価よりも自分と同世代の友達からの評価を第一に考えるようになります。友達から悪い点を指摘されると、両親が「大丈夫」とフォローしても、聞いてくれないこともあります。また、客観的な判断力が付き始めるため…
2024.11.05
テストに向けて(目標設定の仕方)
小中高生は、まもなく期末テストです。 テストで高得点目指して学習しているかと思いますが、その際に目標はどのように設定していますか? 『毎日〇時間学習する』・『数学で〇〇点取る』 等とされているかと思います。 その目標で悪くはないのですが、それでは不十分です。 例えば、『毎日〇時間学習する』という目標設定は、いつの間にか時間をこなすことが目標となる可能性が高いです。 毎日、〇時間学習しても数学や理科等特定の教科しかしていなければ、テストでの得点アップには繋がりません。 また、『数学で〇〇点取る』という目標も、目標に向けてどう取り組むのかが問題です。 計算練習ばかりしていては、学習が…
2024.11.04
勉強がはかどる方法④
勉強がはかどる方法として、音楽を利用するのも有効です。音楽の種類や使い方によって、勉強のはかどり方に違いが出ます。 1. 勉強を始める前に好きな音楽を聴く 好きな音楽を聴くだけで、勉強へのモチベーションが上がります。好きな音楽を聴いて気分が高揚しているときや、好きな音楽を聴こうと期待しているとき、脳内でドーパミンが分泌されます。好みでない音楽には、ドーパミン分泌の効果がないので、「自分にとって」心地いい音楽を選ぶのがポイントです。「快楽を生み出す神経伝達物質」であるドーパミンが放出されると、やる気やモチベーションが湧き上がってきます。鳥肌が立つようなメロディーを聴いてしまったら、…
2024.11.03
勉強がはかどる方法③
勉強がはかどる方法して、休憩を取ることは大切なことです。効果的な効果的な休憩のとり方をご紹介します。 1. 間食をとる お菓子をつまんだり、お茶を飲んだりするのも、気分転換には有効です。勉強の合間にリフレッシュできる間食の取り方は、「空腹だから食べたいのか、ストレス解消が目的なのか」を意識することです。 【空腹を感じている時】 おにぎり・イモ類・フルーツなど、砂糖が入っていない間食がオススメです。炭水化物は腹持ちがよく、食べ過ぎを抑えてくれます。 【ストレスを解消したいとき】 砂糖には、脳内の幸福ホルモンを一時的に増やしたり、血糖値を上げて気分を高揚させたりしてくれます。気…
2024.11.02
勉強がはかどる方法②
勉強がはかどる方法として、集中力を維持出来るを方法をご紹介します。 1. ポモドーロ・テクニック 集中力を維持するには、勉強時間を短く区切り、休憩をはさむことが効果的です。 (例)15分間ずつ勉強し、合間に休憩しながら45分学習する 休憩なしで60分間学習しても、40分ほど経過した時点で集中力が急激に下降したます。一方、休憩入りで45分間学習すると、脳が休憩で回復したことにより、集中力が持続します。つまり、休まず勉強しつづけるよりも、休息を小まめにとったほうが、集中して勉強できるのです。 2. ツァイガルニク効果 勉強の途中、キリの悪いタイミングで中断して休憩に入ると、ツァイガル…
2024.11.01
勉強がはかどる方法①
勉強のやる気がわかない時、はかどる方法はないかと考えてしまいます。一般的に、行動を始める→行動を続ける→行動を終えるという流れのうち、最も気が重たいのは「行動を始める」ときだと言われています。しかし、気が重いからといって行動を起こさないわけにはいきません。では、どうしたらよいか?それは「行動すること」です。やる気が出たからやるというより、やり始めるとやる気が出るというケースが多くあります。年末の大掃除などは良い例だと思います。最初は乗り気がしないまま始めたかもしれませんが、いざ開始すると、気分が乗ってきて、部屋をきれいにしてしまったという経験はあるかと思います。ですから、「やる気が出ない」など…