2024.11.17
効果の高い学習法
動画学習をする子は増えています。ですが、「動画を見るだけ」では学習効果が少ないとされています。教育関係者などの間で知られる「Learnin Pyramid(ラーニングピラミッド)」によれば、、7つの学習法それぞれの「学びの定着率」は以下の通りだとされています。 1.授業 5% 2.読書 10% 3.(動画やテレビラジオ番組などの)視聴覚 20% 4.デモンストレーション(実演) 30% 5.グループ討論 50% 6.体験 75% 7.他人に教える 90% 「授業を聞いただけ」や「本を読んだだけ」では、学び定着率は低いということになります。1~3の「受動的な学び」は効…
2024.11.16
成績アップに重要なこと
せっかく勉強するなら定期テスト等での成績アップに繋げたいものです。では成績アップに必要なこととは・・・長時間学習や基本の徹底等色々あります。それは学習の仕方であり、それ以上に大切なことはマインドです。では、どんなマインドで学習することが重要なのでしょうか? ①目的意識をもつ 学習においてありがちなのは、「宿題だから仕方なくする」といった考えです。これは時間の無駄でしかありません。仕方なくやる勉強は、やらないのと変わりがありません。ですから、学習する際は目的意識をもって取り組むことが重要です。 学習の目的意識とは「自分を成長させる」ということです。志望校合格といった具…
2024.11.15
国語の学習法
国語の学習法について記載します。 国語は他の教科に比べて、どう勉強すれば良いかわからない、 という生徒は多いかと思います。 ですが、入試で得点を取ることだけに絞れば、対策は難しくありません。 問題の文章をきちんと読み、その内容に基づいて解答を出せばいいのですから。 ただし、その解答を出す力を構成する要素が不足しているので、得点アップに苦労するのです。 1.言葉の知識・語彙力 文章読解に出てくる言葉の意味、正しく理解できていますか? 日々の生活の中で知識を増やすことが重要です(新聞やニュースを見る、大人との会話等) 2.文章を丁寧に読み・考
2024.11.14
親の仕事観が子供の将来を決める
親の仕事に対しての姿勢が子供の「仕事観」をつくる ある大学の講義で、学生に保護者インタビューをさせたそうです。その中の一人の学生が、「私が小中学生の時、父は週末、ほとんど家にいなかった。何をしているのだろうと思っていたが、実は、仕事に関する勉強や調べ物で図書館にいた。そんな父を改めて尊敬するとともに、父の仕事のことを何も知らなかったをことを実感した」と書いていたそうです。 ほかの多くの学生も「今回のインタビューで、親がどのように仕事と向き合ってきたかを初めて知った」とレポートに書いていたといいます。子供は親が家にいる姿しか見ていません。言葉で伝えない限りは、職業や役職等から想像するしかありませ…
2024.11.13
成功する人「9つの特徴」
成功者には特徴と共通点があります。努力家であることはもちろんのこと、それ以外に9つの特徴があります。 ①とにかく読書を好み、勉強する時間を意図的につくっている 成功している人には読書家が多くいます。そのジャンルも幅広く、自らの専門分野外の書物も積極的に読みます。それはインプットした情報をすぐにアウトプットすることで、自らに役立てるためです。結果を出すためには圧倒的な情報量が必要です。その手段として読書は最適です。 ②成功する人も成功できない人も、そこには、『わずかな差』しかないことを理解している 一流スポーツ選手などの圧倒的な努力をしたもの同士の戦いでは、紙一重の『…
2024.11.12
インプットとアウトプット
頑張って勉強しているのに、思うように成績が上がらない。そんな時は、勉強の仕方をもう一度見直すことをお勧めします。効率の良い学習は、インプットとアウトプットを意識した学習です。 ①「インプット」 頭の中に色々な知識を詰め込むことです。社会の人物名を覚えたり、英単語を暗記したり・・・。 ②「アウトプット」 頭の中に詰め込んだ知識で問題等を解くことです。 勉強する際は、「知識を詰め込む」⇒「それを利用した問題を解く」ということを意識して取り組んで下さい。「頑張って勉強しているのに成績が・・・」という人は、どちらかに偏った学習をしている可能性があります。 …
2024.11.11
教科書が読めない
教科書を読める子はクラスにたったの数人 学校の授業のベースになる教科書。各学年の子供の知識や理解力に合わせてつくられているから「読めるのは当たり前」と思ってしまいます。しかし、大半の子供が教科書を読めていません。小学生でいえば、内容を正確に読めているのはクラスの数人程です。『読む』ということからイメージするのは、ひらがな・カタカナ・基本的な漢字を“文字として読める”ことです。ですが、それだけでは読めたことにはなりません。文章を読んで正確に意味や内容を理解することができて初めて読めたといえます。子供たちはこの読解力が弱いのです。 計算問題は解けるが、文章題になると分からない 読解と…
2024.11.10
勉強する体力
成績アップするにはどうしたらいいか。 1つは、分からないを分かるにすることです。 もう1つは、分かるようになったことを復習し、解けるようにすることです。 ですがこれだけでは成績は上がりません。もう1つ不足していることがあるからです。 それは、勉強する体力・集中力です。 勉強する体力・集中力が不足していれば、長時間学習することが出来ないので、長時間学習する体力のある生徒と比べ、分かるようになる内容が少なくなります。 また、復習するにしても、学習する体力・集中力が不足していれば、復習にかける時間が短時間になるので、中途半端な状態になる可能性が高いです。 成績が微増となる…
2024.11.09
成績アップを目指すには(スマートフォンとの付き合い方を見直す)
学生が成績アップするには、スマートフォンとの付き合い方が重要だと思います。 スマートフォントはさまざまな情報を私たちにもたらす反面、貴重な時間を奪っていく存在でもあります。 ある精神科医の著書で、 ・私たちは、1日に2600回以上、スマートフォンに触っていること。 ・約10分に1回、手に取っていること。 ・スマートフォンを近くに置くだけで、学習効果、記憶力、集中力は低下すること。 等が書かれています。スマートフォンには、私たちを夢中にさせる中毒性があることがわかります。 そのため、成績アップを目指そうとすると、スマートフォントとの付き合い方が重要となります。スマート
2024.11.08
目標が人を変える
勉強でもスポーツでも、何かを成し遂げるためには、明確な目標設定が必要です。中学生・高校生でも、早くから志望校が決まっている子は、成績が伸びる傾向にあります。では、「目標を持つ」ことの意義や効果とは・・・。 ①目標の立て方? 目標は、できるだけ遠い未来に置くのが望ましいと考えられています。将来やりたいことや就きたい職業等、まずは「長期的目標」を定めます。すると、それを達成するために「中期的目標」・「短期的目標」が決まります。「将来〇〇になりたいから、この大学に行く。そのためには、この高校に進学しなければならない」というように、逆算して具体的な目標を設定していくのです。そうすることで…