2014.05.04
河西貴志高等部便りその25
What is most beautiful in virile men is something feminine; what is most beautiful in feminine women is something masculine. (S Sontag Against Interpretation ) 「男性的な男の最も美しいところは、どこか女性的であり、女性的な女の最も美しいところは、どこか男性的である。」 こんばんは。河西貴志高等部からです。 今回は、高校の英作文の授業の受け方について少しお話しておきましょう。桐蔭や近和歌の高校3年生で本格的に着手している生徒も…
2014.04.29
河西貴志高等部便りその24
“I can let you have one of my arms for the night,” said the girl. She took off her right arm at the shoulder and, with her left hand, laid it on my knee. ( Yasunari Kawabata One Arm ) 「片腕を一晩お貸ししてもいいわ。」と娘は言った。そして右腕を肩からはずすと、それを左手に持って私のひざに置いた。 こんばんは。河西貴志高等部からです。本日は大雨ですが、このあたりは水はけが悪いせいか、道…
2014.04.27
河西貴志高等部便りその23
All alone, he came to his arbitrary conclusion: he did not like people. Husbands and wives, parents and children, brothers and sisters: the bonds were not easily cut even with the most unsatisfactory of people. One had to be resigned to living with them. And everyone possessed what is called an ego.…
2014.04.22
河西貴志高等部便り22
「・・・或るもの自身の限界が或るものの否定者であると同時に、その本質的なものでもあるということになると、それはもはや限界そのものではなくて、むしろ制限である。しかし、制限はたんに否定されるものとして措定されたものではない。ここでは否定によって否定されるものとして措定されたものこそ限界であるから、否定は両刃の剣である・・・」(ヘーゲル 大論理学) こんばんは。ヘーゲルの呪文のような一文から始めました。自分の限界が自分自身によって限界として措定され(仮定くらいでいいでしょう)、意識されると、これが制限となります。限界と制限は内容は同じことですが、自分が限界の外に出ていなければ、制限として意識できな…
2014.03.26
春期講習スタート
こんにちは。河西貴志校からです。 バタバタした日が続いたせいか、ついに風邪を引いてしまいました(泣)。風邪をひいたのはおそらく2年いや3年ぶりくらいだと思います。 寒くなったり暖かくなったりと不穏な毎日が続きますが、みなさん体調には十分配慮してくださいね。あっあと、Wam三昧を引き続き実施中です。この機会に中3生の皆さんは、これまでの復習を、中1,2年生の皆さんも予習をして新学期に臨みましょう。
2014.02.26
高等部便り21
和歌山エリア河西貴志高等部からです。 高3生の受験がほぼ終了しまして、高1,2生の定期テスト期間となっています。特に高校2年生はテストが終了し春休みがあけたら3年生になるので、テスト中のテンションを維持しなければなりません。 あと、新規生対象に春休み期間限定でワム三昧を実施する予定です。特に大学入試を考えている高2生には少なくとも10ヶ月程度の没頭する期間が必要ですから、この機会に受講しておくことを勧めますね。高校入試とは異なり大学入試は早くから始まりますから、スタートが遅いとかなり状況が切迫して不利になってきます。ここ数年来、追い上げて逆転するというケースが稀になってきているのが実情ですね。
2014.02.11
高等部便りその20
こんばんは。河西貴志高等部からです。 前回、受験生の地元志向が年々高まっていると書きましたが、和歌山エリア(主に河西貴志・駅前高等部)からも和歌山大学を受験する生徒が目立ちます。当たり前といえば当たり前ですが、去年は例外的にWamから和大(和歌山大学のこと)を志望する生徒は極端に少なかったですね。 ここ数年の傾向として、やはり教育学部が人気で特に向陽生が多いですね。和歌山県内の高校では、向陽普通科から和大、あるいは開智から和大というパターンが最も多く、開智などは明確に和歌山大学進学を謳っているコースがありますね。 さて、今年のセンターは昨年低かった国語の平均点がさらに下回った(平均は100点を…
2014.02.11
高等部便りその19
こんばんは。河西貴志高等部からです。 さて、関西圏の私立大学入試も後期日程等を除けばその多くが終了しまして、関東圏の有名私大の入試が始まっていますね。関東のほうが相対的にいい大学は多いのですが、ここ10年ほど東京近辺の大学を目指す生徒が減っていることを実感しますね。自宅から通える大学(特に国公立大)、あるいは1人暮らしでもさほど離れていない大学を選ぶ傾向が、地元和歌山の高校生では顕著だと思います。 進路面談では昨今の事情を考慮して、それを後押しすることも言ったりしますが、やはり国私立ともにあまりに田舎過ぎない程度に全国を視野に入れて探したほうがいいと思います。国立大なら学費以外のメリット、私立…
2014.02.09
高等部便りその18
こんばんは。和歌山エリア河西貴志高等部からです。 今日は高校生ではなく、中学3年生の今の過ごし方について少し触れておきましょう。但し、3年生といっても私立高校に専願合格を果たした生徒たちです。 高校に入学するまでおよそ2ヶ月ほどあるのですが、実はこの期間に思いっきり高校内容を先取りして、知識を蓄積しておくことが大事です。数Ⅰなら二次関数くらいまで、英語であれば英文法で関係代名詞・副詞あたりまで通っておけば、それなりの貯金ができるのではないかと思います。 学校から課題を与えられるケースもあると思いますが、中学内容との重複も多くテキストに新鮮さがありません。さらに適切に解説してくれる人がいないと、
2014.02.06
高等部便りその17
こんにちは。河西貴志高等部からです。 さて、高校3年生は本番真っ最中という人も多いと思いますが、ベストな状態で臨めているでしょうか。ついつい色々な欲求をコントロールできなくて、これまでの1年間いや3年間の勉強を台無しにしてしまったというケースもありますから、直前は注意が必要かと思います。 万が一風邪を引いてしまったという場合でも、多少の熱くらいで処理能力が低下したり、英文が読めなくなるなんてことはありません。それよりも腹痛や歯痛のほうが問題で、これらはなかなか我慢をしにくいですから、事前予防か早急に対処しておくことが