2017.01.24
その92
こんにちは。河西貴志高等部からです。 さて、国公立大学の出願締め切りが迫り、関西圏の有名私大の出願倍率も続々と発表されています。 中には10倍を超える倍率の大学学部もありまして、戦々恐々とする生徒も少なからずいますね。 しかしながら、ここまできたら多少の倍率は気にせず、心を鎮めて問題に相対すべきです。 「自分を破壊する一歩手前の負荷が、自分を強くしてくれる。」とはよく引用されるニーチェの言葉ですが、わき目もふらずに専心するしかありません。その過程で思わぬ精神の能動性を発見すると思いますし、それは躊躇や不安や悲嘆や希望といった悪い意味での情念(想像)を消去してくれるは
2017.01.18
その91
センター試験が終了しました。河西貴志高等部からです。 現実を直視する心に本当の理想が生まれる、とはゲーテの言葉ですが、いま皆の結果を確認している最中です。 センター終了後は一喜一憂して、(特に現役生の)中には変な解放感を持ってしまうものもいますが、これからが本番であることを忘れてはなりません。 心身ともに大変なエネルギーを使ったので、つかの間の休息を取りたい気持ちも分かりますが、すぐに頭を切り替えて冬休み前のように二次試験や私大入試に向けて対策を再開していく必要があります。 このセンター前後から2月くらいにかけてが現役生にとって一番学力が完成する時期でもあるからです
2017.01.12
その90
河西貴志高等部からです。 さてセンター試験が目前になりました。いつもと同じように起床就寝して変わった行動をしないようにしましょう。 起床時間を変えたりするのは、時差ぼけのような状態を生んでしまうので危険です。 そして、本番はエネルギーを大変使いますから、脳みそも疲れすぎないように、勉強も適度に切り上げることです。 夜通しの勉強や新しい問題(集)に取り組んだりするのは、愚の骨頂ですから、避けるようにしておきましょう。 本番は天候が荒れないことを祈願してこの辺で終了したいと思います。
2017.01.03
新年の挨拶
新年明けましておめでとうございます。 河西貴志高等部からです。 高3生の一部が本日もセンター試験に向けて問題に取り組んでいます。 発足当初は高等部はWamでは難しいのではないか、地域的に高校生が集まりにくい場所なのではないかという危惧もありましたが、毎年センター受験者を送り出し、コンスタントに有名国公私立大合格者を輩出できる教室になってきました。 ※初年度はセンター受験者はおろか私大一般入試の受験者もいなかったことから考えると、少し感慨深いものはあります。 まだまだ発展途上であり、思い通りにならないこともままありますが、地域の高校生たちにより承認される校舎をつくり、
2016.12.21
その88
こんばんは。河西貴志高等部からです。 塾生の三者面談が終了し、今週から冬期講習が開始します。 桐蔭や星林といった公立高校と私立の近大和歌山や開智では、冬休み期間に当然違いがあり、進学補習の時間割も異なります。公立高校でも進学に力を入れている高校は冬休み期間はやはり短めです。 近大和歌山の生徒は進度が早いので、高2くらいになるとかなり学力が完成されてくるのですが、市立和歌山や北高生徒だと科目を限定しても、高3でもまだまだ途上の段階です。もちろん、いたずらに早いことを首肯するわけではなくて、人それぞれに固有の時間というものがあり、勉強に目覚めたり没頭したりする時間にも差
2016.12.14
その87
オンライン冬講座の準備も整ったようですね。 河西貴志高等部からです。 今年は推薦などで決める高3生が多めでしたので、センター受験者は去年よりもずっと少なめです。 例年と同じく、この時期は皆に過去問に取り組んでもらっています。 何はともあれ(予備校などが出している類似問題集ではなくて)、ひたすら過去問、しみじみ過去問です。一度やった年度のものでも新たな再発見があるはずです。 本日はこれだけです。
2016.12.07
その86
冬になりました。河西貴志高等部からです。 来月センター試験を控えている高3生はひたすら過去問をやりましょう。 下手な類似問題集や先生オリジナル(?)の学校プリントよりも過去問です。あれもこれも手を出す時間は殆どの人がないので、過去問をやる。そして、これまでにやってきたベースとなる参考書で不明部分を確認しておくことです。 その過程で手をつけない、捨てる単元を決めておいてもいいでしょう。 加えて、日本史や現社や生物などは今までに受けてきた全統模試の結果と解説に目を通しておくことです。テストの見直しは精神的に嫌な作業ですが、自分の弱点部分を容易に確かめることができます。
2016.12.01
その85
こんにちは。河西貴志高等部からです。 いよいよセンター試験が迫ってきましたね。センターは数年後に廃止されることが決定していますが、20年以上続いてきた制度であり、大手予備校などが蓄積してきた対策や情報には並々ならぬものがあるかと思います。 廃止の理由は、社会の変化に人材の選抜制度が対応してきれていないことが挙げられていますし、その通りだと思うのですが、文科官僚の権益拡大という側面も見逃せません。 かつて共通一次からセンター試験に変更した際に、徐々に私大や短大でも採用され始め、大学入試センターはそれは見事に権益拡大を果たした経緯があります。 さて、こちらのセンター対策
2016.11.23
その84
「何となく寒いと我は思ふのみ」(漱石) 来週は近畿大学公募推薦入試第2弾です。今回は経済、総合社会、文芸、理工、国際、農学といった学部で、総合社会、国際、農で著しく志願者が増えている学科があるようです。 和歌山エリアからは、河西貴志校や駅前校の高3生たちが幾人も受験しますが、公募推薦、一般入試に関わらず、いつも同一傾向であるここの過去問を見直しておくことを薦めます。 本日はこれだけです。
2016.11.16
その83
こんにちは。河西貴志高等部からです。 高3生の皆さんは引き続き勉強はしていると思います。 場合によっては入試も目前に迫り、焦燥感もあるでしょうが、一度夏休み中にやった参考書や問題集を復習しておくのが好ましいと思います。新たな単元をしてみたいとか最新のテキストをやりたいというのは人間の自然の欲望だとは思いますが、さほど時間の経過していない復習は大変効果的ですから、いまここでやっておくべきです。 さて前置きが長くなりました。大学全入時代が到来し、高校生の誰もが大学生になれる時代になったというのは机上の理論でして、多少の皮肉交じりの楽観論です。裏返していえば、一部の難関校