2024.08.19
「宿題」より「ゲーム」を優先する子に“説教”は効果なし!
子どもが同じ失敗を繰り返す理由 子供を叱ると嫌な気分になります。子育てをしていて経験された方は多いと思います。当塾でも指導中、叱らなければいけない場面はたくさんあります。問題点を指摘し、改善を促さなければいけないと考えるからです。しかし、子供を叱ることで子供も自分も嫌な気分になるので、できれば減らしたいものです。ですが、同じ理由で何度も叱らなければいけない時もあります。 人間はそう簡単に変われるものではありません。誰もが同じ失敗を繰り返してしまったことはあります。子供であればなおさらです。 しかし、そうではない場合もあります。子供自身が納得していないから、叱られても同じことを繰り返す場合です。…
2024.08.18
どうして勉強しないといけないの?
子どもは時に、大人をハッとさせるような疑問を投げかけてきます。その疑問に答えようとすればするほど、「この答えは子どもに響いているの?」「ちゃんと納得できた?」と不安になってしまいます。いつの時代も大人を悩ませる子どもの疑問、「どうして勉強しないといけないの?」について、考えてみました。 誰もが、「どうして勉強しないといけないの?」と聞いたことはあるかと思います。すると、このような答えが返ってきたのではないでしょうか。 「いい大学に入るため」・「今のうちに勉強しておかないと後で苦労するよ」・「なりたい職業につくため」 確かにその通りです。大人になると、学生時代にしっかりと勉強するこ…
2024.08.17
子どもが勉強しないのは親のせい?
「うちの子がまったく勉強しない…」「成績が悪い…」 このようにお悩みの保護者の方は多いです。ある調査によると、中学生の約4割が「勉強が嫌い」と回答しているそうです。しかし、その原因が親にあるとは限りません。勉強しない子の問題について考え、子どもの勉強に関するサポート方法を紹介します。 ①子どもが勉強をしないのは親のせいとは言えない。 子どもが勉強しないのは、家庭環境・親の姿勢・学校環境等の要因が関係しています。しかし、子どもが勉強をしないのは子どもの問題です。精神年齢が低い小学生以下の時期に関しては、保護者の意思や環境が表れます。しかし、中学生にもなると、自分の意思を持ち、親の意思とは無関係に…
2024.08.16
学習時間が長いのに成績が上がらない理由
「1日○時間勉強する」による二極化 「1日〇時間、勉強しなさい」 学習時間が多いほど成績も上がるはずなのですが、現実には成績が伸びる生徒と成績が伸びない生徒に2極化しています。それは、時間数確保が目的になってしまっているからです。 時間確保が目的化すると・・・ 「1日〇時間」式の学習は、「〇時間」で何をやるかを生徒と一緒に考えることが必要です。新人や知見のない指導者が、何も考えずに「〇時間勉強しろ!」と言うと、生徒は学習時間をこなすことが目的となり、その内容や目的が曖昧になってしまいます。目的なくこなす学習時間は無駄でしかなく、生徒によっては「すで覚えた単語を練習する」とい…
2024.08.15
「夢」と「願望」
「夢」と「願望」、似た意味の言葉ですが、 「夢」とは、将来実現したいと思う事柄。 「願望」とは、願い望むこと。 と若干異なります。 「夢」は「将来○○したい」ということを願い、「願望」は「○○したい」ということを願っています。「願い望む」という部分は「夢」と「願望」の共通点です。ただし、「願望」に比べて「夢」の方が、実現が困難であり、ハードルが高いものに限られるというのが特徴です。つまり、簡単に実現できるような事柄は「夢」ではありません。そして、「願望」の方は簡単に実現可能な事柄でも、実現が困難な事柄でも、どちらにでも使えます。ということで、「願望」は「将来、医者になりたい」…
2024.08.14
どれくらいの得点なら安心?(小学生)
突然ですが、小学校のテストは何点を目標に取り組んでいますか? 人それぞれだとは思いますが、 小学校のテストは100点を目標に取り組んでください。 えっと思うかもしれませんが、小学校のテストはやるべきことをしっかりやっていれば誰でも100点を取ることができます。 小学校のテストは数週間に1回の頻度でその単元が終わる毎に行われます。当然ですが授業で習ってからテストをするまでの期間が短いです。だから ①授業を聞いてノートを取る ②宿題をきちんとする ③テスト前に復習をする という学習習慣が身についていれば100点を取ることは容易です。うっかりミスなどを考慮し…
2024.08.13
地頭(じあたま)
最近よく耳にする「地頭(じあたま)の良い」人材を求める企業は少なくありません。その「地頭(じあたま)」とは、数学や国語等の教育で得られた知識力ではなく、自ら考える思考力のことを指します。この地頭(じあたま)がある人は、学んだ情報を選別・接続しながら、物事の真理を獲得していく思考力を持っています。例えば、上司に「これ、やっておいて」と指示された場合、指示されたことだけではなく、その先を見据え「1を聞いて10を知る≒先読み」行動が取れるような人です。能力としては「論理的思考力」「仮説思考力」「コミュニケーション力」等が該当し、自発的で天然な思考によって成り立っています。 地頭がい…
2024.08.12
悪い勉強方法
①ノートをきれいにまとめる テストまでに時間が有り余っているならば、ノート作りに時間を掛けるのも良いと思います。しかし、限られた時間の中でノートをきれいにまとめることはおすすめできません。理由は、目的が変わってしまっているからです。ノート作りは、テストで高得点を取るために始めたはず。いつの間にか、きれいにまとめることが目的になっていませんか?出来上がったノートを見て満足していませんか?それはテスト勉強ではありません。ノートが出来上がり、スタートラインに立っただけです。 ②音楽を聴きながら勉強する 勉強へのモチベーションが上げたり、雑音をシャットアウトするといったメリットはあります…
2024.08.11
夏期休校のお知らせ
呉羽校は、8月11日(日)~8月18日(日)まで休校となります。 8月19日(月)から夏期講習を再開します。 休校期間中の体験等のお問い合わせにつきましては、 下記のメールアドレスまでご連絡下さい。 宜しくお願いいたします。 Wam呉羽校 〒930-0138 富山市呉羽町6773 (呉羽中学校の隣です) TEL :076-436-5520 mail:wam-kureha@shirt.ocn.ne.jp
2024.08.10
効果の高い学習法
動画学習をする子は増えています。ですが、「動画を見るだけ」では学習効果が少ないとされています。教育関係者などの間で知られる「Learnin Pyramid(ラーニングピラミッド)」によれば、、7つの学習法それぞれの「学びの定着率」は以下の通りだとされています。 1.授業 5% 2.読書 10% 3.(動画やテレビラジオ番組などの)視聴覚 20% 4.デモンストレーション(実演) 30% 5.グループ討論 50% 6.体験 75% 7.他人に教える 90% 「授業を聞いただけ」や「本を読んだだけ」では、学び定着率は低いということになります。1~3の「受動的な学び」は効…