
こんにちは。
個別指導WAM東豊校です。
この記事は先日の記事、『2025年の春から高校1年生になる人たちにやってほしい事-英語編①発音記号を学ぶ-』の続編となります。
未読の方は、上記のリンクを追って読んでください。
上記の記事では、まずは発音記号を学んで欲しいと書きました。
当たり前のように高校生が触れる教材で使われる記号にも関わらず、しっかりと学ぶ機会が少ないもの。
それが発音記号です。(先生によっては授業で行っている方も勿論いますよ!)
これを勉強することによって単語学習の障壁を少し下げる事が出来ます。
本日、お勧めしたい事、高校1年生にやってほしい事は『中学英文法の固め直し』です。
高校合格をした皆さんにとって、今更のように感じる事かもしれません。
しかし、この中学英文法は侮るべきではありません。
この中学英文法は大学受験の英語と戦うための土台が詰まっています。
そして、この土台がしっかりと固まっていないと共通テストのような英語の長文を読み進める事が難しくなります。
(もちろん中学英文法だけで大学の入試問題を解けるわけではありません)
だから、大学受験を目指している皆さんは、まず土台となる『中学生文法』を学び直して欲しいのです。
さて、『英文法を固め直す』と書いてありますが、具体的にどのような事が出来るようになれば良いのか。
それを以下に記していきますね。
僕が考える『中学生文法を固め直す』の定義とは、以下のように考えます。
(例1) to不定詞 → to+動詞の原形
(例2) 現在完了形
→ (平叙文) 主語 + have(has) + 過去分詞形 + ~ .
(否定文) 主語 + have(has) + not + 過去分詞形 + ~ .(notの位置にneverも来ることあり)
(疑問文) Have(Has) + 主語 + 過去分詞形 + ~ ?.(過去分詞形の前にeverなどの副詞が来ることあり)
(例1) 動名詞 → 「~する事」と訳され、名詞の固まり(名詞句)を作る事が出来、主語や目的語になる事が出来る。
※現在分詞の後置修飾との違いを説明できると尚良し。
これは特に例は必要ありませんね。
この①~③がスムーズに出来るかどうか、それが中学生文法が固まっているかどうかの判断基準です。
実際にこの基準を超える事が出来る生徒はどれくらいいるでしょうか??
(新発田高校で半分くらいの感覚ですね)
高校の英語の授業では中学校の英語の文法内容など『全てちゃんと分かっているよね?説明なんかしなくても大丈夫だよね?てか説明せずにどんどん進むからね!』という形で進むことが多いです。(当然といえば当然ですね)
勉強で分からない箇所が重複してくると、焦りの気持ちから、やる気がドンドン落ち込んでいきます。(人によるかもしれませんが)
だから、中学生の内容で躓いている個所をいかに減らすかは、今後の学習を継続する上でとても重要な事になります。
また、上記の①~③に加えた補足の情報もあります。
それらの補足の情報は、高校生の授業の中で取り扱う機会がある話です。
そのため若干この記事の趣旨にそぐわない内容になりますが、紹介します。
先ほどの①~③の中で使用した以下の言葉たち。
【名詞句】【主語】【目的語】
これらの、中学校の英語の授業でうっすらと使っていたかもしれない用語を高校の授業では当たり前の言葉として使用されます。
これらの用語も発音記号と同じように、知っていることが当然のように解説が進んでいきます。
このような言葉達も同様に抑えて指導をする事が必要となります。
以上です。
既に習っている中学生の時の英文法は、高校生が思っている以上に大事な内容です。
ではでは。