
こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
忙しくて時間が無い。しかしどうでしょう?本当に「時間が無い」のでしょうか?
時間が無い「という事にしている方が都合がいい」という事はありませんか?
人間の心理とはとても複雑に出来ています。ともすれば「心理は宇宙だ」と表現する事も出来ます。人一人の心ですらコントロールする事が出来ないのは複雑に出来ているからです。
「依存」のお話もそうです。依存する事による「メリット」が存在している限り、人は依存する事を辞めません。これは「利得」のお話にも繋がります。
https://www.k-wam.jp/blogs/2023/02/post99992/
以上のURLにて「利得」について詳しく書いておりますので、興味のある方は読んでみて下さいね。
結論ですが、「依存」を抜け出すためにはまず「気付く」という事。そしてそれを受け入れ依存している原因を探すという事。そしてその原因を解消する事。それに尽きます。
いきなりその「依存している事」を辞めてしまう、極端に制限してしまうのも実はよくありません。なぜなら依存する事によって「あなたが守られている事」があるからです。
その「守られていること」が「私はもう大丈夫」と言う状態になった時、依存から抜け出せるという事ですね。
その原因と言うのは目先の依存とは異なる場合があります。その場合、深層心理の奥深くに眠っている、普段はそれに蓋をして生活をしているという事です。
その事に気付き、取り扱う事によって人は「依存」から抜け出せます。
最終的に「私」が「依存しないという選択」をする必要があります。人に辞めなさいと言われて辞められるくらいの依存であれば、とっくに辞められます。
誰に何と言われようが手放せない「依存」があるから困っているのです。
ですので、もし周りに何かに依存してしまっている人が居る場合、その依存先を指摘するのではなく、他に原因があるんじゃないか?と思ってあげて下さい。その思いは大体あっています。
そして、「依存を辞めなさい」ではなく「あなたはどうしたいの?」と聞いてあげて下さい。依存するのを決めたのは本人ですから、依存しないという事を決めるのも本人である必要があります。
もし依存を辞められたとしても「あの人に言われたから」という条件付きの解決では続きません。心理的な問題とは全て「本人が解決」する必要があるのです。
如何でしたでしょうか?普段何気なく依存し、あたかもそれが当たり前のように生きていますが、本当に依存を解決したい場合、本人が動かなければなりません。
「依存をしないという選択」を成すには「依存をしないという勇気」を持つという事です。依存するにはするなりの理由があります。しかしそれを手放したい、何とかして自分を変えたいと思うのであれば「変わる勇気」を持ちましょう。
もし思い当たる節がある方は、楽しみながら実践してみましょう。重度な依存がある場合は必ず医療機関に自分を繋げてあげましょう。
ありがとうございました。
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