
こんにちは、川越駅前校です。
本日は男子最難関私立高校の入試についてのお話です。
2025年 灘高校 入学試験
時間:110分 満点:100
例年どおり6題構成ですが
1.小問集合(数と式・方程式・データの活用・図形)
2.図形(論証)
3.比例と関数
4.図形(平面)
5.データの活用(確率)
6.図形(立体)
難度としては
1.(1)★★☆☆☆ (2)★★☆☆☆ (3)★★☆☆☆ (4)★★☆☆☆
2.(1)★★☆☆☆ (2)★★★☆☆
3.(1)★☆☆☆☆ (2)★★★☆☆
4.(1)★★☆☆☆ (2)★★☆☆☆
5.(1)★★☆☆☆ (2)★★★★★
6.(1)★★★☆☆ (2)★★★★☆となっています。
因数分解や二次方程式の解など、しっかりと地に足のついた理解が求められる出題となっています。論証を含め平面図形分野や比例と関数が平易な難度であるのに対し、確率や空間図形分野はレベルが高めです。特に第5問の確率は今年度最大の難問で、この学校の受験生といえど完答者は多くなかったでしょう。
確率は暗記パターンの通用しない単元の1つで、その都度じっくり考えることが必要です。これは高校に入っても同じ姿勢でいなければならないというメッセージでもあるのです。