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2025.02.04

「診てもらいたいお医者さん」と「教わりたい先生」の話。

こんにちは。三木校です。

 

 

今朝はかなり冷えると思っていたら、四国の上空にはこの冬一番の強い寒気が流れ込んでおり、冬型の気圧配置が強まる見込みのようです。

このため香川県内では6日にかけて山沿いを中心に大雪となるおそれがあり、4日の16時時点で高松市や綾川町などに大雪注意報が発表されています。

 

 

平地ではほとんど積雪が見られることのない香川県ですが、万一積もるようなことがあれば慣れない雪に混乱必至ですから、注意しなければいけませんね。

 

またこの時期、受験生のいるご家庭ではお子さんの体調管理にかなり神経をつかっていらっしゃると思います。

ただ雪の影響で転倒し怪我を負っても困りますから、不要不急の外出は控えたいところですね。

 

 

 

さて先日、講師の先生が急な車の故障で校舎まで移動できなくなり、私が送迎することになった時のことです。

 

実はこの時初めてお会いする先生だったためお互いに少し緊張気味でしたが、話してみるととても気さくな先生でした。

ですから人見知りの私でもすぐに打ち解けることができ、楽しく会話しながらの道中となりました。

 

 

 

 

初めは他愛のない話をしていたように思うのですが、途中でなぜか私の個人的な内容になり、母が亡くなった時の話になったんですよね。

 

詳細を書くと長くなるのですが、私の結婚式の翌日に母は亡くなりました。

 

初対面の人にする話ではないのですが、会話の流れで何も考えずにその当時の記憶を思いつくまま話していたら、その先生が黙ってしまったので我に返って「暗い話題になってしまい、申し訳なかったな」と、ふと助手席の方を見ると、先生がうつむいて泣いていました。

 

 

 

そこから校舎に着くまでの間「すみません」と言いながらずっと涙を流していた彼には、これから授業なのに本当に申し訳ないことをしてしまったと後悔しました。

 

医学部の学生でしっかりとした印象のその先生は、将来立派なお医者さんになることを目標に努力してきた人であり、テストや実習などを通して今も大学で勉強をしています。

 

ただ、普通に考えれば20歳前後の若い先生たちが身近な人の死にふれる機会は少ないでしょう。

 

けがや病気もさまざまありますが、知識と技術をもった医師がいなければ激しい痛みや苦しみから救われることはありませんし、人の命を救うことのできる職業ですから、そこを目指して頑張っている彼のことを私はとても尊敬します。

 

 

帰宅して妻にその話をすると「そういう人が医者を目指したらきっと他の人の何倍も辛い思いするんやろな。だけど、そんな先生に診てもらいたいな」と一言。

 

 

なぜだか涙が止まりませんでした。一度も会った事がない、顔も知らない私の母のために泣いてくれる先生。

 

医療機器の発達と医師の能力・技術の進歩は目覚ましいものがありますが、それでも自分を含め誰かの死と向き合わなければならない場面が訪れます。

 

 

 

医療に携わる人というのは、そのたびに感情に振り回されるわけにはいかないのですが、患者やその家族の「心の痛み」を自分のことのように感じて寄り添ってくれるお医者さんには、彼のような人がなるのだろうと思います。

 

私としてはそんな人が講師として三木校で生徒たちと関わってくれていることがとても嬉しいですし、WAMでの学習を通していろいろな学びができる、そういった環境をこれからも大切にしたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

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