
当ブログをご覧の皆様、こんにちは。
アルキメデスという人がいましたね。
むかし、地中海のシチリア島にあるシラクサという都市にいた人で、数学者や天文学者として知られております。
ちなみに、シラクサは太宰治も「走れメロス」の舞台としても知られております。
アルキメデスは、様々な業績を残しましたが、なんといっても「アルキメデスの原理」で有名ですね。ご存知のかたも多いことでしょう。
そのアルキメデスですが、もちろん非常に熱心な学者でした。しかし熱心なあまり、とても残念な最期を迎えます。
「第二次ポエニ戦役」という戦争にシラクサが巻き込まれ、都市はローマ軍によって占領されました。
その際、ローマ兵がアルキメデスの研究室に侵入し、アルキメデスに名前を尋ねましたが、当の本人は図形の研究に没頭中。なんの返事もしなかったため、怒った兵士に命を奪われてしまいました。じつは、ローマ軍の指揮官はアルキメデスの評判を知っており、彼を保護するよう命令していたのですが、こんな顛末となってしまいました。
なお、彼の最期の言葉は「わたしの円をこわさないでくれ」だったそうです。(彼の最期については、別説もあります)
もし彼が生き延びていれば、さらに多くの業績を後世のために残したことでしょう。かえすがえすも残念なことでした。
悲劇的ではありますが、しかし彼の熱心さは見習いたいところですね!それだけの熱意があればこそ、多くの成果をもたらしたのでしょう。
以上、アルキメデスのちょっとしたエピソードでした。
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