教室ブログ

2025.01.13

えとの話:続き

本ブログをご覧の皆様、こんにちは。

 

先日、「えと」の話をいたしましたが、本日はその話に少しだけ補足を。

前回は、「十干十二支」が60年でひとめぐり、と話しました。たとえば、1965年は「乙己(イッシ、きのとみ)」の年でした。この年に生まれたかたは、生まれた年を”1”とすると、次の正月で”2”、その1年後の正月で”3”とめぐっていき、”60”を迎えたのが2024年の1月1日で、これで一巡。そして2025年1月1日、また”1”に戻り、生まれた年と同じ「乙巳」がやってきたということですね。

このように、60年ひとめぐりして”もとの暦に還る”ことを、「還暦」と言います。

つまり、1965年に生まれた方々は、先日の2025年1月1日に全員一斉に「還暦」を迎えたということです。

最近では、満60歳となる誕生日を「還暦」ということもあるようですが、もともとは上記のような意味です。

これは、「数え年」という考え方・習慣も関連してくるのですが、それはまた別の機会に申上げましょう。

 

 

 

 

 

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