
こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
我々塾業界の命題でもある「成績を上げる」と言うのは、厳密に言うと我々ではありません。成績が上がったという結果を得るためには「本人の能動的な行為」が必須になります。
その能動的な行為を促すために、ありとあらゆる環境を用意し、ありとあらゆる提案をするのが我々のお仕事です。つまりこれは「順次生受(じゅんじしょうじゅ)」の教えに当たります。そうです、「報酬を得るまで少しのタイムラグがある」という事です。
この「少し」と言うのも万人共通ではありません。少しにも個人差があり、その少しの中にも更にタイムラグがあるという事です。
1ヶ月以内の即座に結果が出る子も居れば、半年の子も居ます。一年の子も居ます。
そして「家計」から捻出された月謝を支払い、その報酬を得るために頑張るのは誰ですか?“生徒本人”です。
これは責任逃れをしているのでも何でもなく、現実的なお話です。
宿題もしない、自習室にも来ない、勉強している様子が無いのに「報酬」をどうやって得る事が出来ますか?
「あなた達の言い方が悪いんじゃないの?」とお思いかもしれませんがごもっともです。
しかし、その「言い方」が悪いのが真実だとした時、それを“原因”にしたとすれば、それ以外の全生徒もその“原因”によって「成績が上がらない」と言う結果になっていなければおかしいのです。おおよそ同じ言い回し、授業内容だったとしても成績が上がっている子はたくさんいます。
人によって言い方を変えているとしても、人間とはそんなに万能ではありません。
だとすれば、原因は我々にあるのではなく「本人」にあり「ご家庭にある」事は火を見るよりも明らかです。
期待通りの結果にならないのを嘆く人は「傲慢」であり「怠慢」です。無知であり勉強不足です。問題の所在がどこにあるのか。それが良い悪いではなく「根本的な何かしら」を探す努力をしない人たちであると、私は思います。
最後は本筋とは違う話になりましたが、如何でしょうか?
“良い種を撒けばいい実がなる”これは真理です。“悪い種を撒けば悪い実がなる”これも心理です。真理とは「例外が存在しない」という事です。
因果応報とは「原因があって結果がある」という事です。これも真理です。
過去の行いが今を作り、今の行いが未来を作ります。
この世の全ては“関係”によって成り立っています。独立した「個体」と言うのは存在しません。このような教えを「諸法無我」と言います。
このお話は機会があれば、お話させていただきます。
如何でしたでしょうか?「そうはいっても・・」とお思いの方もいれば「そんなの関係ない!私が正しいんだ」と感じる方もいます。
どの考え方もあなたにとっては正しいのです。そこに善し悪しの判断は必要ありません。そして、その考え方から得られる“報酬”は全てあなたが得るものですから、それが良いのかよくないのか、私にはわかりません。
一つでも参考になるポイントがあれば是非、思い返してみて下さい。
ありがとうございました。
葛城市・大和高田市の塾
個別指導 Wam 磐城駅前校
黒田 裕亮
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