
こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。前回のおさらいですが、
順現法受(じゅんげんほうじゅ)
➡行為に対してすぐに結果が出る。
順次生受(じゅんじしょうじゅ)
➡行為に対して少しのタイムラグがあり、結果が出る。
順後次受(じゅんごじじゅ)
➡行為に対してかなりの時間を要し、結果が出る。
という事でした。
さて、これを「勉強」に置き換えた場合どうなるでしょうか。
□順現法受(じゅんげんほうじゅ)
➡これは「テスト勉強」だと思って下さい。学校で習った新しい知識を即座に復習するという「良い種」を撒けば、テストで良い点数を取れるという「良い実」を得られるという事です。
□順次生受(じゅんじしょうじゅ)
➡これは「受験」だと思って下さい。今日やった学習がやがて習慣となり、「受験合格」という「良い実」を得るためには、毎日コツコツと知識を蓄える行為を続ける必要があります。
□順後次受(じゅんごじじゅ)
➡これは「人生」だと思って下さい。一生涯掛けて経験したありとあらゆる技術・思考力・応用力を活かして、死ぬ直前まで生きています。学生の内は「勉強」を通じて一生涯使う事となる「知識・技能・習慣・学習センス・集中力・忍耐力・継続性・目標意識・自己管理・時間管理・期間からの逆算的思考」など得るための努力を毎日している事となります。
もっと細かく分ければ無限にありますが、おおよそ三つに分けてお話をしてみました。
この様に「勉強」一つを話題に上げても、これだけのタイミングがあり、それぞれに得る「実」も違えば「報酬」も違うという事ですね。
さて、勉強についてもう少し掘り下げてみましょう。今までのお話は「良い種を撒けばいい実がなる」と言うお話をベースに展開しておりましたが、「悪い種を撒いた場合」のお話です。
仏教では「善悪」の考え方があります。一般的には“善”は「良い事」、“悪”は「悪い事」と思われがちですが、実はそうではありません。
勉強においても、「勉強をするのが良い事」「しないのは悪い事」と思われがちですが、実はそうではないのです。
次回に続きます。
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