
こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
本題に入りますが、行為による報酬のタイミングについて、仏教の教えをお伝えします。
それは
順現法受(じゅんげんほうじゅ)
順次生受(じゅんじしょうじゅ)
順後次受(じゅんごじじゅ)
と言います。これは「実のなるタイミング」の事を指す教えとなります。
□順現法受(じゅんげんほうじゅ)
➡これは、行為に対してすぐに結果が表れるという教えです。
例えば「喧嘩で人を殴ってしまった」とします。すると相手もお返しに殴ってきますね。
これはとても分かりやすく、行為の報いがすぐに返って来るという、とても分かりやすく現実なお話です。
□順次生受(じゅんじしょうじゅ)
➡これは「しばらく経ってから」行為に対して結果が表れるという教えです。
例えば会社で、Aさんが同僚のBさんに対して「C部長ってホント指導力がありますよね。とても憧れます」と話したとしますよね。すると後日、C部長の機嫌がいい。Aさんに対して当たりも柔らかく今まで以上に指導に力を入れてくれるようになりました。
よくよく聞くと、実はBさんがC部長に「Aさんがこんなこと言ってましたよ」と話のネタにしてくれていた。なんてことがあります。
これは「少しタイムラグがある」という事です。良い種を撒いたAさんは少しの時間を置いてから良い実がなったという事です。
□順後次受(じゅんごじじゅ)
➡これは「かなりの時間が経ってから」行為に対して結果が表れるという事です。
例えば5年前に趣味で始めた釣りが原因で、今は釣りの活動などを紹介するユーチューバーになっている。または、先生が生徒に対して掛けたありがたい教えが原因で、生徒が大人になった時、お礼に来てくれる。なんていうのも「実を成すのにかなりの時間がかかる」分かりやすい例です。
では、この教えを「勉強」に置き換えてお話してみましょう。
次回に続きます。
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黒田 裕亮
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