こんにちは、個別指導Wam香川 東山崎校です。
今年も残すところ10日あまり。東山崎校の受験生たちも追い込みに入っています。
ここ最近ではインフルエンザやマイコプラズマ、コロナなどの流行も聞かれますからより一層健康管理に気をつけなくてはならず、厳しい条件ですがまずは体調を第一に乗り切っていきましょう。
さて今回は入試の後、つまり合格して高校生活が始まってからのことをお話したいと思います。それは『高校の勉強』についてです。
中3生との面談では志望校合格に向けた学習計画のご相談がほとんどなのですが、お話を伺うと「成績を上げて合格することがゴール」になってしまっているケースが多いと感じます。当然、志望校合格が第一の目標ではあるのですが、その先にも勉強は続くのでせっかく入った高校の3年間を充実したものにしてほしいのです。
このような話をしていると、そもそも「高校の勉強は中学とどう違うの?」「中学でやってきたようにすれば何とかなるのでは?」という声も聞かれます。
ただ、イメージしてみてください。受験を通して入学する高校はそれぞれの合格基準を満たしていなければ誰でも入れるわけではありませんよね。例えば診断テストでおよそ150点がボーダーの高校であれば、入学した時点で周りにいるクラスメートたちは少なくとも150点くらいの得点力をみんな持っているということです。
つまり自分と同じくらいの学力を持った人たちとの勉強が進んでいくわけですから、少し気を抜くと点数もさることながら、順位が一気に下降してしまうのです。
また高校に入ると当然、勉強内容は中学よりも難しくなります。
学年が上がるにつれ難易度が上がることは予想できると思いますが、中学と比べて授業スピードと学習量が桁違いになります。
量で言えば明らかに違うのは教科書の多さでしょう。数学の場合、中学で使用するのは各学年で1冊、計3冊の教科書ですが、高校では「数学Ⅰ」「数学A」「数学Ⅱ」「数学B」「数学C」「数学Ⅲ」となります。「数学Ⅲ」まで必要になるのは理系学部の一部に限られますが大学入学共通テストを想定すると少なくともこれ以外の5科目が必要ですし、定期テストもそれぞれの科目について課されます。
授業やテストで扱う科目数が増えるという事は、それぞれで身に付けるべき量が多いのはもちろん、1週間で進めるページ数で言えば中学の倍にはなると思います。当然、授業だけでそこまで進めることは困難ですから高校では「課題」や「小テスト」がかなり多いのもうなづけます。
先日、高校1年の塾生に「高校に入って勉強面で一番驚いたことは?」と尋ねるとほぼ全員がこの「課題の多さ」「小テストの多さ」を挙げていました。
中学と同じ感覚で高校の勉強をスタートすれば、その違いに戸惑ううちに出遅れてしまいます。受験生に限ったことではないのですが、高校の勉強は中学で学習する基礎が土台となっていますから「とりあえず高校に入ってから頑張る」という気持ちは捨てましょう。
先を見れば見るほど「今」が大切。
「わかっているけど、何からやれば?」という人は、今すぐ東山崎校でわたしたちと一緒に準備していきましょう!
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