教室ブログ

2024.12.17

科学的とはナンジャラホイ

皆さんこんにちは。

本日カツカレーを食べて、松○家さんのクーポン券を3枚集めることができ、無事コーラをゲットできたWAM黒原校の米井(こめい)です。※詳細はコチラの記事をご覧ください。

めちゃくちゃどうでもいい話で恐縮なのですが、実はわたくし未だに正しいカツカレーの食べ方がわかりません!

皆さんはどうでしょうか??

どういうことかと申しますと、米井はとんかつの衣はサクサク感こそが命と思っている節がございまして、とんかつをカレーにつけるということに不束(ふつつか)ながら違和感を感じてしまうのです。

なので、カツカレーのとんかつがルーの中で溺れた状態で出てきた場合、即ごはんの上に救出いたします。

(とんかつをご飯の上にのせて出してくれるお店は最高です!)

そしてそこからが難問なんです!

これは果たしてとんかつだけ食べればいいのか?かつとご飯を一緒にルーにつけて食べればいいのか??

未だにどっちがいいのかよくわかりません。

結局は人それぞれってことで自分なりに解決した気分になり、だましだまし今までの人生を歩んでまいりました・・・実はわたくしカツカレーに対して不誠実な態度を取り続けている最低の不届き者なんです!

多分ひとによって色々な食べ方がきっとあるのでしょう。

本当にどうでもいいお話ですみません。

でも、寒いときのカツカレーはとても人の心を温めてくれる素晴らしいものですよね!

大阪ではあまり雪が降ることはないのですが、今年のクリスマスはホワイトクリスマスになるか楽しみですね。

 

そして本日はそんな雪についてなのですが、みなさんもご存知かと思うのですけれども、雪の結晶のお話です。

一度は見たことありますよね?!

そう!あのめっちゃ綺麗な結晶です。

←こんな感じのやつ

 

理科に詳しい方ならご存知かとは思いますが、実はでも氷の結晶ってめっちゃ様々な形があるんです!

 

すんごいいっぱいですよね。

そもそも雪の結晶が六角形になる理由は、水分子の構造と水の性質によるものです。

  • 水分子(H₂O)は、酸素原子1つと水素原子2つから成り立っています。
  • 水分子同士は、酸素と水素の間に水素結合を形成します。この結合によって水分子が規則正しく並ぼうとします。
  • 水分子は特定の角度(約104.5度)で結合するため、氷の結晶が成長するときに自然と六角形の対称性を持つ構造になります。
  • この六角形構造は、水分子同士が最も安定してエネルギーが低い状態を保つ形です。
  • 六角形の基本構造をベースにして、成長過程で温度や湿度の変化によって多様な形(樹枝状、板状など)に分化します。
  • しかし、どのような形になっても、中心には六角形の対称性が保たれています。

ではなぜ六角形が安定するのか?

自然界では、分子同士がバランスを取りながら最小のエネルギー状態になろうとします。

六角形は最も効率的に空間を埋めることができる形の1つであり、ハチの巣構造などにも見られる自然界の合理的な形だからなんですね。

ちなみにこの蜂の巣構造ってのは、米井が大好きなバイオミメティックス(自然界に見られる昆虫や動物・植物などの優れた機能にヒントを得て、それを模倣し人工的に再現することで人間の生活に役に立たせる技術)の代表例ですね!

つまり、雪の結晶が六角形になるのは、水分子が持つ特性と、分子間の水素結合がもたらす規則正しい対称性が関係しているのです。

理科が嫌いな人には全く興味のないお話ですみません。。。

要するにまぁ、水が固まって氷になる際の環境によっては、ベースとなる法則はあるものの、結晶の形が変わってくるということです。

 

そこでちょっとおもしろい話をしてみましょう。

一部の学校では、道徳の授業に使われたりすることにもなった「水からの伝言」という本をご存知でしょうか。

ざっくり言うと、水に向かって文字を見せたり、話しかけたり、音楽を聴かせることで氷の結晶が変わるという写真つきの本ですね。

これがなぜ道徳の授業に使われたかというと、水に「ありがとう」という文字が書かれた紙を漬けておいたものと、「ばかやろう」という文字が書かれた紙を漬けておいたものでは結晶の形が変わるということで題材にしたみたいです。

ちなみに「ありがとう」の方は結晶が美しく、「ばかやろう」の方は歪(いびつ)な結晶になったとのことです。

(本当か嘘かはわかりません)

なので、人に対しては優しい気持ちで接しましょうねっていうことだと思います。

この「水からの伝言」という本はなんとも眉ツバもののトンデモ話として評価されてたり、すげぇなオイ!ってことで称賛されてたりと、賛否両論のおもしろ本ですね。

とはいえ、これを非科学的と捉えるかどうかと言うと、本当かどうかは疑わしいと感じるものの、米井は別に非科学的とは思わないです。

(ただまぁ、真実かどうかは結構疑わしいというのが正直なところといった感じですね。)

なぜなら現代の科学的知識なんて、この世の全てを知り尽くしているわけではないからですね。

特に「水」という物質は個人的な感覚として、「振動」の影響をすごく受けやすい物質だと感じてます。

例えば、別に高温でもなんでもない場所でも、光がよくあたる場所なら、コップに貯めておいた水の蒸発がめっちゃ早かったりしますし、音や光といった振動や波長がもたらす影響力についてはまだまだ謎が多いからです。

(事実、光分子効果といって光の波長は水の蒸発に影響するらしいです)

なのでわたくしたちが暮らしているこの世界の様々な仕組みを、大して何も知らない人類が、さぞ全てを知ったかのように声高らかで「科学的根拠は!」と言うのは、個人的に違和感しかないというのが正直なところです。

例えるなら、モーツァルトの音楽の素晴らしさを、誰もが理解できるように20cm定規で説明しなさいって言われてる位の違和感といったところでしょうか(笑)

とはいえ、全ては米井個人の勝手な価値観ですので、人それぞれ色々な考え方があるかと思います。

結局は、カツカレーの食べ方でさえどれが正解なのかわからないのと同じってことですね!!

というか正解なんて無い!

いやはや、世の中は未知で溢れていてワクワクが止まりませんね❤

「知」への探究心は無限大ですので、みなさんも是非色々身近に転がっている小さな不思議に目を向けてみてくださいね。

そして、自分なりに考えてみてください。

それこそが「知る悦び」へと繋がる第一歩なのですから。

別に正解にたどり着けようがたどり着けなかろうが、ナンなら正解なんて無くていいんです。

人間にとって思考することこそが尊いわけですね。

ビバ!カツカレー!!

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