インフルエンザが流行しております。
WAM秋山校周辺の小中学校でも、学級閉鎖や学年閉鎖のお知らせが複数届いております。
受験生にとっては、病気は大敵ですね。受験生でない方も含め、体調にはくれぐれも気をつけてください。
さて今日は、「えと」について少しお話いたします。
「えと」とはなんでしょうか?
それは十二支、「ね、うし、とら、う、、、、、」という12種の動物が1年ごとに順番にめぐってくるもの、と思われるかたもいらっしゃるでしょう。
でも実は、「えと」は「干支」と書き、さらに厳密には「十干十二支(じっかんじゅうにし)」というものです。
では前半の「十干」とは何でしょうか?
「十二支」と同じく古代中国から我が国に伝わったもので、こちらも暦に使われ1年ごとに順番がかわる10種の要素からなります。
1甲(コウ、カツ、きのえ)
2乙(オツ、イツ、きのと)
3丙(ヘイ、ひのえ)
4丁(テイ、ひのと)
5戊(ボ、つちのえ)
6己(キ、つちのと)
7庚(コウ、かのえ)
8辛(シン、かのと)
9壬(ジン、みずのえ)
10癸(キ、みずのと)
以上の10種と十二支を組み合わせたものが、「十干十二支」=「えと」です。全部で60通りの組合せがあるので、60年でひとめぐりです。
今年2024年は、十二支だけならば「たつどし」ですが、えとは「甲辰(コウシン、きのえたつ)」です。
ですからもうすぐ来る2025年は、どちらも次に交代して「乙己(イツシ、きのとみ)」となります。
そういえば、中大兄皇子・中臣鎌足らが蘇我氏を討った「乙巳の変」というのがありましたね。起きたのは645年、60×23=1380年前でした。
なお、この60年というサイクルはいわゆる「還暦」とも関係があるのですが、それはまた別の機会に申上げましょう。
本日は「えと」のお話でした。
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