教室ブログ

2024.12.05

勉強がはかどる方法②

勉強がはかどる方法として、集中力を維持出来るを方法をご紹介します。

1. ポモドーロ・テクニック

集中力を維持するには、勉強時間を短く区切り、休憩をはさむことが効果的です。

(例)15分間ずつ勉強し、合間に休憩しながら45分学習する

休憩なしで60分間学習しても、40分ほど経過した時点で集中力が急激に下降したます。一方、休憩入りで45分間学習すると、脳が休憩で回復したことにより、集中力が持続します。つまり、休まず勉強しつづけるよりも、休息を小まめにとったほうが、集中して勉強できるのです。

 

2. ツァイガルニク効果

勉強の途中、キリの悪いタイミングで中断して休憩に入ると、ツァイガルニク効果が生まれます。ツァイガルニク効果とは、達成できたことよりも達成できなかったことが記憶に残りやすいという心理現象のことです。ツァイガルニク効果を利用し、「あともう少しやってしまいたい……」と、心残りがあるタイミングで休憩に入れば、再開までやる気を維持することができます。キリが悪くても学習を中断し、休憩時間に好きな音楽を聴くなどしてリフレッシュすれば、さらに勉強がはかどります。

 

3. フロー体験

集中力を維持し勉強をはかどらせるためには、フロー体験が効果的です フロー体験とは、人間が最高に集中している状態のことです。下記のことを実施すると、集中力持続に効果的です。

1.自分のレベルにあった難易度の課題に取り組む
自分の能力を少しだけ超えるくらいの、全力で取り組みなんとかクリアできるレベルの課題に取り組む。簡単すぎる・難しすぎるのはNGです。

2.取り組んでいる対象へのコントロール感覚がある
取り組んでいる課題を、誰かに左右されることなく、自分自身がコントロールできている感覚がある。
(例)自分のリズムで本を読み進める等

3.直接的なフィードバックがある
取り組んでいることから、「おもしろい」「うまくいった」など、何らかのフィードバックが返ってくる。喜びや悔しさなどの感情がすぐに呼び起こされるような活動をしている。
(例)読書中、「おもしろい」「続きが気になる」という気持ちが湧く等

4.集中を妨げる要素がシャットアウトされている
何らかの理由で行動が中断される恐れがなく、集中できる環境である。
(例)読書中に、スマートフォンが鳴ったりほかの人から話しかけられたりしない環境にいる。

 

「集中力が続かない……」とお困りなら、勉強がはかどる方法として、上記3つのテクニックを意識してみてください。

 

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