今日は、前回に引き続き個別指導のメリット・デメリットになります。
メリットの“生徒一人一人に合わせた授業が可能”のポイント一つ目が“生徒の間違えた問題を解説出来る”でしたね、今日は二つ目で“振り返りの授業が可能”ですね。例えば前回同様に数学の方程式で考えると中学生では3つの方程式を習います、中1で一次方程式、中2で連立方程式、中3で二次方程式となっていきます。例えば、中2で連立方程式をやろうとして、加減法でも代入法でも最終的には文字を1つにして一次方程式にして解いていきますので、一次方程式は出来る前提で授業がすすみます、でも生徒によっては一次方程式の解き方を忘れている生徒もいます、その前の正負の数でのマイナスの計算を忘れている生徒や小学校の分数の計算を忘れている生徒もいます。では、この小学校や中1の内容を忘れている生徒に対して中2の連立方程式の説明してすすめていき理解していけるでしょうか?正直、難しいですよね、その生徒にはまず、小学校での分数の計算方法や中1の一次方程式をやって思い出してもらう必要がありますよね、その上で連立方程式の説明を行うことで、ついて来れるようになっていきます。この振り返りが出来るのが個別指導で学校や集団の場合は、全員の躓いているところを一人一人に合わせて戻って授業していくのは物理的に無理でここまでの範囲は理解している前提ですすめていかざる得ないのです。数学が嫌いという生徒で多いのが学校の授業についていけなくなってしまっている生徒で本人のやる気がないとかではなく、ここまでの範囲を理解しきれていないのにすすんでしまった結果、授業の内容が理解できず数学が苦手となっている生徒が多いです。数学が苦手と言っていた生徒でも意外と躓きを解消してあげる解ける問題が増えていき、苦手を克服していける生徒も多数います。