教室ブログ

2024.11.17

中学受験の成功・失敗

今回は、中学受験に関してです。
もう私立中学の受験も関西では80日を切り、いよいよ追い込みの季節となりました。
志望校も日程表や偏差値を見ながらどこを受験して行こうかと考えられている時期かもしれませんね。
今日は、中学受験の成功と失敗を考えてみたいと思います。
受験生の親御様からはふざけるなと叱られてしまうかもしれませんが、合格=成功、不合格=失敗と考えてはいけないと思います。志望校に合格できたからこの受験は成功かと言われると決してそうではないケースもあります。特に中学受験ではお子様も小学生から中学生に変わるタイミングである為に親御様のサポートも必ず必要になり、親子でこの受験に向けて遊びたい、遊ばせたいという思いをおさえて勉強して日々があったと思います。ようやく入試を終え、無事に合格、一安心で今までおさえていたものを開放し、ゲームにスマホに自由に遊び放題、、、中学に入ったら変わるだろう、まあ大学受験まで6年間あるから、と思っていると折角頑張った学力がみるみる下がり、内部進学できないなんてこともよくある話です。中学受験は、決してゴールではなく、中間地点であること認識しておく必要があります。遊ばせてあげたいし、我慢していたのだから自由にさせてあげたい親御様の気持ちもわかりますが、受験後の2月3月の過ごし方を少し考えて欲しいと思います。当然、受験前ほどの勉強時間をやる必要はないと思いますが、折角積み重ねてきた勉強できる体力や習慣を0にしてしまう事ほど勿体ないことはないと思います。なので、特に合格できた場合には、いつから中学の勉強を始めるのか、継続して通えるような塾であれば、週1回だけでも通い、中学の準備をこの2月・3月で初めていければ、入試時の学力を維持、向上できるチャンスでもありますし、中学に入り周りに差をつけられない準備をしておくことは必要なことになります。折角、頑張って入った中学でついていけなくなってしまい、勉強を諦めてしまうことこそが受験の失敗と言えるのではないでしょうか?逆に、入試には不合格ではあったが、この受験を通して勉強する習慣や自分の得意、不得意を把握しておけることは、今後の高校受験や大学受験にも絶対に活きてきます。こちらも合格者同様に2月3月の過ごし方を考えてみて欲しいです。受験は不合格となり、地元の公立中学に進学となった場合には、受験をしていない生徒も大半で、おそらく小学生時点での学力は受験経験者の方が高いと言えるでしょう、しかし、受験していない生徒で塾等の入塾するタイミングで多いのはこの2月3月でもあります。中学に向けての勉強を始めて行っていますので、小学生では習わないことを始めていきます。気がつけば、中学の内容では追い越されているなんてこともあり得ます。
中学受験の成功と失敗は、受験後の2月・3月の過ごし方で受験の結果だけでなく変わってくると言えると思います。中学受験はゴールではなく、中間地点であり、入試の結果だけが受験の成功と失敗とは言えないことを残り100日を切っているからこそ考えてみて欲しいです。

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