子どもは時に、大人をハッとさせるような疑問を投げかけてきます。その疑問に答えようとすればするほど、「この答えは子どもに響いているの?」「ちゃんと納得できた?」と不安になってしまいます。いつの時代も大人を悩ませる子どもの疑問、「どうして勉強しないといけないの?」について、考えてみました。
誰もが、「どうして勉強しないといけないの?」と聞いたことはあるかと思います。すると、このような答えが返ってきたのではないでしょうか。
「いい大学に入るため」・「今のうちに勉強しておかないと後で苦労するよ」・「なりたい職業につくため」
確かにその通りです。大人になると、学生時代にしっかりと勉強することの大切さや意味を実感することも多いです。ですが、その回答で子どもは本当に納得し、勉強に対するモチベーションが上がるのでしょうか?
「「将来のためだから」と言われても、たいていの子どもは何年・何十年も先の自分の “将来像” をイメージすることなどできないので、あまり良い答えではありません」
では、どのような答えがいいのでしょうか?
「勉強は自分の窓を開けるということ。学ぶことで、今まで見ていたものとは違う何かを見ることになり、視界を広げるために学ぶ」
「好奇心や思考力、表現力を伸ばすため」
「新しいことを考えたり、新しいことを身につける方法を学ぶため」
これらは、ほんの一例です。もしお子さんが納得できなければ、親子で一緒に考えてみるといいかもしれません。お子さん自身が勉強の意味について深く考え、向き合うことが、答えを導き出す唯一の方法かと思います。
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