教室ブログ

2024.10.29

ふぁいなるアンサ~??

皆さんこんにちは。WAM黒原校の米井(こめい)です。

ついこの前までは暑かったのに、急に寒くなったりと、年々四季のうちの「春」と「秋」の期間が薄れてきている気がするのは米井だけでしょうか??

そして最近よく耳にするようになった「闇バイト」の事件。

主に強盗が多いみたいですが、本当に物騒な世の中になってきましたよね・・・

でも皆さん気になりません??

なんでお金を持っている家を知ってるのだろう・・・と。

米井はめっちゃ気になりました。

※決して皆さんの恐怖心を煽るものではないですので、ご容赦下さい。

だってアルバイトを募集するってことは、普通に考えると、高額な報酬を支払ってでもそれ以上に雇い主が儲かる見込みがちゃんとあるっていうことですよね。

まぁ、ホワイトバイトと偽って募集しておいて、集合場所で初めて強盗目的と伝え、拒めば家族がどうなってもしらないぞというような脅迫をして無理強いするらしいので、本当に報酬なんか支払われているのかどうか怪しいものですが(苦笑)

それはさて置き、それでもさすがに適当に対象のご家庭を決めているわけではないように思えます。

なので、ちょっと調べてみました。

これはネットで米井が拾ってきた情報で、正確ではないため話半分で聞いてほしいのですが、どうも事前に電話しているらしいのです。

それも警察になりすまして!!

どういった事かと言いますと、まず警察を名乗り電話します。

そして、「近くで強盗被害があったので、逃走した犯人が映っていないか、ご自宅の監視カメラの映像を確認させて下さい」といったような内容のことを言うそうです。

この何の違和感もない、何気ない一言なのですが、実はめちゃくちゃ意味深い一言なんですよ・・・

いやぁ、コレ相手が強盗で、しかも電話してきた真意を知ると、めちゃくちゃ怖いんですけど、説明しますね。

※決して皆さんの恐怖心を煽るものではないですので、ご容赦下さい。(2回目)

ここで、何の疑いもなく「ハイ。わかりました。」と答えると、自称警察官が家に訪問する日時の約束を取り付けられます。

そして、監視カメラの映像を見せるために家の中に入れてしまった日にゃぁ、家の中の間取りやら家具の配置やらをチェックされてしまうんです!

仮に録画データとして玄関先での受け渡しだったにせよ、よく考えてみて下さい。

監視カメラの映像を見せるということは、その家の監視カメラの台数に設置場所、映像角度などを相手に教えることになるので、どこから侵入すれば監視カメラに映らずに強盗できるかを教えていることになるんです!!

また、電話口でもし「うちには監視カメラなんてないですよ。」と言っちゃった日にゃぁ・・・ね?もうおわかりですよね・・・・

監視カメラがない家として、強盗組織にリストアップされちゃうわけですよ!!(コワヤコワヤ)

「近くで強盗被害があったので、逃走した犯人が映っていないか、ご自宅の監視カメラの映像を確認させて下さい」というたった一言の意味深さ、怖くて震え上がりますよね。

でも、安心して下さい!

もしそういった電話がかかってきても、「あなた本当に警察ですか?」とか「お見せできません!」こう答えるだけで回避できます。

万が一、もしすでに見せてしまったというような方がいらっしゃったら、すぐに警察に相談しましょう!

組織ぐるみの犯罪者というのは、同じ穴のムジナ的な感じで横のつながりも持っていますので、セキュリティ意識が低い家・騙しやすい家としてリスト化したものを情報共有していて、詐欺被害など違った犯罪の対象になったりすることも多いそうです。

(裏社会では、主に高齢者宅が多いそうですが、タンス預金の有無や部屋の間取りなどが詳細に記載されてある、闇リストなるものが売買されているみたいです。)

※あくまでもネット情報ですので、話半分でお願いいたします。

ちゃんと警察に相談しましょうね。

 

塾の教室長なのに、ナンデ米井はこんな変な話をするの??って疑問に感じた方もきっといらっしゃるでしょう!

では、ここからが本題です!!

米井が今回お伝えしたいのは、決して人を信じるなというお話をしたかったわけではございません。

自身の考え方に対して、「本当にそれでいいのか?」「自分でも気付かない思い込みの罠に陥っていないか?」そういった自問自答をクセづけてほしいということです。

 

それではいきなりですが、皆さん托鉢(たくはつ)というのはご存知でしょうか?

昔は商店街や駅前など人通りの多いところでは、割と見かけたりしたのですが、最近は殆どみかけなくなりましたね。

(お坊さんの世界にも働き方改革やらコンプラ的なナニかがあったりするのかな・・・)

托鉢とは、黒いお椀みたいなのを持って、厄払い用みたいな鈴をチリンチリン鳴らして、何か恵んでもらうよう人に物乞いをする修行のことです。

←こんな感じ

 

ではここで一つクイズです!(デッテッテ♪)

この托鉢ですが、一体誰のために行われている修行でしょうか??

(チッチッチッチッチッチッチッチッチ・・・)

皆さんどのような答えが出てきたのでしょうねぇ?!

お坊さんのためやら、お寺のためやら、はたまたお釈迦様のためやら、きっと色々なことを考えられことかと思います。

ですが、正解は皆さんのためなんです!

「は?どういうこと??」と思われた方もいらっしゃるかと思うので、解説しますね。

仏教において、人に施しを与える行為というのは、徳が積める行いの一つなんだそうです。

そして徳を積むと、寿命が伸び、幸運を呼び寄せ、死後もいい世界に行き生まれ変わることができる、とされているんですね。

ナニソレ!めちゃくちゃいい事ずくめやナイカァ~イ!!って感じですよね。

ですので、当然みんなエブリバディが徳を積みたくて積みたくて、そりゃぁもう積みまくりたくてウズウズしているんですよ!!

でも、徳を積む機会がない!!

ですが、そんな徳を積みたたくても積めない状況に困っているあなたに朗報です!

チャラララチャッチャチャ~ン♪

たくはつたくはつ~♫

そう!施しは相手がいないとできない行為ですので、お坊さんが物乞い役を買って出ることによって、私たちが施しを行う機会をくれているというわけなんです。

とても有り難いことですねぇ。

その証拠に、ちゃんと托鉢の意味を知っている方は、お坊さんの方に「ありがとうございます」と言って金銭をお椀に入れるんですね。

逆に、托鉢をしているお坊さんに施しをしたとしても、お坊さんの方から「ありがとうございます。」とは言ってもらえません。

都心部では見かけなくなったこの托鉢ですが、京都や奈良に行くと今でも見かけるみたいですね。

どうです?

無意識のうちに思い込みにとらわれていることに気付けましたでしょうか??

 

勉強において、この「自分が導き出した答えが本当に正しいのか」や「先入観や思い込みにとらわれていないか」といった、ある種俯瞰(ふかん)したものの見方をする自問自答は非常に重要です。

テストが終わった当日に、生徒さんから「先生、今回のテストめっちゃできたかも♥」と嬉しそうな顔で言ってくれて、「お!めっちゃ凄いやん!!」ってやり取りがあり、いざテストが返ってきて点数を聞いてみると、撃沈していたりすることがたまにあります。

生徒さんと一緒にその原因を探ってみると、勝手に早とちりして問題を誤解し、間違った捉え方をしていることが理由だったりします。

いかに思い込みが怖いかということですね!

これはでも、私を含め大人も一緒です。

例えばご入会に関するご相談で、保護者の方から、「急がなくてもまだ塾に行かせるのは早いかな」といったことがよくございます。

しかし、勉強を始めるにあたって「早すぎる」なんてことは何もないです。

一時期、一世を風靡(ふうび)した某○○先生の「いつやるの?」「今でしょ!」ではないですが、早ければ早いほどお子さんのためにとっていいです。

というか、本当に「今でしょ!」一択です。

 

さて、それでは更にここで皆さんに宿題クイズです!(デッテッテ♪)

米井は、仕事だからそうやって早く入会させようとしているのか、本当に子どもちゃんの将来のことを思って今すぐ始めた方がいいと言っているのか、どちらなのでしょうか?

冒頭の闇バイトのお話ではないですが、しっかりとご自身の答えが本当に正しいのかどうか、ぜひ教室にいらして、生で米井とお話をしてみて、その答えを出して頂ければと思います(笑)。

以上、今回のブログが、どうか皆さんが思い込みにとらわれず、自問自答するクセづけとなる一つの機会になれば幸いです。

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