こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
「自分への執着」とはどういう事でしょうか?
スピリチュアル界隈などでも「自分を大切にしましょう。我慢する事は波動を下げます」なんて言います。この考え方は半分正しいですが、半分間違っています。
自分を大切にすることはとても大事です。しかし「大切にしすぎる」のは良くありません。
「大切にすればするほどいいんじゃないか?」と思われるかもしれませんが、よく考えてみて下さい。
例えば「熱い真夏の日に日焼け止めを塗って水分を取って、ちょっとでも汗をかいたらまた水を飲む」という事を程々にするのはいいのです。しかし汗をかいたからと言って過度に水分補給をしていたらどうでしょう?お腹を壊しますよね。
塩分が必要だからと言って絶えず塩を舐めていたら「それは塩分摂りすぎだよ」と言うと思います。
程々でいいのです。自分を大切にするという事も程々でいいのです。
理科の授業で人体について習ったと思います。内臓があり骨があり筋肉があり血が流れている。右手を上げようと思えばすぐに上がります。
それを「よし、右手を上げるぞ!せーの・・」なんて言いながら、考えながら上げなくてもいいのです。人間の身体はおおよそ何も考えなくとも生きていけるように出来ています。
毎日三食、お腹が空いたらご飯を食べたいと思う様に出来ています。食べたものを胃で消化して腸で吸収し、不要なモノは排泄されるように出来ています。
それ以上の事はしなくていいのです。人間とは欲深い生き物ですから、その「当たり前」に気付く事が出来ません。
自分を大切にしすぎるという事は「生きる事への執着」に繋がります。生きる事に執着をするという事は「我」が強くなるという事です。
「我」が強いという事は周りとの調和が出来ないという事です。困りますよね?
自分らしく生きる、しかし「自分らしさ」に執着しないという事。この「自分」と言う感覚は人間だけの感覚です。飼っているわんちゃんやねこちゃん、庭先の昆虫や海の魚たちには「自分」と言う感覚がありません。
次回に続きます。
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