こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
個人主義を「自分のやりたい放題」と勘違いしている方が居ます。そのような方はこの「自分らしさ」を見直していただく機会として捉えてみて下さい。
自分らしさを語る前に人間関係について整理してみましょう。人間関係とは親兄弟、友人知人に限った事ではありません。例えば今日行ったコンビニの店員さん、クリーニング屋の店主さん、飲食店のウェイターさん。家から一歩外に出れば人間関係が始まります。
このように「自分以外の誰か」その全てが人間関係であると思って下さい。今回はそのようなとても広義なお話です。
「自分らしさ」とは何でしょうか?自分らしく生きる。自分らしく生きたい。自分を押し殺して生きるのはイヤだ!なんていう風に言う方もいますが、その感覚は少しずれているかもしれません。
「自分」という感覚がありますね。人間には「我」があります。「我」とはどのような感覚かと言うと「この私がこの宇宙で一番大切にされなければならない」と言う感覚です。
この「我」を押し通す生き方。人間関係を差し置いて「自分らしさ」を貫いたとき、人間関係がうまくいかない、人は困るように出来ています。
では、どうすればいいのかと言うと「自分らしくなくていい」という事です。この「自分」という感覚を大切にし過ぎない生き方をしてみるという事です。
例えば、今日の晩御飯はハンバーグが良いと思いますね。しかし、家族の中に昼ご飯がハンバーグだった人が居た時「僕はハンバーグが食べたいんだ!それが自分らしい生き方だ!」なんて思わないようにしましょうという事です。
ハンバーグが食べたいのはわかります。周りとの調和を考えた時、「じゃあ来週はハンバーグにしよう」と家族と約束をすればいいのです。
自分が我慢するのではありません。ハンバーグは食べたらいいのです。しかし「時を見直し場合を考える」という事です。子供にありがちな「僕はハンバーグが良いんだ!」と感情が高ぶり、我を先行した考えのままに生きていると大人になって困るという事です。
また、極端な自己犠牲もいけません。このような生き方を「ろうそくのような生き方」と言います。「自分」を差し置いて周りを優先する生き方。自己犠牲をすることが美徳であるというようなイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、それは人間的な生き方ではありません。
そして「自分を大切にしすぎる」のは良くありません。それは何故かと言うと「自分への執着」となるからです。少し難しい話題になってきましたか?
次回に続きます。
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