教室ブログ

2024.09.30

モスキート A GOGO!

皆さんこんにちは。WAM黒原校の米井(こめい)です。

私の勝手な体感かもしれないのですが、今年の夏は蚊が少ないような気がしておりました。

が!しかし!!

ここ最近になってやたら蚊にかまれる気がしております。

ということで、今回はそんな蚊について書いてみようと思います。

 

これは割とご存じの方も多いかもしれないのですが、皆さんは「人間を最も死に追いやっている生物がなにか」ご存知でしょうか。

この流れならおわかりかとは思いますが、そうです!「蚊」なんですよね。

そんな「蚊」についてなのですが、割とまだまだよくわかっていないことも多いみたいですね。

何年か前に、日本の高校生が蚊にかまれやすい体質について世界的大発見をしたということで話題になったのを記憶しております。

彼の発見によると、人間の足の裏にいる菌の種類が多いほどかまれやすいそうです。

そして、更に研究を進めた結果、肌の水分量も関係があることがわかったというので驚きです。

ぷるぷるお肌ほど狙われやすいそうですので、美肌の皆さんは要注意ですね!

 

ちなみに蚊が人をさすまでの流れなのですが、まずは二酸化炭素の匂いで近づいてくる(10mほど)そうです。

蚊は人間では探知できない二酸化炭素の匂いを嗅ぎ分ける嗅覚を持ってるんですねぇ、驚き!

次に視覚と体温を感じ取って標的を捉えるそうですね。

細かい話でいうと黒い服や血液型がO型だったり、そもそも遺伝子として蚊に刺されやすいものもあるってんだから、更なる衝撃ですね!!

ちなみに米井は蚊にめっちゃくちゃかまれます!!

そうです!見事にO型です!!

(アラヤダ美肌自慢じゃないですよ・・・うふふ)

 

そして、蚊が見事人間様の肌に着陸してからもなかなか凄いんです。

というか、もはやこれはもうちょっとしたオペですよオペ!

まず6本の針を駆使して、

・1本の針は唾液を送り込みます

・2本の針はギザギザしたノコギリ状で、皮膚を刺します

・1本の針は血を吸うポンプの役割をしています

・2本の針は血が漏れないように両側からフタをするためにあります

といった具合で、文字だけ見ているとなんともなかなかグロテスクなスプラッター映画のようですね。。。

何より、個人的にすごくやらしいなと感じたのが、一番最初の唾液を送る工程です。

ここでどういったことが生じるかといいますと、刺されていることに獲物が気づかないよう麻酔効果を生み出しているんです!(オーマイガッ)

そして、血液には血小板(出血した際に血を止めるために固めるためのもの)というものがあるのですが、この蚊の唾液でもって血液を固まらずにサラサラにすることにより吸血可能にするっていうのですから何とも恐ろしい。

で、この血を固めないための酵素こそがあのやらしいかゆさの原因なんですよねぇ。(プンプン)

最悪血は捧げますのでどうかかゆくしないで下さい。

おねげぇしますだ・・・

 

とまぁ、蚊の凄さが色々伝わったかと思うのですが、ここで更に蚊に関する興味深いお話を一つ。

夜中寝ようと布団に入ると、耳元で「ぷ~~~ん」・・・

嫌ですよねぇあれ!

でもちょっと不思議に思いません??

他の虫って飛んでてもあんな音しないですよね。

実は蚊の羽ばたき方は他の虫と違ってかなり特殊なんです。

ざっくり言うと、他の虫よりも短いストロークで小刻みに、かつ何倍も速い高速運動しているんですね。

そして単純に上下にだけパタパタしてるのではなく、3次元的な動きで特殊な立体運動をすることにより独特な気流を利用した飛び方をしているのです。

蚊の正体はなんと気流使いなんですよ!!(マジスゲェッス)

にっくき蚊をしとめようと手でパチンとしようとしても、華麗にかわされることないですか??

あれも、触角についたジョンストン器官と呼ばれる場所で、3〜4センチ先の気流の乱れを検知できるため、わずかな空気の流れも読み取ることができる「超高感度センサー」が、蚊の身体に備わっているからです。

いやぁ、もうここまでくると「恐れ入りました」ですね。

しかしそんな気流使いさんのおかげで、近年何かと話題のドローン技術などにいかされているので、「ありがたや」です。

それでもまだまだ昆虫の飛行における仕組みには、かなり謎が多いとされていて、今後の研究に期待って段階みたいです。

ちなみに、一昔前まではクマバチが物理学的に飛行可能な構造ではない(体の大きさに対して羽が小さすぎる)ので、「僕は飛べるんだ!だってハチなんだから!!」という思い込みで飛んでいるのではないかという、なんとも笑い話みたいな真面目な説があったほどですから、なんでも知ってる風なドヤ顔している人類なんてまだまだ未熟者ですよね。

今では空気の粘性を利用してクマバチは飛べているという解釈のようです。

そんな「蚊」の生態についてのお話だったのですが、少し前までは非科学的だと一蹴されていた「昆虫宇宙起源説」といったものが、生命の起源とされている海に昆虫がいない不思議などを理由に、割と大真面目に研究されているみたいですね。

興味がある方はそちらも是非調べてみてください。

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