教室ブログ

2024.09.26

外国語教育あれこれ

WAM高見校では,10月6日の第2回英語検定に向けて,8月以降4名の生徒が対策講座を受講してきました。本年第1回検定では,本校の英検専任講師の下で鋭意学習を積み重ねてきていた生徒が,初回で2級合格を果たしています。今日,TOEFLと並んで英検取得が重用されており,学習塾に限らず,各学校でも受検が推奨されるまでになってきていることはご存知のとおりです。

私が学校教員(公立小学校)の頃,「総合的な学習の時間」の中で英語教育が導入され始めています。導入はすんなりと行われた訳ではありませんでした。当時の学校現場では様々な受け止めがあり,小学校国語科で担う言葉の教育に外国語が入ると,子どもにとって国語によって培ってきている言葉の学習を妨げるのではないか,英語だけを対象として外国語教育を実施してよいのかなど様々な意見が交わされていたことを思い出します。

今では,中学生と違って,小学生から英検受検となると,ReadingやWritingにやや苦労しますが,時間をかけて取り組んでみると,次第に”わかった!”が増えて行っている様子が手に取れます。また,中高生にとっては,学校テストとは違う資格テストに向け英語の力を意図的計画的に伸ばせる良い機会のように感じます。
上述の2級合格生は旗国子女ですが,中2までは現地公立校で週6回の英語授業を受けていたそうです。このこともあってか,英語の学力は現在の学年レベルを相当超えているばかりか,加えて入塾して半年あまりにもかかわらず,来年2月には日本語で入試問題にも挑戦するために国語学習を積み重ねているのです。

言葉の学習に係って,母語の基礎的基本的な力の伸長期に当たって一定の配慮は必要とは思います。しかし,上述のように当教室の生徒たちの英語(日本語)の学習の様子を観る限りでは,機会あるごとに体系化された様々な”非母言”を読み書きしながら知識を蓄え,知る喜びを体得する一定の期間が持てることは,生徒の成長に寄与していると実感する今日この頃です。

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