こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
前回は生徒が入塾をした原因は当然「私ではない」いうお話でした。
そうです。ありとあらゆる準備をし、ありとあらゆる気を使い、ありとあらゆる提案をしたとしても、その結果は「私のモノではない」という事です。
もっと言うと、「この入塾の結果は私の成果だ」という事自体が大変おこがましく、不誠実で傲慢なお話だという事です。
結論ですが、私たち人類は「結果」に対して関与する事が出来ません。ありとあらゆる人間関係が作り出した結果を「私が頑張った」と言いたくなるかもしれませんが、その結果はあなたのモノではないのです。
では、私たちは何に関与できるのか。それは「プロセス」つまり「過程」においてのみ、関与が出来るという事です。
例えば勉強のお話、「成績を上げる」という点においてのお話をしますね。勉強するからには成績を上げたい!テストの点数を取りたい!と思いますよね?
実はそれはあなたの手で叶える事ではありません。「テストの点数」を「上げる」という結果を求めた時、それは叶わないという事です。・・ショックでしょうか?
なぜなら「テストの点数」を「上げる・上がった」という結果に対して、あなたは関与できないからです。
学校のテスト用紙は学校の先生が作りますよね?どんな問題が出るかもわからないのです。もっというと明日登校すると「学校が無い」かもしれません。その建物は誰が建てましたか?きっとあなたではありません。
テスト用紙の「紙」を下す全世界の業者が紙を製造し無くなったら?あなたが持つその鉛筆の木がなくなったら?
これは極論のようなお話に見えるかもしれませんが「真理」です。
あなたがもし「成績を上げたい」という結果を望む時、あなたはその「プロセス」にしか関与できません。テスト勉強・塾の授業・学校の授業・自習室の活用。ありとあらゆる手段を用いて「プロセス」を充実させる事。プロセスを愚直に誠実に丁寧にこなすという事しかあなたに出来る事はありません。しかもその「結果」の信ぴょう性はとても曖昧で不確かなものだという事です。
もっと言うとそれをしても結果を迎えられないかもしれません。これも大変ショックなお話に聞こえるかもしれませんが、真理です。
学生の皆さんが「成績を上げる」という結果を迎えたいのであれば、その確率を限りなく上げるという方法しかありません。プロセスを出来る限り充実させて、結果を「待つ」しかないという事です。
これはとてももどかしく、何とも言えない不条理な感覚を持ってしまうかもしれませんが、真理です。
余談ですが、もし学習塾において「私が受験合格させたんだ」という塾長が居た場合、嘘をついていますから、よーく観察して下さい。なぜなら受験合格したのは「その子」だからです。
その子が頑張って頑張って、出来る限り受験合格と言う夢を叶えるために確率を上げた「結果」に過ぎないからです。
もちろんその塾長も一部貢献したのは事実でしょう。しかし「ごく一部」であるという事です。24時間365日張り付いて生活していないはずです。もししていたとしても、勉強を頑張ったのは「その子」であることは間違いないでしょう。
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