成功者には特徴と共通点があります。努力家であることはもちろんのこと、それ以外に9つの特徴があります。
成功している人には読書家が多くいます。そのジャンルも幅広く、自らの専門分野外の書物も積極的に読みます。それはインプットした情報をすぐにアウトプットすることで、自らに役立てるためです。結果を出すためには圧倒的な情報量が必要です。その手段として読書は最適です。
一流スポーツ選手などの圧倒的な努力をしたもの同士の戦いでは、紙一重の『わずかな差』により勝敗が決まることがあります。『わずかな差』とは努力の先にあるものです。わずかな違いで、その後の結果に大きな差が出てくる事を『ウイニングエッジ』といいます。競馬の世界では、1着と2着の差が鼻の差であっても、賞金は数倍も違ってきます。しかし、競走馬の実力差は、賞金の差ほどはありません。文字通り、鼻の差なのです。
成功者の多くは『強い信念を持つことが夢の実現につながること』を知っています。『信念』とは自分にとって正しいと信じる考えであり、行動のエンジンとなって周りを牽引する力を発揮します。時には、自己中心的・自分勝手などの印象を周りに与えてしまい、『孤独』を感じる事もあります。しかし成功者はそんな『孤独感』に負けることなく、『目標達成』という『信念』を持ち、1人でも進むのです。その覚悟が本気であれば、自然と仲間は集まってきます。『一匹狼』とは、群れから外れても孤独に負けない覚悟を持って進む人のことをいいます。
今起きているマイナスな体験は、自分次第で未来に繋げることができます。例えば、会社員生活をする中で、マイナスな体験といえば『転属』などの配置転換があります。今までの慣れた環境から変わるのは気持ちが沈むものです。しかし、この『転属』をマイナスと捉えることなく、新しい知識や経験を積むチャンスと捉えることができる人こそが、成功者となる人です。『転属』の理由もさまざまあると思いますが、一時的な評価で自分を決めるのではなく、新天地での新しい成長を期待することが、将来の糧になることを成功者は理解しているのです。
成功者の多くは一夜にして成功を掴んだわけではありません。大きな目標に対して、日々努力を積み重ねることで達成できると信じ、それを継続しているのです。
自分のレベルを上げたいと望むなら、今の自分よりもワンランク上のコミュニティに入るべきです。自分にとっての居心地の良い場所は、必ずしも成長に適した場所ではありません。成功者は、身を置く環境の重要性を分かっています。今自分のいる場所は、自らを成長させてくれる場所ですか?
何かが起きたとき、人のせいにすることは簡単なことです。しかし、このような発想を続けている限り成長や進歩はありません。成功者は、上手くいかなかったときに、「自分がもっと工夫すればよかった」と考えます。他責ではなく、自責の発想こそが成功者たちの共通点なのです。
大きな目標を立てると、必ず現実との「ギャップ」を知ることになります。では、成功者はそのギャップを埋めるためにどのようなことを考えているのでしょうか?それは、「自分ならできる」と信じることです。まずは、自分自身が「できる」ということを信じなければ、目標を達成することは不可能だからです。「どうせ無理だ」などと言っていたら前に進むことは出来ません。「できる」と信じ、圧倒的な努力で目標達成に向けて実行した人こそが、成功者に近づけるのです。
心理を理解しても、そこに信頼関係がなければ仲間の成長はありません。多くの成功者はそのことを十分に理解しているからこそ、人間的魅力に磨きをかけているのです。